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ステージ18 恋する乙女は
「・・・・・・・」
私は眠れず、何度目かの寝返りをうった
あの後、師匠は言った
自分がどれだけの人を手にかけたか
何時からやっていたかを
人を殺すことに躊躇いも恐れもない
蛇がカエルを殺す様に、人を殺す
それが自分なのだと、師匠は言った
あの夢は事実だった
やはり師匠は蛇だ
だけど・・・・
「師匠、起きてますか?」
「ん?」
「私、薄々そうなんじゃないかって、思ってたんです」
「・・・・・・・」
「でも、師匠が私に向けてくれた優しさが
私には嘘に思えないんです」
「お前を守りたいって思ったのは本当だからな」
「だから、私は貴方に付いていきます
たとえ血と死体で埋めつくされた道でも」
私は師匠のベットに潜り込み、師匠に抱きついた
「貴方に会えたこと、後悔しません」
師匠が私を抱きしめた
「ありがとう」
結局グダグダです
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