表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BLACKREGEND  作者: アーセル
13/31

ステージ10 欲情は誰にでも

ザシュ


刃物で肉を切り裂く音が暗闇で響く


また響く


また響く


・・・・・


気が付けばその暗闇の中で

‘生きている‘のは二人だけだ


片方の、”金色”の瞳が光る


恐怖で腰を抜かした男に


ムジヒナドクガガツキササル







俺は人に誇れるような生き方はしていない


そう確信している


少なくとも、裏社会に首を突っ込んだ奴は

だいたいそうだ


そんな人間が尊敬されるはずがない

なんだけど


「すごいです、あんな強そうな魔物を倒しちゃうなんて」


「当たりどころがよかっただけだ」


依頼完了の後、王都で俺達は宿を取った


天蓋付きのベッド、高級品の家具、センスのいい壁模様


奮発して高い宿を取ったのだ


これぐらいなければ割に合わない


「私、師匠に付いてきてよかったと思います」


少女漫画だったらバックに花が咲く笑顔だ


亜人フェチな俺にはどストライクなんだか


「もういい、寝ろ

明日も早いぞ」


小っ恥ずかしくなって、俺はベッドに潜り込んだ









一時間後


ティファが俺のベッドに潜り込んできた


貴様、俺に襲えと言うのか


エロゲーによくある展開だ


聞くだけなら踊りだしたくなるが


実際には精神衛生上大変有害だ


そっち方面に免疫が無いのでキツイ













結局、俺は寝不足になった






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