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灯台下暗し(ジャンル:偏見)

灯台下暗し


明るい灯台の下が一番暗い。

そういうけれど、周りを明るくするだけのエネルギーを持つ人というのは、足元が暗いことにさえも気が付かずに照らし続けている。周りがまぶしいと思っていても、うっとしいと思っていても、最終的には誰もが光にあこがれている。

そして、そういう人は自分の足元なんて気にしていない。だって自分が輝くことが忙しいから。

眩しいことだけが正しい。美しい、素晴らしい。たくさんの賞賛をもらって、光っている。

世の中には、光が少しでいいと生きている人の方がたぶん多い。それでも、光が正しいのはそれらが映すものが誰にでも見えるからだと思い込んでいるからだ。

一つの光が消えてもまた新たな光がある。そこにあったはずの影などまぶしさで見えなくなるほどに。早く進みすぎたまぶしさは、足元の暗ささえも、映さない。そこに、どんな闇があろうとも。


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