109/115
第百七 チクセ村出発
マジで短いです
*前回のあらすじ*
手合わせをした。
***
日は沈み夜になっていた。
「レル……明日にはここを出発するのか?」
「うん。出発するよ。次は首都"ニョライ"だって。一週間ぐらいかかるんだけど行くらしいよ」
一週間か……遠いなぁ……。
「とりあえず宿に帰るか」
「うん」
宿に帰って寝た。
***
朝、ラグザの家の前。
ラグザとトウカは見合っていた。
「もう行くのか、またな刀加」
「またなラグザ!」
二人は振り返ることなく進む。
馬車に乗り込み、馬車はガタガタと進む。
村はだんだんと小さくなっていく。
「今度会う時はもっと強くなっているんだゾ」
「そうだな。"和の国"の帰りにはもっと強くならないとな」
次の目的地は首都ニョライ。
そろそろ和の国が見えてきた。