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卓球ノート  作者: 誠也
7/40

部内試合

キーン、コーン、カーン、コーン。


「飯だー!」


俺達は机を動かし合わせる。


「「「いただきます!」」」


今日のメニューはカレーとフルーツポンチだ。うまい。


「ねえ、今日の部活は何するの?」

「そうだね、皆大分打てるようになってきたし、試合とかどうかな?」

「いいねー!やろうぜ!」

「皆で総当たりとか!」

「私勝てるかな?」

「大丈夫、花ちゃんも皆と同じ練習内容やってるし、皆拮抗するんじゃないかな?」

「そうかな。」


なんか面白くなってきた。


・・・放課後・・・


「じゃあ試合は1ゲーム11点先取の5ゲームマッチでやるよ。まずは僕が待機してるから純と源、明と花ちゃんでどうぞ。」


源とか、よーし。台に付き、少し練習をした後、試合が始まる。

じゃんけんの結果俺のサーブからになった。


「お願いします!」


さて、どう攻めようかな?まずは得意な下回転サーブからだ。


コツン。


源のバック側にサーブを出す。バックにツッツキが来たので回り込んでドライブをかける。しかし、フォア側に上手くブロックを返され、決められてしまった。


0-1


ブロック上手いな。よし、次は取るぞ。今度はバック側にナックルサーブを出す。源のツッツキは浮いてきたので、フォアにスマッシュ。


1-1


ナックルサーブが効いたな。今度は源のサーブだ。スピードのあるロングサーブがバックに来た。バックで合わせて返すだけになってしまった。フォアにとんだチャンスボールを源はドライブする。でもあまり威力がなかったから難なくブロックすると、連続でドライブをしようとした源がミスをした。


2-1


源はまたスピードのあるロングサーブをバックに出してきた。今度はそれを回り込んでドライブする。ドライブは源のフォアを抜いた。


3-1


よし。また俺のサーブだ。今度は横回転を出してみよう。源のバック側にサーブを出す。源はバックハンドで強く押し込んできたがネットにかかる。


4-1


次はフォア側に出してみよう。フォアに横回転を出す。源はそれをフォアにドライブする。スピードは無いけどコースがいい。そのまま抜かれてしまった。


4-2


源のサーブ。バックに下回転サーブが来た。それをバックにツッツキする。そのままツッツキでのラリーが続いた。攻めようと回り込んでドライブをしたところネットにかかってしまった。


4-3


フォアにナックルサーブが来る。それをフォアにフリック。源はそれをバックに返す。その後はフォアとバック交互に振られたが、源が先にミスをした。


5-3


俺はナックルサーブを出した。源はツッツキして球が浮く。すかさずスマッシュした。


6-3


やっぱり源はナックルが苦手なんだな。続けてナックルサーブを出す。今度はフリックしてきたがネットにかかる。


7-3


よし、突き放したぞ。源は焦ったのかサーブミスをした。


8-3


今度は確実に入れようと思ったのか、慎重な感じでナックルサーブをバックに出してきた。それをバックハンドで強打する。しかし、上手くブロックをフォアに返され抜かれてしまった。


8-4


次はどうするかなナックルサーブを出すか、慣れられてもいけないから他のサーブを出すか、う~ん。取り敢えずナックルを続けてみよう。ナックルサーブをフォアに出す。源は入れるだけといった感じにそれをバック返す。チャンスボールだ。俺は回り込んでドライブをストレートに打つ。ブロックで返ってくるが連続でドライブすると源はミスをした。


9-4


またナックルサーブを出す。源はやはり入れるだけだ。さっきと同じパターンで、得点する。


10-4


源はバックに下回転サーブを出してきた。そのままツッツキのラリーになる。俺が先にミスをしてしまった。


10-5


また下回転サーブがバックに来る。ドライブをかけようとしたがネットにかかってしまった。


10-6


連続失点はまずいな。今までほとんどバックにナックルサーブばかりだったな。じゃあ。俺はフォアにスピードのあるロングサーブを出した。源はナックルが来ると思っていたのか反応が遅れてサービスエースになった。


11-6


よし、1ゲーム目は取ったぞ。源はブロックが上手いな。ナックルサーブに弱いけど、あんまりやり過ぎると慣れてくるかも。それに下回転からのラリーはこっちのミスが多いな、修正していこう。2ゲーム目は1ゲーム目と同じようにナックルサーブを主体として攻めて行った所、ゲームの最後の方は普通にフリックされる様になってしまった。それに源も1ゲーム目での得点パターンである下回転からの展開をやって来た。でも俺も下回転を落とさないようにドライブを今までよりもう少し下から上に持ち上げるように振って修正できたからそこまで苦ではなかった。2ゲーム目は結局俺が取ったけど、1ゲーム目よりは接戦になった。3ゲーム目はお互いがお互いのボールに慣れてきたのでどちらが先にミスをするかといった流れになった。すると、今度は源にゲームを取られてしまった。これでゲームカウント2-1。4ゲーム目、ここで取らないと源に勢いが付いてしまうな。もっとミスを減らすために安定して入る球を打つべきかな?源もミスは多いし、それでやってみよう。結果俺が4ゲーム目を取って源に勝った。


「よっしゃ!」

「ちぇっ、純に負けちゃった。でも次はもう少しいい試合できそうだな。」


確かにもう一回やったら負けるかも。もっと上手くならないとな。明と花の試合も終わり3-1で明が勝ったようだ。


「じゃあ次は僕と明、純と花ちゃんね。」


花とか、花はどんな感じかな?


「お願いします。」


花からのサーブで始まる。花は下回転サーブからの展開でツッツキを続けるのがメインのようだ。どの球も丁寧でミスが少ない。でもドライブやスマッシュの威力は少し弱い気がする。1ゲーム目は11-9、2ゲーム目は8-11、3ゲーム目は11-8、4ゲーム目は12-10という感じでなんとか勝てた。


「負けちゃった。純も明も強いな。」

「花もミスが少ないし、どっちが勝ってもおかしくなかったよ。」


徹と明は3-0でやっぱり徹が勝っていた。


「次は僕と源、純と明ね。」

「純、よろしく。」


俺と同じで明はドライブ主体で攻めてくる感じだ。お互い攻めていく方が得点し、守った方がミスをする展開だ。1ゲーム目は13-11、2ゲーム目は7-11、3ゲーム目は8-11、4ゲーム目は11-8、5ゲーム目は11-5で接戦だった。


「よっしゃ三連勝!」

「でも次は徹とだろ、徹めっちゃ強いぞ。」


徹は源とも3-0で勝っていた。


「じゃあ次は僕と純、花ちゃんと源ね。」


徹はレベルが違った。まずサーブだが、モーションが全く同じに見えるのに横下回転と横上回転を打ち分けているし、バウンドも全く同じで、どうレシーブすればいいかわからない。次にドライブもスピードも回転もスゴくてラケットに当てられないし、当てても返せない。何よりこっちのやることが全部読まれてる様に感じる。ミスも全然しないし強すぎる。結局1-11、1-11、1-11で負けてしまった。


「徹、強すぎ。」

「純も大分上手くなってるよ。もう少ししたらもっといい勝負できるかも。」


部内リーグ戦は一位徹、二位俺、三位明、四位花、五位源となった。徹との差が大きいな、でももっと練習していつか徹に勝ってやる。

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