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灰なる手紙  作者: 紫木
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ニノ恋

あれは夏の日差しがまだ無い頃だったのか

それとも、冬の寒さに凍えながら過ごす時期だったのか

少なくとも、僕が詰襟を着ていたのは覚えいている

何の教えを受け、今までそれの何を活かせたのか分からないぐらいに不真面目な話だが、

僕は授業を受けていた。

退屈には刺激が必要だったのだろう。

それとも、これも若さ所以の愚考なのか。

僕は前に座る彼にいたずらを仕掛けた。

本当に取るに足らないいたずらだ。

でも、それだけで隣に座る彼女は笑ってくれた。

勿論、彼女は恋人じゃなく僕の想い人

滑稽だと思うだろう?

ピエロよりも作り物なのに、僕はそれで満足していたんだ

だからこそ、この恋も叶わず記憶に残っている

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