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番外編に向けて……各話解説とキャラ設定紹介+告知みたいなもの

まずはご挨拶から。

この度は、「ヒーローの条件」を最後までお読み頂き、真に有難う御座いました。

思ったより読んでくださってる方がいて、本当に驚きと喜びでいっぱいです。


………………いかがでしたか?


ちょっとでも楽しんでいただけたなら幸いなのですが。



えーと、それでですね、今回ちょっと、番外編とか書きたいなーとか思い至ったものでして……「あっそ、なら読んでやるよ」と仰ってくださる方が話に入りやすいように、それと、僕自身のパイナップルのような頭を整理する為に、この様なページを用意させてもらった次第でございます。

作品内意外で、その作品の事を語られる事に抵抗がある方や「誰が見るか、オメ、ツマンネ、ペッ」って方は、読み飛ばしていただいて結構です。

ただ、出て行く際はなるべくドアをそっと閉めていってください。

シャーペンの芯より折れやすい心を持っているので。







………………………………………………………………………………はい。

残ってくださった方どうも有り難う御座います。

おかげ様で、おらワクワクしてきました。

早速ですが、この物語について少しおしゃべりさせて頂きます。




まずは、この物語のコンセプトを。

と言いましてもこれは、読者様方に伝えたい事ではなく、僕自身にかけたテーマみたいなもので、それは、裏切りでした。

これも、読んでくださる方をという意味では無く、ある程度形のあるセオリーへの、です。


なので、一話目からいきなりヒーローの正体を暴いてみました。

やってみて、もっと困るかなー、とか思っていたんですが、書き終わったくらいには大オチへの流れは大体決まってました。

とにかく、この時点でウルトラセブンエンドは消えました。


次に幕間ですが、これは、いわば先行ネタばらしでした。

僕自身が、あまり謎を多くしめされるモノが好きじゃないので(見ている側に隠す為に作品世界の中で言葉を濁らせたりするキャラが最近多い気がします。勿論推理モノ等は別ですが)もう先に全部ばらしちゃおうと思って用意したものです。

なので例えば、主人公よりも先に、読者の方に真琴の正体がばれるようになっていたりしています。


二話目は戦闘シーンが先に思い浮かんだんで、とにかくそこに行き着くように書いていました。

割と気に入って書いていたんで、とても反応が気になっています。

復活怪人が強いっていうのも、順風に逆らってみた結果です。

敵が蜘蛛男なのは、やはり最初の敵は蜘蛛男だろうということで。


次の幕間は、伏線を散らせることが目的でした。

先程、謎の多いものは好きじゃない、とか言っておいて、途端にこれです。

この辺りに書き手のいい加減さが表れていると思います。反省。


三話目です。

ここら辺から、キャラぶれが酷くなってきます。

完全に書き手の力量、努力不足でした。

もしご不快に思われたり、残念に感じてくれた方が居たならば申し訳ありませんでした。


次の幕間は……なんでしたっけ? あんまり印象に残ってな…………いや! ハニ子だ! ハニ子出ました!

このキャラはずっと考えていたキャラで、それが証拠にキーワードの所にも書いています!

そうそう、ハニ子だよ……あっぶねー。


四話目……最初で最後の前後編。

本当ならこの前後編の間に、学校編があったんですが、ストーリーの進みを優先してカットしちゃいました。

……それはそれとして、この話が一番辛かったです。

書き始めがまったく思いつかなかくて、気持ちが悪いくらいでした。

中身の構造は全部分かってるのに、入り口がどこか分からない迷路を前にした口惜しさ。

この物語の鬼門でしたね。


この幕間のテーマは、終わりの始まりです。

なので、転調を意識して、多少硬い文を意識して書いています。

でも失敗しています。

滑稽おかしいね。


最終話です。

前の幕間をものすごく引きずった書き方です。

主人公のキャラまで変わっちゃってます。

滑稽あわれだね。


エピローグ。

は、いわば小ネタ拾いですね。

祖母さんの誕生日とか、佳乃との約束とか、あの辺りです。

書き終わったときは、ものすごくホッとしたのを覚えています。


以上が、各話の解説……になってない所もあるけど、と言うかばっかりだけど、とにかく解説でした。

勢いでノートに書いたプロローグから、何とか終わらせる事ができましたのも、ひとえに、読んでくださった方々のおかげで御座います!

