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お誘いは鉄の味

こんにちは

最近寒さに打ち拉がれています。(;ω;)

あー寒い寒い。


『End of life or death』


蒼太と契約を交わした昼休みのすぐ後真斗は教室に着くとすぐに実行に移す事にする。

昼休みは後20分くらい残っているため美奈さんを探しに校舎を回る。


正直見つかるわけがない。

それもそのはず彼女はその容姿とは対に昼休みの存在感の無さと言ったらクッパなのに変装もせずピーチ城潜入して手土産にマリオの帽子を手に入れるほどのものだと蒼太が言っていた。


俺は欠伸をしながらゆったりと晴天の空を見上げつつ今日も生きてる俺偉いと自分に称賛の意を告げながら今は使われていない第3校舎を徘徊する。


『なんかお化けでそう』そう溢してしまうほど第3校舎は10年前あたりから使われてないこともあって老朽化が進んでおりガラスが割れてあったりなどボロボロになっている。


『あ、あの、きょ、今日はいい天気ですね、、』


『!?』


三階に差し当たった途端1番奥の教室より声が聞こえてきた。


『いや、怖い、、』


俺は死を求めてそのために今行動をしているだがしかし!俺の求死とは痛くなく怖くないやつ。そう安全なやつ。

だからお化けは無理それは怖い今死ぬのはノーカンノーカン。

俺はそんな紆余曲折な事を言い3階を後にしようとすると再び

『うーん、なんか違うんだよ。やっぱり私ダメだ。』

と、悲嘆の声が聞こえてくる。


『死んでもなお、不安ごととかあるのか?待てよ俺も死んだらこことかに地縛霊として住んだりするんかな?なら仲良くしておいた方が、』


真斗の中に過去1番意味不明な理論が成り立つ。

しかし、その意思は体を奥の教室に、導くほどの効力がありガラガラと縦付けの悪い扉を静かにあける。


『こんにちは、僕そろそろそっち行くと思うので優しく、、し、、て、』


死後宜しくするために挨拶を試みながら相手を一瞥して驚愕する。

なんとそこにいたのは蒼太の未来彼女になるであろう美奈さんがずらずらと色々書かれたノートを見ながら1人鏡と対面していた。

俺は驚きのあまり今後使う事が無いであろう脳のあちこちを始動させ思考を巡らせる。


『まあ、ファイト!』


その結果出た言葉がこれだ、、

正直煽ってんのかと言われたらおしまい程度の軽薄な言葉を残し踵を返して去るために扉を開けようとする。

くっ、何故だ。何故だか扉が開かない。いやマジでこの状況やばいほんとにやばい多分見ちゃいけない儀式とか行われてたよ。


『その扉立て付け悪いので内側からはある事しないと開きませんよ』


逃げる為に扉と対峙していると背後から声が聞こえる。

後ろを振り向くとシャーペンをこちらに刺し向かせている美奈さんがそこにはいた。

いや、怖い怖いシャーペン向けられるのかなり苦手だからやめてほしい。


『あの、何かな?』


『私は本気です。』


いや、それが一番ダメな事だから


『うん、まずは落ち着こ!』


出来るだけ愛想良く振る舞う。


『いやです。今見ましたよね?』


何をー?儀式?いや知らない知らない


『な、なんのこ、ことかな?』


『シラを切るおつもりですか?』


さっきよりシャーペンが俺の腹に近づく

『いや、本当にわかんない。なんかごめん』

怖すぎてつい謝ってしまった。


一先ずスマホを

俺がスマホを取り出す事を察したのか


『録音とかしようとしました?』

と、言いつつさっきより焦った様子で首元にシャーペンを向けてくる。


『してない、してない。じ、時間!次の授業の用意してないし!』


『それは大丈夫ですよ。次の授業は休んでもらいます。』


何が大丈夫かわからないが俺が拘束される事が確定した。


『そ、そうだ。でも、突然俺たち2人が居なくなって突然2人戻って来たらみんな不審がるよ。』


『ふっ、2人戻ればですがね?まあ、大丈夫ですよ。』


いや、だから何が大丈夫なの?しかも2人戻れれば?戻れない未来あんのやなんだけど。(さっきまで死のうとしてた人間です)


『それで何が目的?儀式やるから血を流せとかそう言うやつ?』


『な、何を言ってるんですか?』


美奈さんは少し引いた様子で距離を少し開ける。

いや、お前だよ!俺はお前に最初あった時から何をして何を言ってるかわかんねーよ。


『わかった。残るし言う事を聞くよその代わりに俺から1つ要求させてもらう。』


いや、俺偉すぎるこんな危機的状況下でも共と為蒼太の為にこんな事をするなんて。

自分を達観しして再び称賛する。


『いや、ダメですよ。今八雲くんに人権が存在するとでも?』


『いや、しないの?てか、名前知ってたんだな。』


『それはもちろん。』


いやどっち?人権の方?それとも名前の方?結果次第では怖い。ピエン(ごめんなさい)


『じゃあやれよ?殺しても良いよ、、もうどうでも』


俺は足が痛かったので早めにこの痛さから脱獄するため相手に選択を迫るため冗談交じりで強気に出る。


『なら、はい。』


『えっ!?』


『グサっ』鈍い音と共に俺の体から血糊のようないや実際の血が滴る。

そして、視界が次第に歪み俺はその場に『バタン』と音を立てて倒れる。

だんだん体の体温がなくなるのが感じられる。

そして、体温と同率になくなる意識の中『5/20』という数字が脳裏に浮かぶ。


『キーワードはs』

誤字脱字などがあったら教えて下さい!

拙い文章ですが最後までありがとうございます。

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