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5. 半ばむりやり青葉高校に連れられた

昨日執筆しようとしたらメンテナンスでできませんでした。

ブックマーク登録もありがとうございます、励みになります


前回のあらすじ

赤葉高校が存在しないだと?

須藤姉妹によると、赤葉高校はないらしい。

そんなわけはない、今日だってカバンの中に高校の入学資料を入れている。そう思ってカバンの中から取り出して確認すると、入学資料はやっぱり赤葉高校になっていた。


「ほんとだ、赤葉高校って書いてるねー」

「私たちが知らなかっただけかもね。それに入学資料を見ると、なんだか同年代の男子がとても多そうじゃない?羨ましい…」

「この男子は生徒会長さんかな。すごくカッコイイ!」

咲さんと須藤さんが僕が行く予定だった高校の資料を確認している。

「ちょっとスマホで調べてみましょう」


僕も確認しようとして持っているスマートフォンをポケットから取り出す。ポケットから取り出したスマートフォンの画面は割れていてどうやらさっき倒れたときに一緒に割れてしまったみたいだった。電源を入れようとしたが、反応がなかった。どうやら壊れてしまったみたいだった。


雪さんが代わりに調べてくれた。地図で確認したけど、そんな高校はなかったし、インターネットで調べてもそんな高校はなかった。


僕たちは今混乱中である。時刻は8時55分。

「咲!あと五分で入学式が始まってしまうわ、もう行かないと!」

「えー、あたしはもうちょっとゆうくんと一緒にいたいから雪だけ行って来たらー?」

「走れば間に合うから一緒に行くよ!あと、ゆうくんも一緒に来てもらいますね」

「ゆうくんも一緒なら解決だ!急いで学校にレッツゴー!」

そういって僕の両手を掴んで

「ちょっと、待って。僕の意見は?」

半ば無理矢理連れていかれた。


僕たちは青葉高校に向かう。自転車どうしようかな…。あとで回収しないと


―――

彼女らに引っ張られ、青葉高校に来た。

「じゃあ、あたしたちはこっちだから一旦別行動ね?あ、それと連絡先を教えたいけど、携帯壊れているんだっけか」

咲さんはそう言うと、メモ帳を引きちぎって何か書き始める

「これがあたしの連絡先!あとで絶対連絡してね?」

「ゆうくん、またあとでね」

連絡先の書かれたメモをもらった。

須藤姉妹は走って教室に向かっていった。


さて、どうしたものか。いろいろと連続的に起こりすぎていて何にも整理ができてない。

携帯も壊れているから、誰にも連絡できない。というか連絡するような人もいないんだけど…


こういう時は…

僕は高校一年生のギリ子供だ。大人の力を借りよう。

相談したら、もしかしたら解決するかもしれない。

そう思って、せっかく青葉高校に連れてこられたので、職員室を探す。


入学式の最中だったから、誰にも会わないまま学校にある地図を見て職員室に着いた。


コンコン

「失礼します。すみません、黒川祐樹というものですが…」


そういってドアを開けた次の瞬間、

「「「え!!!男子が来た!!!」」」

中にいた職員たちが僕のほうを見て驚いている。そのうちの一人が近づいてきて

「今日は来てくれてありがとうございます。私は小林絵里といいます。絵里って呼んでくれたらうれしいです。黒川祐樹君よろしくお願いします。こちらの不手際でしたら大変申し訳ないのですが、今年度入学予定の男子名簿にない名前ですね。どうしましたか?」


笑顔で対応してくれる、さっきの姉妹といい、今日は美人さんと会うことが多くてコミュ障には大変です。小林先生はとても丁寧に優しく対応してくれる。


「はい、赤葉高校に入学しようとしていたのですが、どうやらその高校がないみたいでどうしたらいいか分かんなくなって、ここに来ました。正直何もわからないから助けてほしいです」

「そんなの絶対に助けます!私に任せてください、ゆうきくん!そうですね、ここで話していると、少々面倒なので場所を変えましょうか」


僕は小林先生と一緒に生徒指導室に向かった。


ガチャリ

小林先生がカギを閉めた。

あの小林先生、どうしてカギを閉めたんですか?

読んでくれてありがとうございます


次話は本日12時に上がります。

良かったら読んでください。

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