恐怖のメール②
会社からクビされた美香に敏也からメール来た。
「僕の家に居て欲しい」
美香は、逃げたくなり、どこかに引越ししようと思い、引越しの用意をした。
でも、敏也の親の部下の数人が私の所に来て、私を引っ張って・・無理やりと
敏也の自宅に連れられてしまった・・・
敏也の家が立派な家・・・プール付き、庭が広い・・・
「おかえり、美香、僕はもう美香を離したくない!となりの部屋、空いてるから
使って欲しい。お風呂、キッチンも付いてるよ。部下が管理してるから
美香、もう逃げられないよ」
「・・・・・・」助けてと言っても誰も助けてくれない・・・
敏也が美香を連れて、「今日からここ、美香の部屋だよ。好きなように使っていいよ」言って
敏也の部屋に戻って行った。
鍵をかけられた・・・
美香は、もう逃げられない・・泣いた・・・
敏也の母が美香の部屋に入ろうとしたら
敏也がいきなり怒った.
「お母さん!美香の部屋に入るな!]
美香は、部屋の中をジロジロ見回った・・・
キッチン、お風呂、広い・大きいテレビ・大きなベッド・・・
大きい鏡・・・タンスの中の洋服もいっぱい・・・
まるで美香は、人形みたいだった。
メールが・・誰?見たら、なんととなりの部屋の敏也からメールだった。
「美香、お風呂にバラの花いっぱい入れたよ。」
ゆっくり休んで寝て下さい。おやすみー僕の美香」
なんで直接じゃなく、メール??
お風呂を覗いたら、沢山のバラの花が・・・
良い匂いだった・・しかし、怖くて入れなかった。
美香はショックで何も食べない・・・しばらくご飯を食べてないから
やつれてしまった美香。
敏也はお医者さんを呼んで、やつれた美香に栄養の注射を打ってくれた。
「美香、食べないと病気になるよ。僕会社に行くから、お手伝いさんにいつでもお願いして」と言って
会社に行った敏也。。
美香は、毎日ぼ~してた。
栄養の注射だけでなく、なんか麻酔のような薬も入れたみたい・・
眠くて、動けなくなった美香。美香が逃げないように注射を打ったみたい・・・
美香は眠くて、だるくて、、ベッドで寝込んだまま・・・
敏也の母が来て
「美香さん、大丈夫?ごめんね。敏也のわがままでこんなことになってしまって
ごめんなさいね。、 両親が忙しくて共働き者でずっと敏也を留守ばかりさせてしまって・・
何でも買ってあげたわ。
敏也わがままになったのはすべて親の責任です。美香さん許して下さい。」
「・・・・私を離して下さい。お願いです」
「出来ません、敏也が怒ってしまう、 しばらくここにいてください。いつかは必ず離してあげるから、
今はしばらく我慢して欲しい、その代わりになんでもお世話をするから
困ったことがあったら、いつでも言いなさいね」
敏也の母まで・・助けてくれない・・
逃げたいが・・部下がいる・・庭に怖いでかい犬が2匹いる。
逃げられない・・・
敏也が会社から帰宅をして、「美香、ただ今!具合大丈夫かあ?」
「うん・・・」
「今夜は一緒に食べようよ」と言って、敏也がオムライスを持って来た。
ベッドにいる美香にオムライスを食べさせようとした」
「何も食べたくない!]「怒るなよ。食べないと沢山注射をするぞ」
「・・・・」恐怖の注射打って欲しくないから、仕方なく
オムライスを食べた。。
「どう?美味しいだろ」「うん、美味しい」
「美香、オムライス作れるか?美香の手料理のオムライスが食べたいよ」
「・・・私、だるくて作れない」
「そうか、仕方ないか、絶対、僕は美香を離したくないからずっとここにいるんだよ」
「・・・・・」
敏也が寂しかったかもしれない。ずっと親が留守ばかりで、だから、私を離したくないのね・・・
「美香、遊ぼうよ、トランプ、ゲームやろうよ」
「うん」敏也が色々のゲーム機を持ってきて、一緒に遊んだ。
「あははっは」笑う敏也・・
まるで子供のまま・・・
「そうだ・・美香とそっくりの人形、あるよ、今持ってくる」
持って来た人形はなんとサイズまったく同じ、マネキンだった。
「美香と同じサイズ、顔もそっくりの人形を注文したよ」
「美香つめたくなって、僕寂しくて注文したよ」
だが、、動いてないマネキン・・つまらない
やっぱり本物の美香が良いんだ・・」
あはは・・・笑う敏也が異常だった・・・
早く逃げたい・・・でも、逃げられない・・・
「明日日曜日なので、どこかに行こうか?美香、どこに行きたいとこある?]
