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男子校女装化計画!?〜廃校危機を救う奇跡の文化祭大作戦〜  作者: ほしみん


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第55話 プロジェクトχ

 文化祭から1週間後。


 金曜日の夜、午後8時。


 MHK教育テレビで、ある番組が放送された。


 黒い画面に、白い文字が浮かび上がる。


『プロジェクトχ~教育現場の挑戦を追う~』


 ナレーターの特徴的な声が響く。


『今夜のプロジェクトχは、とある男子校の戦いを追う──』


 日本中の、音光学園文化祭に訪問した人、@oto_fesをフォローしていた人、動向を見守っていた人たちは、普段テレビを見ない人もふくめみんな、MHKに釘付けになっていた。


 ◆


 映像が切り替わる。


 華やかな文化祭の様子。


 メイド喫茶で笑顔で接客する女子生徒たち。


 茶道部でお点前を披露する女子生徒。


 ステージで華麗に踊る女子生徒たち。


 パフェを丁寧に作る女子生徒。


『質の高い、おもてなし。洗練された接客。プロフェッショナルな対応。これは、ある学校の文化祭の様子だ』


 来場者たちの満足そうな笑顔。


「すごく楽しかった!」

「クオリティ高い!」

「来年もまた来たいです!」


 映像が、校門の看板に寄る。


『音光学園』


 ナレーターの声が、疑問を投げかける。


『しかし……どこかおかしいと思わないだろうか?』


 再び、文化祭の映像。


 接客する「女子生徒」たち。


 そして画面はウェブサイトの募集のページを移す。そこには男子のみ募集している旨が記載されている。


『そう。ここは男子校なのだ』


 看板が再び映る。


『音光学園男子校』


『なのに、我々をもてなしてくれているのは……女子』


 映像がスローモーションになる。


 笑顔で接客する「女子生徒」たち。


『何が起こったのか?どうしてこうなったのか?』


 画面が暗転する。


『それは、半年前に遡る──』


 音光学園の校舎。


 春の景色。


『私たちは、この男子校のこれまで聞いたこともないような挑戦の半年間を追った』


 画面に文字が現れる。


『音光学園 廃校危機からの逆転劇〜半年の女装大作戦〜』


 ◆


『東京都内にある音光学園。創立100年を超える伝統ある男子校』


 音光学園の校舎。


 廊下を歩く生徒たち。


『しかし……』


 空き教室が映される。


 古びた校舎の一角。


『数年前から生徒数が減少。廃校の危機に瀕していた』


 理事会の資料。数字にモザイク。


『今年の春、理事会で告げられた』


 理事長の後ろ姿。


『このままでは、来年度で廃校になると』


 生徒たちの驚く表情。


『生徒たちは、どう立ち向かったのか』


 画面が暗転する。


『その答えは、誰も予想しないものだった』




 生徒会室。


 生徒会委員長、橘秀一が、女子制服姿で椅子に座っている。


 画面に文字が表示される。


『橘秀一(17歳・生徒会長)』


「廃校を防ぐには、認知を最大化する必要がありました」


 橘が、カメラに向かって語る。


「そのために、前例のない挑戦をしようと」


 インタビュアーの声。


「なぜ、女装だったんですか?」


「話題性です」


 橘は、静かに答える。


「普通の文化祭では、誰も来ない。でも、男子校全員が女装する文化祭なら……」


 橘は、静かに微笑んだ。


「来ていただけるんじゃないかと」


 ◆


 ナレーションが続く。


『橘秀一が立てた計画。それは、三者を巻き込む壮大なものだった』


 ホワイトボードに書かれた計画図が映る。


 音光学園、出版社、MHKを結ぶ関係図。


『第一に、音光学園での女装訓練。第二に、出版社との連携で漫画化。第三に、MHKでのドキュメンタリー放送』


 画面に文字。


『三者共謀の「騙し討ち計画」』


 理事長室。


 音光学園理事長が、カメラの前に座っている。


『橘誠一郎(理事長・秀一の祖父)』


「最初、秀一がこの計画を持ってきたとき……正直、驚きました」


 理事長は、懐かしそうに語る。


「でも、彼の目を見て、わかったんです。これは本気だと」


「許可を出されたんですね」


 インタビュアーが尋ねる。


「ええ。賭けでした」


 理事長は、静かに頷いた。


「でも、信じることにしました。孫の、そして生徒たちの可能性を」


 再び、橘のインタビュー。


 橘が、カメラを真っ直ぐ見る。


「理事長は、私の祖父なんです」


 インタビュアーが驚く声。


「祖父が守ってきた、いや初代は先代ですので、代々が守ってきたこの学校を守りたかったんです」


 ◆


 教室。


 桜井美月が、女子制服姿で座っている。


『桜井美月(17歳・2年A組)SNS: @月美』


「ある日委員長に言われたんです。『桜井君。女装して女子生徒になってください』って」


「その時なんて答えたんですか?」


 インタビュアーは尋ねる。


