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ノープラン 〜異世界冒険〜  作者: ジャガさん
冒険者 〜更なる高みを目指して〜
20/115

第二十プラン 受付さんからの提案

〜祝20話〜


*前回のあらすじ*

ミノタウロス倒したぜ。


***


ダンジョンですミノタウロスを倒してから一週間が経過した。一週間ダンジョンに入り浸り、魔物を倒しまくった。気が付けば、到達階層は八階層だ。ミノタウロスなどの強力な魔物が出てくる。


そのため、準備などは欠かせないし、ダンジョン探索が終わっても特訓をしたりもしている。だがまだ八階層。

十五階層には遠い。早く行こうと焦りの気持ちも出てくる。

そんな中、受付さんがある事を提案してきたのだ。

その提案とは……。










***





現在はお昼頃か。窓から聞こえるのは街からの声。それは止まることを知らない。そんな中俺は宿屋のベットでだらけている。宿屋のベットは三人分のベットが横に並んでいる。奥からエレン、俺、レルだ。指を少しも動かさずに、まるで空気の如くいようとする意気込みがそこからも見て取れる。俺以外は誰もいないこの空間で俺はこの時を満喫していた。



…………え?何をしているって?それは休息だ。受付さんに提案されたのが休息。理由は張り詰めすぎると肝心な時にミスをするとかなんとか。まぁ、連日ダンジョンに潜っている俺達を休憩させたかったのだろう。

疲労の蓄積は死を招く。ゴーゴさんが言っていたっけ。

……あれそうだっけ?


あやふやな記憶を探っているとガチャと音によって思考が切られた。音がなる方を見るとレルとエレンがいた。

俺を見てレルが不機嫌な顔になる。流石に一年も一緒に依頼を受ければ顔色ぐらい分かる。


「ねぇ、クモ。何してるの?」

「え?ダラダラしているんだけど?何か?」

「うん、すっごく言いたいことがあるの。ダラダラしたいからって三人分のベットの上に転がることはないでしょーーー!!!」

レルの雷が落ちた。レルの言う通り俺は三人分のベットの上に跨って寝転がっていたのだ!!!


「なぁ〜レルよ。流石にそれで怒るなよ。可愛い顔が台無しだぞ?お?」

「うるさい!さっさと自分のベットに戻れ!」

「へいへい」

仕方なく俺は自分のベットに戻った。

ベットに戻り、二人に疑問をぶつける。


「そう言えば、二人ともどこに行っていたんだ?」

「消耗品の調達と言えばいい?」

「あ〜ね」

消耗品の中にはポーションや包帯など命の危機に関わってくる物がある。中には社会的に死なない為のものもあるが。

それでも重要なものたちだ。


「お疲れ、お二人さんはこれから何すんの?」

「お昼ご飯でも食べようと思っているの。当然でしょ?ヒバナの街のご飯は食べたことがないから楽しみだな〜」

レルは顔を輝かせている。


「エレンは?」

「俺もレルについて行こうかと」

「じゃあ俺も行くぅ!!!」

俺達はパーティーで外食に出かけることにした。


***


街に出ると人が大量にいた。それはあまり行ったことないが東京とかそんなレベルだった。

人混み酔いに弱い人は酔いそうである。


「どこに行く?私のオススメはステイキン!ステーキ屋さんだって!!!」

レルがとびきりの笑顔で言ってくる。他のを言っても譲る気はなさそうな笑顔だった。


「レルのオススメで良いよ」

「やったー!!!」

レルは喜びながら道を進んだ。


道を進み、目の前にはステイキンという看板が見えた。店の前から美味しそうな肉の匂いがする。

中に入るとさらに肉の匂いが強くなるし、匂いだけでヨダレが口の中から湧き出でくる。


「へいらっしゃい!!!何名様ですか!!!」

店の制服を来て出てきたのは筋骨隆々な青年だった。


「三名です」

「三名様入りました!!!ささ、こちらです」

店員に案内され、席に座りメニューを渡される。メニューを見るとどれもが美味しそうだ。


メニューが決まり、店員さんを呼ぶ。

「すいませーーーん!」

「はいはい、メニューは決まりましたか?」

「えーとこれとこれとこれとあとこれも」

「はい、かしこまりました。お値段は二千五百マリモです」

注文し終わり、メシが運ばれるのを待つ。あまり時間は経たずに運ばれてきた。

鉄板の上に乗った肉はジュージュー音を立てながら肉汁を出し、湯気を立て、その湯気パンチ食欲をそそるものだった。


「お待ちどうさま、ステイキン特性ステーキ!たんと召し上がれ!!!」

「いただきます!!!」

手を合わせ、ナイフを肉に入れる。そうすると肉汁が中から溢れ出てきた。そのまま熱々の肉を口のなかに放り込むと、肉汁が口の中を包み込む。


その波に飲み込まれるがまま、手が止まらない。気がついたら肉が無くなっていた。

食われた肉のことに感謝しながら手を合わせた。

「ご馳走様でした」

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