トラとウマ。
あの虫が苦手なかたは、読まないでください。
すこしずつ耐性がついた あの頃よりは
いまでは味方だと思っている 家族だと思う
ピョンピョン跳ねる 小さな蜘蛛は愛しく思う
巣のなかで ゆっくりと 待ち構える姿でさえ
ぞろぞろ ぞろぞろ ぞろぞろ ぞろぞろ
かつては 大量の蜘蛛に蹂躙されたことがあった
かつては 大量のカマキリの子どもが孵化したが
あのGだけは我慢できない たくさん潰したハズなのに
掛け布団のなか 枕のしたにも マスクのなかにさえも
耳栓と 鼻栓をしなかったのが 失敗だったのよ