お姉ちゃんが起きない
「お姉ちゃん?大丈夫?嘘だよね死んでないよね?あっ…」
「エリス。こういう時は心を落ち着かせるの。そして、お姉ちゃんはまた働きすぎで倒れたけど。こんなふうに手首にこうするとドクドクってするでしょう?」
「うん!ドクドクするよ!」
「でしょう?子のドクドクするのが伝わったら生きてるっていう証拠よ。もしまたお姉ちゃんが倒れてしまったらまずはドクドク…つまり脈を確認して安静に寝かしてあげてね」
「お母さん…。うん。そうするよ。」
ひとまずお姉ちゃんの脈はある。でもお父さんの脈は…。
あ、カルロスお兄ちゃんとアレンは無事かな。他のみんなも探さなきゃ。
「カルロスお兄ちゃん!アレン!村にみんな!どこ?生きてる?私はここよ!」
返事がない。もしかしてみんな、死んじゃった?いやだよ。そんなの、嘘よ
「おいおい。勝手死なせるなよ。俺は生きてるぜ!だけど他のみんなはダメみたいだ。で、アリスとエリス怪我はないか?そしておじちゃんは?」
「お父さんは…。うわーん!!!!」
「そうか、おじちゃんは…。くそっ。俺の家族も死んで良くしてくれたおじちゃんも死んで残ったのは、エリス、俺アレン」
「お姉ちゃんは、脈はあるから命に別状ないわ」
「そうなんだ。よかった。2人が無事で」
アレン。相変わらず影が薄いなぁ。
「とりあえず。生き残った4人でこれからの話を考えないとダメだな。まずは他に生存者がいないか確認しようぜ」
「うんそうだね。カルロスお兄ちゃん。」
「よおし!みんなで手分けして探すぞ!」
「じゃあ。僕はこっちで、2人はあっちとこっちでお願いします」
「はーい」
まあこんな感じで生存者を探してるけど、なんか理解が追いつかないな。だって急に大きな揺れがあってお父さんや村のみんなが死んじゃうとか。カルロスお兄ちゃんとアレンは落ち着いてるけど本当は悲しいのよね
まあということで、今日はもう遅いので焚き火を焚いて寝ることにした。奇跡的に食料が少し残っていたし。
翌日
「お姉ちゃん。そろそろ起きてよ!」
「そうだぞエリス!起きろ!朝だぜ!」
「エリス。起きて」
「おはようございます。皆様」
「お姉ちゃん!おはよう!死んじゃったかと思ったよ」
「起きてくれてよかったが、なんでこんなに堅苦しい喋り方なんだ?」
「うん。おかしい」
というわけで、お姉ちゃんが起きたのは良いものの。お姉ちゃんが別人のようになってしまったのです。
これからどうなっちゃうのーーー!!!!!!
と、いうわけでアリスが目を覚ましましたが。別人のようになってしまいました。ということでアリスは眠っている間何を見ていたのかという内容です。相変わらず語彙力がなく内容がクソかもしれませんが。どうかご了承ください笑