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声(ジャンル:詩?)


あなたの優しい声が好き

それがどんなに厳しい内容でも


あなたの柔らかな音が好き

それがどんなに私を責める言葉でも


電話の向こう側に

笑いかけることにイライラして


それでも

笑い声が聞けることに幸せ感じて


そして


聞ける期間は終わった


またどこかで会えたら

とあなたは言ったけれど


いいえ

私はもう会えないと思っている


毎日聞いていたはずの声

聞けなくなって寂しいのは私だけ


さようなら

愛しい声

どこかで耳が拾って

振り向いてもあなたは多分いない


そのうち耳が拾わなくなるまで

さようなら

私の愛した声


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