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 ソファに横たわったアルバーノの目が、ゆっくりと開かれた。けどもその目はとろんとしていて、どこか夢見心地のようだ。

 アンナから貰った薬の副作用というか、本来の効果だろう。神経を麻痺させて従順にさせる代物で、娼館に入ってきて反抗的過ぎて客にも出せないような者に使ったりするらしい。使いすぎると薬に呑まれて、常に意識が半分飛んでる状態になるそうだけど。アンナいわく、恐ろしい副作用と常習性がなければ薬じゃないでしょうとの事だ。

「…ここは?」

 眠たげな声で、アルバーノが訊ねてくる。傍に居る僕とカラを見ているようだけど、本当に認識しているかは怪しい。

「アルバーノ、ねえ聞いてもいいかい? 君は父様と仲が良いのかい?」

「いいえ、…仲良くしたい…けど。僕が良い子ではないから、…仲良くしてもらえません」

 素直に質問に答えるアルバーノ。いつもこうなら良いのに。

 薬の所為で辿々しいしゃべり方は、秀麗な見た目と相俟って可愛らしいと思う。

「父様は、セルジュばかり可愛がるし…、お祖父さまも、僕のことあまり好きじゃないみたいだ…。でもそれは、…僕が悪い子だからだけど…でも。でも僕は、父様に認めて貰いたくて…」

 どうして魔法道具を作ると認めて貰えるんだろうと聞けば、弟のセルジュの誕生日に簡単な仕掛けのオルゴールを作った時、それをセルジュが喜び、父親も褒めた。それが嬉しくて忘れられなくて、アルバーノはもう一度褒めて貰いたくて作り続けているらしい。


 それが認められる事なんてないから、悲劇だね。


「ルチアーナの事はどう思ってるんだい?」

「ルチアーナは好き…。僕を助けてくれた人…、幸せになってもらいたい」

 素直に即答するアルバーノは、僅かに微笑んでるようにも見えた。

「君がルチアーナの幸せを願うとして、君の幸せは誰が願うんだい」

「僕は幸せになっちゃいけないんだ。……お祖父さまが、お前の所為で母様が病気になったと…言った。父様も…、そう思ってる…。ごめんなさい、ごめんなさい」

 焦点の合わない目で、謝罪を繰り返すアルバーノに、カラが優しい手つきで目元を覆った。しばらくして声が小さくなり、やがて再び意識を失ったようだ。


 薬が効いてるのか、それとも連日の疲労の所為か、アルバーノはソファで寝息を立てている。もうしばらく起きそうにない。


「アルバーノの悲劇は、心臓が幼いうちに治ってしまった事だろうな」

「本当はもっと時間をかけるものだったから?」

「ヒヒヒ、それもあるだろうけどな。奴の母親も同じで心臓が弱かった。となれば、姉妹も同じ可能性がある。祖父からしたら、自分の娘を奪った男の子だけが、唯一助かった事になる。ヒヒヒ、娘を奪った男にそっくりの子供だぞ。可愛いと思う以前に、憤りをぶつけたくなるものだ」

 しかも弟の方は母親そっくりだ。ますます二人への可愛がり方に差が生まれるわけだ。

「でもゲームでもそれは同じだったんじゃないの?」

「さて、記述されてないことは俺様にはわからないぜ。でもな、予想はつくぞ。ヒヒヒ、ゲームのアルバーノは魔法が上手く使えなかった。ならこの子供は自分の娘と同じく若くして死んでしまうかもしれないと、祖父は思うだろうよ。そうなりゃ、憎らしさより同情がでかくなるものさ。間違いなく、この世界のアルバーノよりは祖父のあたりは優しかっただろうよ」

 そして父親の方も。宰相はアルバーノにセルジュの面倒を見るように言いつけている。けれどそれじゃ、アルバーノは誰が見ているのだろうね。

「父と上手くいかなくとも、それでも祖父はそれとなく可愛がってくれていた。だから学園に入っても、多少なりともやっていけた。そうしてヒロインとの出会いで、自己肯定ができたってわけだ。だからゲームでは、ちゃんと目標を持ててただろう。心臓を治す道具をつくろうと」

「それがこの世界のアルバーノにはないから、もっと違う欲と目標が出てきた。それであんな嫌味になっちゃったのか」

「ヒヒヒ、ありゃ嫌味なんかじゃない。ああいう態度だと父親が叱りにくるだろう。それが唯一、宰相の気を引ける方法なのさ。可哀想に、自分の子供がこっちを見てと叫んでるのに、目を逸らし続けている」


