報告入りました!
『もっしもーし、聞こえてる?』
「りりさん聞こえてますよ…」
『なら早く返事してよねー』
このタイミングでかけてくんなよ、今俺サタンと話ししてるんだけど。
「た、玉から声が出るとかあんのか…」
「あれ、知らなかったの?」
「んなこと知るかよ。基本しか知らねぇしな」
『あっれー?誰かいるの?』
「あぁ、サタンがいるよ」
『さ、サタン様!?』
「そうだけど、オメェ誰だ?」
『はい、私魔道士千晴様の弟子、リリル・ココルといいます!』
「あぁ!?千晴さんの弟子!?あの人弟子いたのか!?」
『はい。ただ弟子は私だけですけど…』
「あの暗い千晴さんに弟子がいたとはなぁ」
「あの、もしもーし。2人で盛り上がってるところ悪いけど、もう1人いるんだー」
2人で弟子だのなんだと言い合ってるけど、誰の話をしているんだ。
『あ、すいませんククルさん!今日なんですけど、レベルアップおめでとうございます!』
「あぁ、そのことですか。ありがとうございます」
『で、早速ですけど、報告があります!』
「報告ですか?」
『はい、報告なんですけど2つあります。「ポイント」についてと「役職機能」についてです』
「…ポイントからお願いします」
『はい、ポイントなんですけど今回レベルアップしたことによって』『製作所』『植林』『源泉』『農場』『採掘場』『飼育場』『魚の飼育場』から得られる獲得ポイントが半分になりました』
「半分!?急になんでですか!?」
『レベルアップしたことで『発電所』『市場』『エネルギー採掘』『娯楽施設』が増えたじゃないですかぁあ?そうなると今度は需要が減るので半分になります』
「そ、そんなことされたら俺の街作りどうなるんですか!経験値は!」
「流石に半分は俺も笑えねぇなぁ…」
『安心してくださーい。半分になる代わり、新しく追加された4つの獲得ポイントは前の『採掘場』より1.5倍位高くなってますからー』
「え!?そんなにですか!?」
『需要と供給ってやつです。今後も必要になるんでそれだけ高いんですよー』
「なるほど…で、次の役職機能なんですけど、それぞれ役職を決めたらこちらに報告をお願いします。町として認定するのに必要なんですよ」
「代表の報告ってことですか?」
『そうですよー』
「あ、それなら決まってます」
『早いですね!なら報告をお願いします!』
俺はさっきの会議で決めた代表をリリさんに伝えるとケタケタと笑い始めた。
『分かりやすですけど、サタンさんが補佐って…贅沢ですね』
「仕方ないですよ、適材適所ってやつです」
『サタンさんのスキルのせいですね。まぁ、いいと思いますよ』
「けど、町として認定ってことはどこかに所属することになるんですか?」
『そうですね、サタン様が王様として君臨しておられる『カロット』の管轄になります』
「あぁ!?俺の国!?」
『サタン様がその町にいるので仕方ないんですよ。こっちも大変なんですよ』
多分、王様がここにいることが『召喚』によるものとしても、国が回らなくなるし国交問題とかいろいろ入るんだろう。
それにそのための手続きのためにリリさんも骨を折ったんだろう。
『それじゃあお疲れ様です!今日の報告はもうないんで失礼しますねー』
「あ、お疲れ様です」
「千晴さんによろしくな」
『はーい、それじゃあ!』
そういい玉は光を失っていき、部屋にはランプの光だけが残った。




