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BLACKREGEND  作者: アーセル
9/31

ステージ7 作戦は念入りに

遅れてすいません

最近難産でございます

「ちょっと聞くが、お前の実家は貴族か?」


「・・・それ以上です・・」


呼吸の速さや目の向いている方向で嘘を言っているかは

判断できる、嘘じゃ無いようだ


可愛い女の子に尋問はしたくないが、家出人はPTの将来に関わる問題を

持ってくることがあるのだ


「実家が外国に送れる戦力は?」


「・・200ぐらいです・・」


まずいな、上流階級だから私兵部隊を持っていると思ったが

そこまで多いとは


貴族だとか上流階級の大半はやたらプライドが高くて

世間体をとても気にする


娘が家出したなんて知られたら面目と存続に関わるので

全力で連れ戻しに来るはずだ


さらに貴族以上の血筋は全員金髪銀髪だ


一般市民は茶髪や赤毛(俺の黒髪は金銀以上に珍しい)


ティファの銀髪はかなり目立つ俺の黒髪も目立つ、


この世界にヘアスプレー等のように髪を染める物は無いから

遅かれ早かれ追っ手が来る


「ちょっとまってろ」


俺は近くにあった布屋に入った



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「いらっしゃい、ご用件は?」


「フード付きのケープが作れるぐらいの布が欲しい

色は白で頼みたい」


「三百コルにございます」


コルはこの世界の通貨で、天秤が描かれた銀貨だ


「頼む」


「かしこまりました」


二分後、主が布を抱えて戻ってきた


「こちらは雨具によく使われる物にございます

旅人に見えたのでこの品を選びました

いかがですかな」


手触りや重さを確認する


さすがは店主、よく分かってる


「買った、百コル追加しておく」


「毎度あり」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「師匠、その布は?」


俺はポーチから裁縫道具を取り出して、ケープを作り始めたが


「・・・・・・・」


周囲が無言になるほどの早さで作業を行う


セクハラ行為だが、気づかれないウチにサイズを測り


丁寧に(でも猛スピード)で


こうして、一着のフード付きケープが完成


「とりあえずこれを羽織れ、多少はばれにくい」


ふむ、思ったより似合うな


「あ、ありがとうございます」


屈託のない笑顔だ


思わず赤顔する


「じゃあ依頼でも探すか」


「はい!」


こんなに懐かれて、いや惚れられていいのだろうか


(家族や仕事仲間、相棒は元気だろうか)


現実逃避のように、関係無い事を考え始めた




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