忘れられないんだもの
「んぅ?」
歩きながらキョロキョロしてたら、何と言ったらいいのか・・・
とにかく不思議な外見の店を見つけた。
外に出ていた看板には、「神那木飲食店」と書いてある。
ちょっと近寄ってみると・・・
扉には"アルバイト募集"と書いてある紙が張ってあった。
少しだけ・・・・気になる・・・
入ってみるか・・・
やめたほうがいいのか・・・・・・・
でもなぁ〜妙な外見だしなぁ
飲食店って書いてあるけど・・
やめるか
俺はまたスタスタと歩き始めた。
その瞬間、
ガチャッ
「!?」
扉が開いた音がする。
俺はフッと無意識に後ろを振り向いてしまった。
「・・・な―――――――」
とてつもなく美しい女性が出てきて、店の周りの掃除をし始めた。
本当に綺麗で
まるで・・・天使・・・・・違う・・・女神というべきか
サラサラの髪に、す・・大きい胸・・
顔も可愛らしく整っていて、大人気のアイドルやモデルだって
床に落ちている髪の毛ぐらいにしか見えなくなってくる・・・・・・。
見とれていると、その女性は掃除を終え、妙な外見の店に入っていった。
「あ・・・」
俺は吸い込まれるようにその店に近寄っていく。
ダメだ、さっきの女の人が完全に頭に焼きついて離れない。
会ってみたい
話してみたい
店の扉を開けてみた・・・