表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

少し夏の夜に

作者: Soraきた

揺らさなくてもいいブランコに

「好きでした」の過去形は

僕のココロをじゅうぶんに揺らした

『じつはね・・』

キミからの続きの言葉は僕の方から

この恋はこのタイミングで

だけど結ばれない恋もあるってこと

いまは覚えておかなくてもいいよね


「コンビニで買ってきてくれたアイス

溶けないうちに食べようよ」

僕の言葉の前にキミが言う


『来週の夏祭り

もし良かったらいっしょにどうかな?』

僕の揺らぐココロの前に

少しブランコを揺らしながら

僕は言う


キミの答えは

その場でなくたって

今日、今夜

伝えることが大切で

今夜、どんなかたちでもいいから

伝えたことがとても大切なこと


許されることなら

もう、しばらくのあいだ

このままキミのそばで

もう少し、このままで



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