 言ったとおりだっただろうと、カラは笑う。


 アルバーノはある程度予測できる事には、あの態度を崩さないが、予想外の事が起こると狼狽えて素が出てくるのだそうだ。

 お茶を勧めたとき、アルバーノは怯えているようにも見えた。マナーがなっていないとも。さてそれを言ったのは誰なのか、予測は簡単につく。大方、父か祖父に怒られて萎縮しているのだろうね。可哀想に。


 なんて哀れなアルバーノ。なんて惨めなアルバーノ。


「宰相はなんでアルバーノを見ないのかね」

「ヒヒヒ、さてな。それは宰相にしかわからない。…今度、聞き出してみるか?」

「それは楽しいね」


 とんでもない悲劇だね、これは。僕は手に入れた書類を見て思った。ルチアーナはアルバーノの誕生日を知っているだろう。けども、彼の母親が死んだ日は知っていただろうか。

 アルバーノの誕生日。ちょうどその日に彼の母は息を引き取っている。

 愛した妻と愛した娘を失った男達には、もうその日を祝う事なんて出来やしないだろう。彼を見ることもないのだろう。


 ルチアーナはヒロインと出会うことを回避しようとしているみたいだけど、アルバーノの救いはヒロインの方にあると思うんだよね。ルチアーナがいくら好きだとはいえ、彼女はアルバーノだけの物にはならないのだから。


「ルチアーナはアルバーノの状態を知ってるのかな。どことなく父親と上手くいってない事とか」

「知っていそうなものだが、ゲーム以外の事で自分に関係ある事じゃないんだ、気付いてない事の方が多いだろうな。ヒヒヒ、それにゲームに出てくるアルバーノは十七歳だぜ。初恋なんてものは実らないっていうのに、どうするつもりだろうな」

 アルバーノの初恋はルチアーナだろうけど。それをそのままずっと想い続けるなんて、不可能だろう。手に入りもしない幻の女なんてね。

 ルチアーナの頭の中には、ゲームの期間を乗り切る事しかないのかもしれない。そして僕がもし、ヒロインにとられたら、自分が国を支えていくという頭があるのだろう。ジャンカルロやアルバーノ、そして騎士のカルロと共に。

 まあそうなると僕が平穏に暮らせないので、やめてもらおうと思うけど。



「そろそろジャンカルロも、ルチアーナとの礼儀作法の練習の時間が終わるけど」

「ヒヒヒ、まだまだお茶も菓子もあるんだ。お招きしてやれ」

 それじゃそうしようかなと、僕は頷く。まあカラがバリバリと音を立ててお菓子を食べているので、ジャンカルロが来る前に食べ尽くさないといいのだけど。


「やあ、ジャンカルロ。今日はもう帰りかい?」


 正門前のちょっとしたホールで、ジャンカルロが一人立っていた。宰相がジャンカルロを引き取ったとき、アルバーノの友人として屋敷に引き取ったので、同じ所に住んでいる。同じ馬車で帰るのだろう、だからアルバーノが居なくて困っていたってとこかな。

 僕が話し掛けると驚いた顔をしたが、すぐに頭を下げて小さな声でそうですと答えた。

 今日はちゃんと喋ってくれるらしい。

「もしかしてアルバーノを探しているのかな?」

 にこにこと笑いながら話し掛ければ、アルバーノの名前が出た途端、ジャンカルロの眉間に皺が寄った。これでも僕は王子で王太子なんだから、睨まれるのは不敬だよね。

「さっきお茶に誘ったんだよ。めずらしいバルバード領の物が手に入ったからね。今は僕の部屋で寛いでいるから、ジャンカルロもおいでよ」

 今にも詰め寄ってきそうな雰囲気のジャンカルロは、なんとか自分を抑えてくれたらしい。流石に殴りかかられたりでもしたら、庇いきれないしね。


 秘密の通路を抜けて、ジャンカルロを僕の部屋に招く。

 もうカラは姿を消して、定位置の肩に乗る小さな影になっている。


 ソファに眠るアルバーノに慌てて駆け寄ったジャンカルロは、ただ寝ているだけだという事が分かると、ホッとしたように肩を落としている。歪んだ友情かと思ってたけど、ジャンカルロがアルバーノを心配しているのは間違いないようだ。

「アルバーノが起きるまで、お茶でも飲んで待ってたらどうだい」

 席を勧めると、ジャンカルロは大人しく椅子に座った。


『可愛いレオナルド。なんだかおかしいぞ、ジャンカルロがおかしいぞ。ヒヒヒ、匂う、匂うなぁ。これは美味しそうな匂い。それですぐ近くに、ジャンカルロの匂いもする』

 さてはて、よくよく見ればジャンカルロの仕草が確かにおかしい。なんだろう、所作がどうにも彼らしくない。ルチアーナに礼儀作法を習っているとはいえ、動きまで女のようになるのはおかしな事だ。少し話をするが、違和感はぬぐえない。

