転生！女神LIFE─女神の御旗の元に─

アンノウン

「女神の……騎士？」

呆然としたミネルバの前に俺は降り立った。

良かった、何とか間に合ったみたいだ。

「だ、誰よアンタ！……って、ヨヨ、ヨルシカ！？なななな何なのその翼！？」

カーラは体を起こし、俺を指さしながら慌てふためいている。

腕には薄っすらと字ができている。

「女の子に暴力かよ……ふざけやがって！」

俺は動揺している帝国兵達を睨みつけた。

「お、女？」

「つ、翼だ！？」

「あいつ飛んでたぞ！？」

どうやら俺の姿を見て混乱しているようだ。