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小話(1):採点

拍手小話に載せていた小話の採録です。ウィラードにチョコをあげたら。

(本編小話2を読まないと分からないかもです…すみません)

 

「にいさま、これあげる。あたしが作ったの」

「これは食べ物なのか? なんだか黒っぽいが」

「お菓子なの。食べてみて」

「……ああ、カフォの実の粉末を植物油で練って、ベクのクリームと砂糖を加えて固めたんだな。ふむ、これはおもしろい」

「一口でなんでそんな分かるの」

「普通だよ。私としては少しスパイスを加えたいが、甘いほうが女性には好まれるだろうな。ありがとう、美味しかったよ」

「ね、何点だと思う?」

「点数をつけるのか? そうだな……味のバランスは問題ない。だが、材料を冷やし固めて口溶けを楽しむのであれば、もう少しカフォの実を丁寧に潰して裏漉ししたほうがいいだろう。

 脂との配合も検討が必要だ。総合すると……75点かな」

「――――に」

「マキアシャーナ?」

「にいさまのばかあああああぁっっ!!」




おしまい。


どの兄も…(笑)。

ま、そもそも美食家ウィラードに意見を求めるのが間違いと思うんですけどね。

真紀、どんまい。


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