「『え、絶対嫌だよ!何で俺が女装なんてしなきゃいけないんだ!』って即答しましたよ」


 桜井は、苦笑する。インタビュアーもひとしきり笑う。


「女装なんて嫌に決まってるじゃないですか」


「それでも、やることにしたんですね」


 インタビュアーが問いかける。


「委員長があまりにも真剣だったから」


 桜井が答える。


「それに、この学校を救いたかったんです。きっとみんなもそう思ってたと思います」


 ◆


 訓練の様子が、ダイジェストで流れる。


 メイク訓練。鏡の前で必死に練習する生徒たち。


 ボイストレーニング。高い声を出す練習。


 歩き方レッスン。ハイヒールで歩く。


 所作指導。お辞儀、座り方。


『文化祭開催半年前から始まった訓練。生徒たちは、毎日、女装の技術を磨いた』


 桜井のナレーションが重なる。


『最初はぎこちなかったですけど、徐々に、自然になっていきました』


 ◆


 パソコンルーム。


 美原翔太が、女子制服姿でスタンプカードを手に座っている。


『美原翔太(17歳・2年A組)標準化システム開発担当』


「私が開発したのは、女装の標準化マニュアルとスタンプカードシステムです」


 美原は、スタンプカードを見せる。


「レベル1、2、3の3段階。基礎、応用、実践と進んでいって、項目をクリアするたびにスタンプを押していきます。ゲーム感覚で、訓練できるようにしました」


「効果はありましたか?」


 インタビュアーが尋ねる。


「はい。全員が、最低でもレベル2までクリアしました。マスター認定を受けた人は、さらに他の人を指導する資格を得られるんです」


 美原が答える。


「ネズミ算式に指導者が増えていって、全校展開が実現しました。文化祭当日も、システムは完璧に機能しました」


「すごい洗練されたシステムですね」


「こういうの、ゲーミフィケーションっていうらしいですね。みんな楽しく取り組んでました。みるみるうまくなっていくみんなをみて、やりがいを実感できました」


 ◆


 美術室。


 春野咲希が、女子制服姿で原稿を描いている。


『春野咲希(17歳・2年生)。漫画家・「ほしみのひみつ」作者』


「月美が可愛すぎて、漫画にしただけです」


 春野は、淡々と語る。


「勝手に、ですか?」


 インタビュアーが驚く。


「ええ。連載中の作品があるのに、同時連載を始めました」


「それを、生徒会が利用したと」


「そうですね」


 春野は、ペンを置いた。


「でも、構いません。おかげで、漫画が大ヒットしましたから」


 ◆


 音光商店街の様子が映る。


 カフェ、パン屋、書店、花屋。


「ほしみのひみつ」のコラボポスターが貼られている。


『音光学園の計画は、地域を巻き込んでいった。商店街とのコラボレーション』


 カフェの店主が、インタビューに答える。


「『聖地巡礼』というものを提案されました。若者文化に疎い我々は、正直何を言ってるのかと思いました」


 店主は笑いながら語る。


「でも、生徒たちがあまりに真剣で。それに、商店街も活気がなくなっていたので。協力することにしました」


 花屋で接客する生徒。


 カフェで働く生徒。


 本屋でレジを打つ生徒。


『商店街での接客訓練。生徒たちは、地域の人々に見守られながら成長していった』


 ◆


 @oto_fesのSNS投稿が、タイムラプスで流れる。


 100日前……99日前……98日前……


 徐々に注目を集める様子。


『SNSでの100日カウントダウン。毎日、投稿を続けることで、徐々に認知が広がっていった』


 橘のナレーションが重なる。


『段階的に情報を開示することで、期待を高める戦略でした』


 ◆


 文化祭当日の映像。


「ほしみのひみつ」のコラボブースが映る。


 来場者がグッズを買い求める様子。


『出版社との連携により、「ほしみのひみつ」の特設ブースも設置された』


 ◆


 インフルエンサー、美咲が登場する。


『美咲(インフルエンサー・フォロワー10万人)』


「私も、音光学園の取り組みをSNSで発信していました」


 美咲が語る。


「100日カウントダウンの様子を毎日投稿して、ファンの皆さんと一緒に楽しんでいたんです」


 映像が切り替わる。


 美咲が、来場者にインタビューしている。


 相手は、中学生の三人だ。一人の少年と二人の少女。


「どうですか?音光学園の文化祭は?」


「すごいです!本当に『ほしみのひみつ』の世界みたいで!」


 一人の少女が答える。


「そう、『ほしみのひみつ』のような世界、なんですよね。みなさんは音光学園のひみつには気づきましたか?」


「はい!秘密も解明済みです」


 美咲が驚く。


「あら!こんなにすぐに答えられた方は初めてです!それはどんな秘密でしたか?どうやって気づきましたか?」


 少年が答える。


「音光学園は、『ほしみのひみつ』の舞台なんです。むしろ、『ほしみのひみつ』自体が音光学園から生まれたと言ってもいいでしょう。本当に女装して生活を送っていた月美さん。それをモデルにして生まれたのが『ほしみのひみつ』のほしみ。そして、今音光学園は月美さんの女装を参考に全員が女装をしているとのことです。つまり」