あと、ちょっとだけ、僕の頑張りもあります!

褒めてください! 褒められるの大好きなんです! 気持は籠もってなくていいですから! 絶対泣きませんから!






……えーと、続きましては、キャラの設定、ないし、死に設定の説明です。


秋名薫

いきなり祖母さんかよ! と思われるかもしれませんが、全部の始まりの人です。

細かいプロフィールは考えてなかったですし、今更考えても、って感じなんで大まかに。

身長は低くありません、背筋もしっかりしてます。

品のある整った顔立ちをしていて、若い頃は、彼女目当てで道場に来る人も居たって話です。

基本的には優しい人なんですが、ものすごく我侭で、負けず嫌い。

ちなみに、いつも振り回している刀は、旦那さんの和巳さんに貰ったものです。


水城善一郎

流れで、次はお祖父さんの方を。

背は高いです。

歳よりも大分若く見られます、限度はありますが。

孫大好きおじいちゃんです、と言っても血は繋がっていません。

人の絆ってのは、そういうこっちゃないっすよね。

若い頃はモテモテで相当遊んでましたが、ある事がきっかけで、パタリと止めます。

その辺の事を番外編で書けたらナーと思っています。


渡康平

年齢順って事で、次はこの人です。

千葉ちゃんの同僚で、大学時代の友人。

マッチョと言うよりは引き締まった体をしていて、二枚目ではないですけど、人好きのする顔をしています。

既婚者、一児の父でもあります。

休日出勤当たり前の、減点パパです。

この人はもう少し色々考えてたんですが、これもカットしてしまいました。

多分別の話に出ることになると思いますので、その時こそはと思っています。


千葉玲子

千葉ちゃんです。

この人は、本当は“外”の人でした。

外と言うのは事件の外という意味です。

事実は何も知らずに、主人公に関わってくる人物として出てきたんですが、学校編のカットと、これ以上登場人物が増えたら只でさえ纏まっていない物が余計纏まらなくなる、と、フィクション対策部要員として、泣く泣く“中”に入れた人です。

