ぐだぐだじょうおーへと 番外謝罪編
黒煙が煙る元薔薇の庭のアフロ頭の執事服の男は怒り心頭であった
「イヴ…あまりに『この作者』のレベルが低すぎやしないか?」
都合上謎の黒い霧によって姿カットの美少女?イヴ
「あら、彼だって頑張ってる?じゃない」
一番出演が多い彼女も首をかしげる
「契約とは違うようだ…ヤツを問い詰めなければ気が済まん!」
執事姿の男は初回は柔和だった顔に皺を寄せズンズンと館へ進んでいった
『夢の館地下二階』そこには軍人が爆破した空間の下にもう一つ
地下空洞が広がっているのだった…
石切り場と言っていい真っ暗な場所
そこにスポットライトに浴びせられる『ヤツ』
「どこっ!どこなの!?」
眩しさに光を手で隠す
「ここさあ」
軽薄そうなコートの男が逆光に現れた
顔は眩しくて見えない。
「『ダイジョブ』ちょ~っとお話としゃれこもう」
『当作品作者(代行)』はコート姿のソイツに怒りを買っているらしい
それだけは理解できた
「果たして君は…ここで『多作品を連載する資格』はあるのかな?」
突っ込んだ質問だ
「それは!未だクオリティが低いから!」
質問したソイツは呆れかえった
「…何故…クォリティが低いんだ?」
「…文章の詳細を…なるべく省いているから、それは!」
「それは?」
「更新速度をっ!」
コートの男は舌打ちを三回、指を振る
「そう!ネタ!ネタが!」
「ちが~う!もっと重要なことだよ!」
「私は…!何も…!」
焦る作者は苛立ちを抑えきれない様子で
ソイツに迫る
「何も浮かばない~?」
逆光の中コートの男はおどけてみせた
「そうよ!」
「何もぉ…できない?」
「そう!」
「『ここの人造人間』…だったか?アレは君が造ったんだろ?」
『ソイツ』は思わず目を反らす
「私の前作にも…いたなあ…『人造人間』」
「申し訳ないです!すみません!」
「で?どうする」
「前作は…」
「言わせてもらうが、前作をお声を掛けていただいた、コメントをくださったありがたい
お方がいらっしゃったにもかかわらず新作にさらに長編新作…情けない」
「つまり、煮詰まってます。」
「他の作品に、逃げたな?」
「…第一作だ」
「あれも質が下がったな。魚介類系女子」
「しかも最後なんだあれ、もともと三流だったが『あれ』は」
「シロクマ…あまりに最後を飾るには…すっぱい」
「次は『ありす』、だ」
「あれは海棲生物を扱う練りこみが足らん…ネタも勢いも足りん」
「『ようこそ!』あっち連載してたら…か?」
「SFの科学要素でグダる…論外」
「女王へと…至れる?」
「うーむ…閲覧数…受けてる…のか?」
『我々ハ、サイ疑的デス』
本音を読み解くタコ型の火星人!
「姿を現したなっ!すべてを霧に隠す者ッ!」
ヒーロースーツに身を纏いっ!"漆黒の髪"たなびき、ぺったん娘ォ!イヴ!
「虐待を受け、今では大いなる翼でヒロインなのか?に羽ばたいた君は…」
「全て、大丈夫だっ!」
「おお!なんだかしらんが自身に満ち溢れている」
「この作者の作品は…作品には」
「『爆薬』が仕掛けられている…!」
一同は驚愕する、これは谷間に埋まるほどの爆弾だ!イヴに谷間はないが!
天井が!地下二階が!メキメキいってる!
「イヴ…やめるんだ!解説さんが仕事をし始めた!」
「もうッ!『読者様』が『無計画』に『おカンムリ』なんだよおッ!」
「我々も、突発的にこのような話を投稿を行い…申し訳ない」
「だが反省して新作を…」
「もう!おすね!」
『ぐっもーにーーーん』
その日、二度目の爆撃が行われ、間欠泉の確認がされた
『これは自身の創作で本編とは無関係です』