表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ノープラン 〜異世界冒険〜  作者: ジャガさん
いざ、"和の国"へ!!!
102/115

第百プラン ガレ村その三


*前回のあらすじ*

雲の使い方を考え始めた。


***


太陽が真上にいる頃、クモは試し打ちしようとしていたが、

「クモ〜、ご飯だよ~」

とレルから声がかけられる。


「え!?もうご飯?わかった」

俺はご飯を食いに移動する。


***


「はぁ〜、お腹いっぱい。ご馳走様でした」

「ご馳走様でした」

宿屋にて、レルとエレンとリバーと俺でご飯を食べた。

いっぱい食ったなぁ〜


「じゃあ、トレーニングしてくるね」

「うん、行ってらっしゃい」

俺は村のハズレに向かった。


***


トレーニングをしていると、夜になってしまった。

「疲れたぁ~。いい感じになって来たな」

「クモ〜、そろそろ帰って来て〜」

またまたレルが俺を呼び出して来てきた。


もうそんな時間か。時間が経つのは早いなぁ。

明日の朝にはこの村を旅立つ……この村の出来事は……

村人が……筋トレ……。

いや、いや、他にもあるはずだ……いや、

筋トレしかねぇ……

筋トレしかねぇよかよ!?

なんだったんだろうか……いや、ね?

ほら、トレーニングはしたよ?けど村人ってなるとね?

筋トレしかねぇんだよなぁ……悲しいなぁ……


そんな事を考えている間にも時間は過ぎていく……


***


チュンチュンと鳥が鳴いている。

朝日が昇り、皆を照らしている。

馬車は村を出発して、次の目的地に向かい、歩いて行く。

次の目的地はトウカの育った村だそうだ。

「トウカ、村の名前は?」

「村の名前は、チクセ村っていう村なんだゾ」


次の目的地はチクセ村だ。

トウカの育った場所。どんなのかが、嫌でも気になるな。

馬車はガラガラと音を立てる。


馬車の中では「楽しみなんだゾ」

とトウカは足をばたつかせ、ウキウキしている様子が見て取れる。


トウカは

「待っているんだゾ、ラグザ」

誰かに、思いを込めた。


***


クモ達がガレ村から旅立つと同時刻。

チクセ村、ラグザの家。

「ハックショッン!!!」

ズズーと音を立てて、鼻をすする。


「なんだぁ、風邪か?それとも誰か噂してんのかぁ?」

頭をポリポリとかきながら、独り言をする。


「まぁ、しょうがねぇよなぁ……冒険者ランクSのラグザ様だからなぁ」

身長は二メートルはある巨体に、筋骨隆々でがっちりとした体つきの大男、ラグザは大声で笑った。


その声は村中に響いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