「つまり?」


「音光学園男子校の男子生徒全員が女装をして、女子校としてこの文化祭を開催している、それがひみつです。実は俺は確か、文化祭開催50日前くらいに気づきました。『ほしみのひみつ』のコラボをしている商店街。そこで売り子をしている音光学園の女生徒たち。なのに、音光学園は男子校。


 そもそも、なぜ音光学園と『ほしみのひみつ』はコラボしている?舞台が音光商店街だから?違う。


 ほしみは『女装した男子高校生』すなわち、男子校の音光学園が、ほしみの舞台だって気づいたんです」


 力説する少年に美咲は微笑む。


「よくあちこちに散った情報からここまで推察されましたね。素晴らしいです」


「違うんです」


「え?」


「ここまで完璧な仕掛けをつくった音光学園の仕掛け人がすごいんです。このことに気づいたとき俺は打ち震えました」


 映像が切り替わる。


 ナレーションが入る。


『中には、早い段階で気づいていた来場者もいた』


 画面に字幕が表示される。


『しかし、それでも彼らは楽しんでいた』


『なぜなら、音光学園の生徒たちが本気で取り組んでいたから』


 ◆


 文化祭当日の朝。


 続々と来場する人々。


 行列。


 驚く来場者の表情。


『文化祭当日。予想を遥かに超える、1,500人が来場した』


 来場者の一人、まりあが映る。


「『ほしみのひみつ』のファンで来ました。本当に女装なのか、確かめたくて」


『来場者の多くは、SNSや漫画で知った若者たちだった』


 ◆


 メイド喫茶の接客シーン。


 パフェを作る桜井。


 茶道部のお点前。


 ダンス部のステージパフォーマンス。


 演劇部の歌劇団方式の公演。


『各クラス、部活の出し物。全て、高いクオリティで運営されていた。100日間の訓練の成果が、ここに結実していた』


 ◆


 演劇部の公演シーンが、特に詳しく映される。


 北条が男役を演じる。


 桜井が娘役を演じる。


 デュエットダンス。


『中でも注目を集めたのが、演劇部の公演。歌劇団方式のミュージカル。男子が、女装して、さらに男役を演じる。三重の性転換。誰も見たことのない舞台だった』


 北条のインタビュー。


 演劇部部長、2年生。


「最初は、カオスだと思いました」


 北条は語る。


「でも、やってみたら……」


 北条は、微笑んだ。


「美しいカオスだと気づいたんです」



 ◆


 中央広場の特設ステージ。


 全校生徒が整列している。


 橘と桜井が、壇上に立つ。


 橘が、マイクを握った。


「本日はご来場いただき、ありがとうございました」


 観客、拍手。


「ここで、皆様にお伝えしたいことがあります」


 観客、さらに静まる。


 桜井は、マイクを受け取った。


「改めてご挨拶させてください。僕は、音光学園生徒会長、橘秀一です」


「私は、SNSでは、吉野月美、として活動していますが、本名は音光学園2年A組の桜井美月です」


 二人の声が会場に響く。


 観客、ざわつき始める。


 一瞬の沈黙。


 そして。


「そう、私たちは……音光学園の男子生徒です」


 一瞬の静寂。


 驚きの声。


 カメラのシャッター音。


「今年の春……理事長から告げられました。音光学園は……廃校になると。生徒数の減少、財政難……このままでは……」


 橘の声が震える。


「そして、思いついたんです全校生徒で女装して、文化祭を開こうという前代未聞の無謀な作戦を」


「最初は、学校の先生がた、そして僕と美月の二人だけでした。このアイデアを……MHKに持ち込みました。本当に奇跡的に……快諾していただけました」


「何処かで聞いたことある話だとおもいませんか?そう。『ほしみのひみつ』です。本作は本学の生徒春野咲希先生が、私達の無謀な作戦を漫画化した作品なのです」


「そこから……この無謀な作戦はどんどん進化していきました。出版社さんとMHKさんと音光学園のコラボが実現」


「次に、クラス全員で女装しました。そして……学校全体へ。全校生徒が……協力してくれました。SNSで情報を展開し……商店街の皆さんも……協力してくださいました」


「こうして、無謀な作戦が完成を迎えたのです。一歩間違えれば大惨事になっていたかもしれません。でもこれだけ多くの方々にご足労いただけて、僕は感無量です」


「……騙したと言われても、仕方ありません」


 橘の表情が引き締まる。


「でも……この状況で……背に腹は代えられませんでした。僕は……覚えています。去年の文化祭は……保護者しか来ない、閑散としたものでした。それが……今日の文化祭は……全く違うものになりました」


