怠惰なミノムシの異世界生活
初めて投稿しますm(_ _)m
宜しくお願いします。
第1話 真っ暗な空間
「あれ、ココ何処?」
眼が覚めると、僕はよく分からない、真っ暗な空間の中にいた。
状況を確認する為に、辺りを見回そうとしたら、首が動かない。いや、首だけではなく、両手足の感覚がまるで無い。
「なんなんだろうこの状況?」
一瞬誘拐という二文字が、頭中を通り過ぎていくが、ごく普通の平凡な家庭に産まれた、タダの高校生を攫った所で、なんの利益にならいないと分かり、考えから捨てた。じゃあ誰かのイタズラ?、答えはノーである。自慢じゃないけど、僕は学校でいつも1人だ。入学式後の自己紹介で、印象に残るようにと、決死の覚悟で放ったアメリカンジョークが見事に滑り、以来人と話す事が大の苦手になってしまった。親もこんな意味の分からない事をする人じゃないし、謎は深まるばかりだ
「あ〜もうめんどくさいな〜〜!!」
あーでもない、こーでもないと、今自分に起きている事を整理しようと、考えを巡らせていた僕だか、自由の聞かない身体と、ただただ暗いだけで、何も見えないこの空間に、苛立ちをつのらせていたのだった。
その時だった。
ーピリ..ー
それはとても小さな音であったか、確かにこの空間の中に存在する何かが破ける音であった。
続く
下手くそですいません。( ; ; )