表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

♯雨僕

雨上がりに僕らは駆けていく Part3

作者:じゃがマヨ

 1995年に起きたタイムクラッシュにより、世界は形を変えた。

 存在しなかったはずの人が存在し、存在するべきだった人が、存在しなくなった。

 「彼女」は、そのどちらにも属さない人間だった。


 今日という日は、みんな誰もが知っている1日だと思う。

 朝起きて会社に出かける人も、宿題に追われている夏休みの子供も、駅のホームに立つ街中の人や、部活帰りの女子高生も。

 私もつい先日まではそう思ってた。

 例えば今日が西暦の何年でも、夏でも冬でも、いつもと変わらない日常なんだってこと。


 だってそうでしょ?


 部屋の時計を見れば、顔色ひとつ変えずにアラームの音が鳴る。

 カーテンの向こうに広がる街の景色も、雲ひとつない晴れやかな空の青さも、いくつも見てきた当たり前を連れて、今日という日がやって来る。

 それが普通なんだって思ってた。

 「今日という日」が来ることが。

 いつもと変わらない景色を見ることが…。


 タイムクラッシュの爆心地、1995年の神戸市の街で、世界の運命は揺らぎ始めた。

 それまでにあった世界は失われ、起こるべきはずだった1つの「未来」は、永久にその行方をくらました。

 全ては、1つの「過去」を変えたことが原因だった。

 1995年1月17日、午前6時。


 あの日、あの時刻から、世界のカタチは失われたんだ。
プロローグ
第1話
2023/02/26 22:21
キミと明日を駆ける
第2話
2023/02/27 22:09
第3話
2023/07/01 15:55
第4話
2023/07/01 15:57
第5話
2023/07/01 16:23
第6話
2023/07/01 16:27
第7話
2023/07/01 16:32
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