この物語の中で最も心残りのあるキャラでございます。

Sっ気が強く、打たれ弱い。

康平の事が、大学時代から好きだったりします。


水城佳乃

プルームこと悪の大幹部、とネタ帳に書いてありました。

全く意味が分かりません。

プルームと言う単語は、確か国によって意味が違い、煙とか、蝶々とか、あと家の辞書には、マントル内部で上下する対流の動き、と書いてありました。

この話の場合は勿論三番目の意味です。嘘です。

お母さんを助ける事と、妹を守ることを目標にずっと生きてきた人で、“フィックス”の場所を教えてもらう事を条件に、お祖父ちゃんの手伝いをしていました。

作品一の美女のはずなんですが、その意図が伝わってる気が全くしません。

僕の中でオチに一番納得が行っているのは、彼女のだったりします。


橘美晴

これと言って特に何も思いつかないのですが、割と最初の方からできてたキャラです。

もの凄く便利に動いてくれたんですが、特に印象に残ってる事が無い……やっぱり手のかかる子のほうが可愛いってことですかね。

ちなみに、名前の“美晴”は“見張る”とのダブルミー二ングだったりしますが、良く考えたら、無意識の内にガンダムをパクッてたのかも。


秋名大地

やっとこさ主人公です。

万能キャラ。

勉強も運動もそこそこ出来ます。

祖母さん似の男前だったりするんですが、一人称だとその辺表現する方法を僕は知りません。

誰か教えてください。

この作品を書いてて、僕は強い女の子が好きだけど、それ以上に、強い女の子に弱い男の子が好きなんだなって事に気付かされました。

性格や考え方が最も僕に似ているキャラです、ってこの流れで書くと僕が只のナルシストになってしまうので、どうか無かった事に。


水城真琴

当事者であり部外者。

幸福な愚者。

一番最初の考えでは、家業(悪の組織)が恥ずかしくて、家に友達を呼べない為仮面を被って人を近づけず、クラスで孤立している、という設定がありました。

一話辺りにはその名残があったりします。

その為、最初と最後で性格が全然違う事になってしまうという事態に。

猛省しきりです。


枝村樹

説明が苦手で説明をしようとすると震えてしまう、というキャラ設定を思いついた時には、自分の中に今迄無かったキャラだ! と小躍りしたものの、活かしきれず。

あの時の小躍りを返せって感じです。

いや、返されても困りますけど。

悔しいので別の作品で使いまわします。

喧嘩十段、ファッションセンス皆無(ああ、これも活かせなかった……)好奇心旺盛で、田舎者。

薫の従姉妹のお孫さんです。


国東歩

大地の日常の友達。

何も知らずに……って、千葉ちゃんと同じ理由で、割を食った全面カット君。

最後只の軽いヤツで終わってしまいました。

普通に好青年だったりします。

もてるしね。

付き合ってた女の子達は、皆向こうから告白してきて、勝手に幻滅して去っていく、って感じです。

もう少し違う感じにしてやりたかったんだけどなーと思う今日この頃です。


如月ハニ子

美少女アンドロイド。

名前はキューティーハ二ーをもじった物。

ハニ子のコンセプトは善一郎が言っていた通りで、僕がずっと思っていた事でした。

出て来るヤツ出てくるヤツ、何でこんなに(ヒーロー側が)戦いやすい格好してるんだろう? って子供の頃からの疑問を生かしたキャラです。

最近は、女の子でも容赦無く殺されたりする漫画とかアニメとかがありますが、どうにも苦手でして。

どうせなら好きな風に書こうと出来たキャラです。

喋り口調は軍人さんをイメージ。

水城家の人間には軍人口調。一般人には命令口調。敵にはため口。

ペタンコでありますの元ネタはアラレちゃんです。


茅乃、ノゾミ、和巳

この辺は正直全然イジれてません。

番外編でも書くかどうか微妙。

……見たいですか?


フィックス、ベルト

人ではありませんが、こちらも割りと不完全燃焼だったので、一応説明を。

フィックスの“時間固定”は、僕が思う、タイムマシーンが生む最大の矛盾、を解消する為の機能でした。

それは、タイムマシーンを使う事によって、タイムマシーンが作られなくなる未来が生まれる可能性、もしくは可能性の存在それ自体、です。

これも作品の中で説明したかったんですが、流れ上カット。

他にも色々機能があったのに……。

ベルトの方は、少し補足情報を。

ベルトのコマンドは音声入力式になっています。

初期設定で、キーワードとそれに連動する運動を決めます。

今のキーワードは全て薫が決めていました。

最初は「熱波正拳突き」とか「轟熱手刀」とかだったんですが、時代の変遷と共に、やがて横文字に。





と、こんな感じなんですが、果たしてココまで付き合ってくれている方がいるのかどうか?

いつの間にか僕一人で喋ってた、なんてサブイ状況になっていない事を祈りつつ、そろそろ幕にしたいと思います。

番外編の方は、一応、カットした学校の話から“もしも”の話を一つ、薫と善一郎の話を、現在視点、過去視点でそれぞれ一つずつ。

後は、何かリクエストがありましたら受け付けさせていただきますが、本当にココで一人で喋っている可能性が高いので、期待しないで待っています。

年内には何とかしたいなーと思っているんですが、予定は未定なんで(笑


長々と駄文にお付き合い頂いてどうも有難う御座います。

それから、もう一度、拙作に付き合っていただきました感謝を込めて。

それでは失礼致します。

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