 桜井が、頭を下げる。


「これは……みんなのおかげです」


「騙して……ごめんなさい。それでも……ここまで来られたことに……僕は……嬉しいんです」


「本当に……ありがとうございました」


 観客、静まり返る。


 数秒の沈黙。


 そして。


 誰かが、拍手し始めた。


 徐々に広がる。


 やがて、拍手喝采。


 観客、スタンディングオベーション。


『観客は、驚きの後、大きな拍手で応えた。音光学園の挑戦は、多くの人々の心を打った』


 ◆


 体育館。


 全校生徒が集合している。


 橘が、マイクを持つ。


「女装を解いて大丈夫です」


 一瞬の沈黙。


 そして――


「「「うおおおおおおっ!!!」」」


『半年間の女装。その終わりを告げる言葉と同時に、体育館が震えるほどの、男の雄叫びが響いた』


 女装姿の生徒たちが泣き崩れる。


 スカートを履いたまま。


 ウィッグを被ったまま。


 互いに抱き合い、背中を叩き合う。


『女装姿のまま、男泣きに泣く生徒たち。半年間の努力が、ここに解放された』


 ◆


 ナレーションが、結果を告げる。


『文化祭の結果。来場者数:1,500人。SNSトレンド:1位、3日間継続。メディア取材:20社以上』


 橘のインタビュー。


「翌年度の入学応募者数は、まだ集計中です」


 橘が語る。


「でも……この反響を見る限り、定員割れは起きないと確信しています」


 理事長室。


 理事長が、静かに微笑む。


「廃校の危機は、きっと回避できるでしょう」


 ◆


 橘が、カメラを真っ直ぐ見る。


「成功した今、どう思いますか?」


 インタビュアーが尋ねる。


「やりきったと思います」


 橘が答える。


「でも、これは私一人の力ではありません」


 橘は、静かに微笑んだ。


「全校生徒、地域の方々、出版社、そしてMHK。みなさんのおかげです」


「今後は?」


「音光学園は、これからも挑戦し続けます」


 橘が力強く語る。


「伝統を守りながら、新しいことに挑戦する。それが、私たちの学校です」


 ◆


 夕暮れの音光学園。


 校舎のシルエット。


 夕日が沈む。


『音光学園の半年間。前例のない挑戦は、多くの人々に感動を与えた。そして、学校を救った』


 画面に文字が現れる。


『音光学園 廃校危機からの逆転劇』


『〜半年間の女装大作戦〜』


『次回のプロジェクトχもお楽しみに』


 映像が、フェードアウトする。


 ◆


 番組放送中。


 SNSが爆発的に盛り上がっていた。


「プロジェクトχ見てる、音光学園すごすぎる」

「全員女装って発想が天才」

「この高校生、17歳でこの計画立てたの!?天才すぎる」

「三者共謀の騙し討ち計画、完璧すぎて震えた」

「演劇部の三重構造、カオスで美しい」

「閉会式の咆哮シーン、泣いた」

「女装姿で男泣き、笑っちゃったけど、感動しちゃった」


 SNSのトレンドを、音光学園関連のワードが独占していた。


 プロジェクトχ

 音光学園

 ほしみのひみつ

 橘秀一

 100日間


 全てが、トレンド入りしていた。


 そして、その翌日。


 音光学園に関する記事が、ネットを埋め尽くした。


「音光学園の挑戦に感動」

「全員女装の発想、斬新」

「橘秀一、天才策士」

「ほしみのひみつ、爆発的ヒット」


 プロジェクトχの放送は、社会現象となった。


 音光学園は、一夜にして全国に知れ渡った。


 ◆


 委員長は、理事長室で祖父と一緒にプロジェクトχを見ていた。


 理事長は、静かに微笑んでいた。


「よくやった、秀一」


「ありがとうございます」


 画面の中に、インタビューで語る委員長が映っている。


『祖父の夢を、守りたかった』


 理事長は、委員長の肩に手を置いた。


「お前は、私の誇りだ」


 委員長の目に、涙が浮かんだ。


 二人は、静かに番組を見続けた。


 夜空に、星が輝いていた。


 音光学園の半年間が、こうして全国に伝えられた。


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