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第4回 繰り返すと飽きる

エッセイもどき第4回、今回は食に飽きる話です。

いや、食べることには飽きてないですよ。同じものを短期間で繰り返し食べると飽きてしまうという話です。


皆さんは同じものを何度も食べ過ぎて飽きてしまったことはありませんか?

私は昔から過ちを繰り返すタイプの愚かな人間なので何度もあります。


最近で言えば期間限定のポテトチップスですごく好きな味の商品があって、週2回ペースで買って食べていたのですが、6回目くらいで急に美味しく感じなくなってリピートしすぎたのかもと反省しました。


1回目に食べたときは一袋丸々空にしても全然飽きが来なくて美味しいなあ、良い商品だなあと思っていたし、何なら休日の昼ご飯の炭水化物の代わりにこれを一気食いしたりと良好な関係を築いていたはずでした。(例:スーパーのお惣菜のサラダとこのポテチで昼食を済ませる)


なんせポテチに関しては割とうるさい私。

お菓子コーナーで気になって買った商品を家で実食してみては、「これは食べ進めると味のパンチが弱くなってくる」「濃い味とか名乗ってる割りに最初から薄い」などと様々なケチを付ける面倒なタイプの消費者なのです。もちろん心の中で、ですけど。


そんな私が気に入った商品!これは何度リピートしても飽きないはず!と信じていただけに飽きが来てしまったことが残念だったのです。夏ポテトだけに秋が来たってね。(ここで海外コメディドラマばりの大爆笑が入る)


この飽きてしまうというメカニズムが私にはよくわからくて、どういう原理で・どういう期間で・どれくらいの頻度で繰り返すと飽きが来てしまうものなのか、誰か研究している学者さんはいないものでしょうか。頑張れ日本の学術研究。


とはいえその結果が出るのを待っていたら人生も暮れてしまいますので、自分で試してみようと実験をしておりました。それが夕飯用に頼んでいる某大手冷凍弁当の通販です。名前は伏せますが最近テレビCMが多いらしいと人伝に聞きました。


この通販は週1回ペースでまとめてお弁当が届き、その時の個数と内訳を自由に決められるというシステムです。

お弁当のメニューはたくさんありますが、私の好みに合うものは限られるのでそれらをどう振り分けるか……そこが悩みどころでもあり、実験ポイントでもあります。


特に気に入っているメニューは個数を多めにして頼みたいわけですが……そう! 頼みすぎるとあのポテチのように飽きてしまう危険があるのです。

実際これまでも何度かやらかしました。1週間のうちの注文数の半分を特定のメニューにしていたら飽きが来て食べるのが辛くなってしまい、なんとかお茶で流し込んで廃棄を免れたケースが2回ほど。


それゆえに今こうして実験しているわけですが、最近ようやく傾向が掴めてきました。

どうやらどんなに好きな商品でも1週間に2食までが限度のようで、3食を超えると飽きが来そうなのです。


今ちょうど季節限定で好きなメニューが復活したのでよく頼んでいるのですが、これも数週間前に3食一気に頼んで危うくギブアップしかけたので、今は週2食に戻したところ割と快調です。とはいえ食べれば食べるほど飽きが進む可能性が高いので、近いうちに週1回ペースに落として、他のメニューも加えていく方が良さそうですね。


というわけで私が好きなものを美味しく元気よく頂くためにはどんなに多くても週2回、望ましいのは週1回というのが現状の結論です。


こういう知識を最初から持っていられればよかったなと思うことはあるけれど、やはり経験をしないとわからないので、こればかりは体当たりで攻めていくしかないのかと。体当たりするにしても戦略を増やしていけるのは年齢を重ねることの強みでしょうし、そこは活かしていかねば。


そして、常に新しい刺激を得ることもまた飽きから逃れるための良い方法なのかもしれません。新しいものを経験してこそ、既にあるものの良さをより感じられるようにも思います。


……だから、ファストフードチェーン各所がこぞって出している月見商品を片っ端から制覇しに行ってもいいですよね? そうですよね!!


ではまた。

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