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勇者と魔王の逡巡  作者: 陽葉做々己
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はじめ

「あ、あ、あー、…この世界じゃない何処かの誰さん、聞こえますか?



…聞こえてると想定して話しますね。


はじめまして、僕は貴方の世界とは違う世界の人です。って言われても、混乱しますよね。


えっと、分かりやすく言うと、あなたから見て僕は異世界の人になるんですかね。



えー、これから話すことは深く考えないで暇つぶし程度に聞いてください。


どこの馬の骨なのかも知らない異世界人の僕は、僕の世界の人では無く、違う世界の人に一つ質問したいことがあるんです。



『自分ってなんだと思いますか?』



これについての答えを出せる人がいるのかが気になりまして。


僕は、…僕がなんなのかの答えをまだ出せません。


これを聞いてる貴方はこの質問に答えられますか?


もし、答えられる人であれば、どうやってその答えにたどり着いたのかが、とても気になります。


あ、別にコレへの返信をしろって言ってるのでは無く、ただ答えを出せるのを羨んでるだけです。

なので、これへの返事とかはしなくて、大丈夫ですよ。



僕の世界では、ちゃんと自分のことは自分が一番理解し、行動する人が多いです。

だから、僕から見た異世界では、その部分が違うのだろうかと気になりました。


………僕は、僕の世界で生きていく自身がありません。



…なんか、質問だけして終わろうとしたのに、最後僕の悩みを言ってしまいましたが、そこは気にしなくて大丈夫です。


これで、お話は終わりにしようと思います。」

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