 何より僕を見る目だ。


 この目には覚えがある。母様だった女と同じ、何かを決めつけるかのような目。お前はこういう奴だろうという目。





 目が覚めたアルバーノを連れて帰って行くジャンカルロを見送ると、僕はカラに向かって言った。

「それで、あれはジャンカルロじゃないよね。おかしいな、この前は間違いなく僕の世界のジャンカルロだったのに」

『ヒヒヒ、本物のジャンカルロは傍を漂ってたぜ。今は俺様の口の中だ』

 黒い影が膨らんで、ばっくりと大きな口が開いた。そこには、苦痛に歪むジャンカルロの姿がある。

「痛い痛い痛いいいいい!!?? 何だ一体何が起きた」

 叫び声が五月蠅くて顔を歪める僕に気付いたのか、レオナルド王子と叫んでいる。これは少し五月蠅すぎるので、カラに痛いのをなくしてほしいと頼んだ。


「……っ!? はぁ、はぁ。一体何が起きたんだ…」


「やあジャンカルロ。君が本物のジャンカルロだね」

「れ、レオナルド王子…!  俺の…いえ私の姿が見えるのですか!?」

 うん見えるよと答えれば、ジャンカルロは助けてほしいと懇願してきた。何が起きたのか詳しく聞いたが、分かるのは数日前に目が覚めたら突然、自分の体を見下ろしている状態になってしまったということ。そして自分の姿は誰にも見えず、声も届かなかったそうだ。だんだん意識も薄れかけていたところ、突然の痛みの後で僕に話し掛けられたそうだ。なるほどね。

「君じゃないみたいだったからね、ジャンカルロ。それで、君の体を動かしている誰かさんは、何をしたのかな?」

「…アルバーノに話し掛けてました。いつもは、あまり話したりしない仲なので、アルバーノが驚いていましたけど…」

「ふむ、ほかには?」

「私の一日の予定はほとんどアルバーノが知っているので、それの通りに行動を。…ただ、ルチアーナ様と礼儀作法のマナーについて話している時、彼女も様子が変だと気付いて」

 その辺はちゃんと気付くのだね、ルチアーナ。鋭いのか鈍いのか、どっちなんだろう。

「それで二人とも何か探るような話し合いをしていたかと思うと、手を握り合って記憶があるのですねとかなんとか…」

 これは確定かな。僕の母様もある日突然、母様以外の者になってしまったから、ルチアーナみたいに小さな子供じゃなくても起こりうる事だと思っていたし。ジャンカルロがルチアーナは凄く嬉しそうにしていたと言っている。別の世界で同郷と会ったら、それはまあ嬉しいだろうね。

「君の体は、別の誰かに乗っ取られたようだね。多分だけど、頭を強く打ったとか魔力が暴走しかかったとか、何かしらのきっかけで起こるみたいだよ、そういうの」

「王子はご経験があるのですか!?」

「僕じゃなくて別の人だけどね。話に聞いた事はあるよ」

 ジャンカルロは恐る恐るといった様子で、元に戻るのでしょうかと聞いてきた。

「さあ、わからないな。でも、努力するだけはしてみたらいいんじゃないかな。そうだ、ジャンカルロ。ちょっと聞きたい事があるのだけど」

 ビクリとジャンカルロが身構える。


「屋敷でのアルバーノはどう過ごしていた?」


 僕の問いにジャンカルロは少し考えた後で、口を開いた。


 基本的にアルバーノが朝に起こしにくる以外、特に接点はないそうだ。なぜ使用人ではなくアルバーノが起こしに来るのかは、父親が世話をしろと言ったからとのこと。律儀に父の言いつけを守る良い子だね、アルバーノは。

 ジャンカルロだけじゃなく、弟のセルジュも起こして着替えさせてと面倒を見ているそうだ。その後は、ジャンカルロは魔法の練習をしているので、アルバーノは部屋で勉強をしたり魔法道具を製作していたりで、顔を合わせない。弟のセルジュは、祖父の屋敷に家庭教師を呼んでもらっているので、日中はライモンディ伯爵のところにいる。時々そのまま泊まっているので、帰ってこない事も多いとの事だ。