あ・・チヤンスだわ・・と思って
「行きたいわ!」人の多いところなら、逃げられると思った美香は
「東京タワー行きたいわ」
「東京タワー?わかったよ」
そして次の朝、敏也がベンツの車で美香が乗った。
真っ赤なベンツだった・・
今日こそ、逃げよう・・・
しかし、敏也が「美香,逃げたら、ネットで美香の裸の画像世界中へ見せるぞ。
今日は大人しくついて来るんだよ。わかったか?]
「・・・・・」逃げられないわ・・・
そして、東京タワーに着いた。
敏也が美香の手をいつまでも握ってた。
離れないようにしてた。
元気ない美香、「おい、美香、楽しくないか?]
「あ。。いいえ、楽しいです」
「次、美味しい食事行こうよ」
「・・・・」
フランス料理に行った。
敏也が馴れ馴れしく、注文をした。
まるで家と外の面がまったく違う別人だった。
フランス料理店長が来て「いつもありがとうございます」
「僕の彼女、美香です、」勝手に店長に紹介をしていた敏也。
店長「可愛いお嬢さんですね。宜しくお願い致します」
美香「あ、、いいえ、はじめまして・・」
食事中色々の豪華なフルコースで、美香は仕方なく食べた。
確かに美味しかったけど、なんか食細くなった美香。
そして、ビックリした・・
食事中、敏也が美香になんとプロポーズをした・・・
高級な指輪。。ダイヤ入りの指輪だった・・そう婚約の指輪・・・
「美香、僕と結婚して下さい」
「・・・・・・」
店長もビックリしたらしく「美香さん良かったですね」
「いいえ・・お断りします」美香ははっきりと断った。
回りの人がビックリ・・微妙な雰囲気だった・・・
「何で??美香!]怒った敏也・・まずい!!
「ごめんなさい!」
そして美香はすぐ逃げた。
だが・・なんと部下も一緒に外で管理されていた。
私達の後をついてきた。
美香が逃げないように管理されてた・・・
部下がすぐ美香を捕まって、お店に戻していた。
「美香、逃げても無駄よ。いつも部下がいるから」
食事が終って、敏也、美香が一緒に帰宅をした。
自宅に着いた敏也は「美香、逃げようとしたからもう外でのデートやめたよ。」
ブンブン怒ってる敏也。
敏也母が来て、どうしたの?聞かれて
「ママ、美香にプロポーズしたが断われたよ。店で僕恥かいたよ」
敏也母「あら・・美香さん、お願いです、敏也と結婚して下さい」
美香は「私は出来ません!ここから出して下さい!お願いです!」
ますます怒った敏也は、美香を部屋に閉じ込めた。
敏也母「美香さんお願いです。もうこれ以上敏也を怒らさせないで」
美香「どうして、敏也の言いなりにするの?母さんの責任を取ってほしいです」
敏也母「敏也、何かするかわからない子なの。だから、美香さん大人しく敏也の言う事を
聞いて欲しいです」
美香「出来ません!敏也と結婚をするんだったら、死んだ方がましです!]
敏也母が何も言わなくなった・・・
美香は部屋の中でずっと泣いてた。
早く逃げたいわ・・・
ケータイも捨てられた。敏也との連絡用のケータイを渡された。
誰にも連絡できない・・・
美香はもう自殺すると思って、キッチンにあったナイフを見つけ
自分の腕に切ろうとしたが・・
いきなり部下が部屋の中に入ってきて
自殺しようとする美香を止めた・・・
なんで知ってるの?
なんと美香の部屋の中をモニターで映ってるらしい。
敏也がいつもモニターで観ていた。。。
だからすぐ部下に命令をした。
いつも覗かれてる・・・美香は怖くなった・・・
もう何も出来なくなった・・・
敏也からメールが来た。
「美香はもう逃げられないよ。僕と結婚すればなんでも自由にしてあげるから」
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