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言の葉の紡ぐ夜

作者: ハルヤ
掲載日:2026/03/12

私は最近、とある暴力事件に被害者として巻き込まれることで、心が一時的に荒み、憎しみを抱いて、その激しい憎しみのせいで眠れない夜を日々過ごしていますが、人が私に紡いでくれた優しく温かい言の葉を胸に、さらに歌の歌詞を踏まえてそれらをアレンジして私独自の言の葉を紡ぎ、今日こそ眠ってやるぞという気持ちで書きました。最後までお読みいただけますと幸いです。

 私は普段シンガーソングライターの歌をよく聞きますが、彼ら・彼女らが織り成す歌詞は時に美しい人間愛に溢れた言の葉を紡いでいると思います。歌の要素を大きく二つに分けると、一つは音楽メロディーで、もう一つは歌詞(言の葉)であると思っています。

 私はメロディーが耳によく残って、つい口ずさんでしまうような歌も素敵だとは思いますが、言の葉が素敵で自分もその表現を使ってみたくなるような歌が特に好きです。なぜなら言の葉は、私が悲しかったり、苦しかったり、つらかったり、落ち込んでいたり、憎しみに囚われていたりするときでも、いつでも私のそばに居る・在るような気がするからです。言の葉は特に負の感情に寄り添ってくれる気がします。

 最近の私は、眠れない夜が続いています。なぜなら、憎しみに囚われているからです。物騒な表現ですが、事実でそれが現実です。私は約一か月前、事件に巻き込まれました。人を不幸に陥れるほどの酷い暴力事件です。悪意に塗れた加害者はなぜか裁かれず、被害者の私だけが酷い目に遭いました。するとどうでしょう、私の心の中には紫色の憎しみの炎が宿り、私の心の〈善〉の部分を焼き始めました。今では、私の心の中は酷く荒み、紫色の憎しみの炎が、暗く大きく燃えていて、私が本来持っていた、〈人の幸せを願う気持ち〉を焼き尽くそうとしてきています。勿論、自分で言うのは変な感じがしますが、暴力事件で身体的に被害を受けた私が、さらに心まで被害を受けて、今は亡き優しくて温かかった祖父をはじめ、友人やその他の大勢の方々が私にくれて、私の中で成長した、私の〈優しく温かい心〉を失うのは、納得がいかず、気に食わないので、全力でその心を護っている最中です。私が言う〈優しく温かい心〉というのは、己が苦境に居ようが、困難に直面していようが関係なく、人の幸せを願い、苦しむ人を助けたいと願い、その願いを実現するための行動を実行するのに要するエネルギーのことです。私は、大学生の時に、約四年間の間、学習支援ボランティアをはじめ、様々なボランティア活動に勤しんでいました。それが可能だったのは、人がくれた優しく温かい思い出があり、それが私の中で緑色の心の優しさの炎とオレンジ色の心の温かさの炎に変わり、大きく燃え盛っていたからです。また、現在も続けていますが、『つなぐよ子に』という、ユニセフ・マンスリーサポートプログラムに参加し、毎月定額の寄付を世界中の子供たちの幸せを願って行っていました。

 しかし、暴力事件を起こして私を傷つけたのにも関わらず、何の裁きも受けなかった加害者に対する、紫色の憎しみの炎のせいで、一時的に人の幸せを願った行動をするのが嫌になってしまいました。紫色の炎に負けて、心が荒み、恒久的に止めてしまった活動もあります。しかし、私に優しく温かい思い出をくれた人の言の葉や、好きな歌の言の葉を集めてアレンジして、私の言の葉として紡ぎ、それをスローガンとして、私の心の〈善〉の部分、すなわち私の〈優しく温かい心〉を護っており、人の幸せのための新しい活動を始め、ユニセフへの毎月の定額の寄付(来月からさらに増)を続けています。

 別のエッセイでも書きましたが、私は持病を治すために特殊な治療を受けた際の副作用の激しい頭痛で苦しみ、ある女性の看護師さんから鎮痛剤をいただいたことがありました。その時、看護師さんは私に「良くなりますように。」と言ってくださいました。その心のこもった優しく温かい言の葉は一生もので、ずっと私の心に残り、私の心の緑色とオレンジ色の炎に薪をくべ続けています。その言の葉や、知人が私に会うたびに優しく笑顔で温かく手を振りながら呼ぶ私の名前も一種の言の葉として、同様に私の心を護ってくれています。これらに歌の歌詞を加えてアレンジして、私のものとした言の葉として、「あなたの心が優しく温かく穏やかな光に包まれ、あなたの未来がもっと良くなりますように。」という言の葉があります。私はこれをスローガンとして、心を護り、人の幸せを願う活動を続けています。

 最近始めた人の幸せを願う活動として、手話の勉強があります。ろう者の心に寄り添い、役に立ちたいと願い、始めました。なかなか根気が要るため、苦戦してはいますが、続けていきます。ユニセフへの寄付、すなわち世界中の子供たちの幸せを願う活動も続けていきます。

 一見、夜に憎しみで眠れない話から脱線したように思われるかもしれませんが、そうではなく、このような大切な言の葉を胸に、今も懸命に人の幸せを願って活動を続けていることを改めて実感し、人から紡がれ、私も紡いだ言の葉を強く想い巡らすことによって、緑色の心の優しさの炎とオレンジ色の心の温かさの炎を燃やして薪をくべて、紫色の憎しみの炎を逆に燃やし尽くすことで、今日こそ、眠れない夜を眠れる夜に変えるのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。皆様の心に何か残りましたら幸いです。

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