 夜遅くまで部屋の明かりが付いているので、深夜まで何かやっているようだ。なるほど、アルバーノは隈をつくるほど熱心に魔法道具を作っていたのか。

「…アルバーノは本に書いてある事を暗記して、それをひたすら喋っているんです。人を見下すようなあの態度、…ライモンディ伯爵にそっくりです」

 ライモンディ伯爵は由緒正しい貴族の家柄。貴族以外の人間を見下す悪い癖みたいなものがある。アルバーノのあの嫌味な態度は、ライモンディ伯爵を真似してみたのか。

 しかし一緒に暮らしているというのに、ジャンカルロはアルバーノに対して興味がないようだ。つまりそれだけ接触がないという事で、弟のセルジュもどうやら意図的に離しているようだ。

「宰相はアルバーノの事で何か言っていたか知らないかい?」

「いいえ、普段はあまり屋敷に帰ってきませんから。…アルバーノの態度についての愚痴は良く使用人にも零していました」

 ただ自分はアルバーノとは仲が良くなかったのでと、ジャンカルロは言う。仲が良くない相手か。そんな相手に世話をされておいて、拒否するでもなく受け入れているのはどうなんだろう。まあ当人同士の問題だから、僕が口を出すことではないけど。

「…そういえば、ずっと前にアルバーノが魔法道具の材料を探して地下倉庫で荷物をひっくり返したとき、古い姿絵が何枚か出てきて。それを宰相様が見つけて、酷く怒られてました」

「その姿絵ってどんなのかな」

「茶色い髪の、私と同年代の男の姿絵でした。材料探しを手伝わされたから、片付けるのも手伝わされて。…絵の裏には『帝国留学記念に母より』と書かれたので、ロドリ家の先祖か誰かだろうと思います。けどなんであそこまで怒ったのか、いま思えば不思議です」

 ロドリ家は子爵だった。ただライモンディ伯爵の娘と大恋愛の末結ばれた宰相のピエトロは、当時はただの政務官だ。けど結婚を機に後ろ盾を味方につけ、優秀に仕事をこなし、宰相にまで上り詰めたのである。現在は伯爵の位をもらい、小さいながらも領地があった。管理は他の人間に任せきりらしいけど。

 ロドリ家の者は、ピエトロ以外は皆死んでしまっている。ちょうど流行病で亡くなってしまったのだ。長男のピエトロだけが、帝国の方の学園に留学していたので助かったのだけど。


 おやおやこれは、中々に焦臭い。


「ねえそれじゃ最後の質問だよ、ジャンカルロ。僕達が遠乗りに行った日、警護の目をかいくぐって侵入する魔法を君に使わせたのって、誰だい?」


 ジャンカルロが硬直する。

 あの日、あそこには魔法士が侵入者を防ぐ魔法を掛けていたのだ。王宮お抱えの者達だから、魔力も強く抜けがあるとは考えにくい。誰かが裏切ったか、それとも王宮魔法士以上に強力な力を持つ者が、手を貸したか。

「なんで…知って…」

 なんとなくで言ったけど、どうやら当たりのようだ。ジャンカルロは、危険もなく頼まれただけだ断れなかったと弁解しているけど、本当に断れないのならせめて、大好きなルチアーナに頼るべきだろうに。

 大好きなルチアーナの婚約者である僕を、ちょっとだけ脅かしてやろうなんて思ったからこそ、手を貸したのだろうけど。

 まあ頼んだ人物の名前も聞けたし、そろそろ良いだろう。


「ジャンカルロの中身も気になるけど、もう少し様子見するしかないかなぁ。ありがとう、カラ。もう良いよ」


 僕が言うと、ジャンカルロが悲鳴を上げた。痛みはないはずだけど、顔を青ざめさせている。

「体が…っ、溶けて…溶けてる!?」

「そりゃアクマの口の中にいて、君は食べられてるんだから当たり前だよ」

 僕が笑みを浮かべれば、ジャンカルロは何でと叫んだ。

「さあ何でだろ。でも僕も聞きたいな。なんで僕は、見も知らない人から否定され罵倒されるのかな。君もなんで僕を嫌うのかな。そんな人を、なんで僕たちが助けなきゃいけないのかなぁ?」

 待ってと叫ぶジャンカルロの声は最後まで聞こえなかった。カラが大きな口を閉じて、満足げに飛び跳ねる。

『ヒヒヒ、こっちの世界のタマシイも味わい深い。痛みもなく溶けてく恐怖が、味付けを良くしてるぜ。ヒヒヒ、時間をかけてゆっくりと食べてやろう』


 ぴょんぴょんと小さな影が飛び跳ねて揺れる。僕の味方はカラだけで、僕が大事なのもカラだけなのだ。

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