22
「静かにしろ! 騒ぐと一人づつ殺すぞっ?!」
「ぅえっ……えっ……」
「お母さん……怖いよ……お腹すいたよ……」
「くぅーん……」
「そこおおっ! 泣いてんじゃねえ、うるっせえんだよっ!」
突然、銃を持った犯人が銀行を占拠した。 行員や客たちはあわてふためき、逃げようとしたりパニックを起こしたが、犯人によって部屋の片隅に集められた。
女性行員が犯人に脅され、彼のバッグに現金を積めている。
「犯人に告ぐー。人質を解放して今すぐ出てきなさーい」
「うるせええええっ!」
「きゃあああああーーー!!」
警察に囲まれて犯人も苛立っていたのだろうか、投降を呼び掛ける声に、大声をあげながら発砲した。 店内の人質たちは叫び声をあげる。
平日の昼下がり、さほど人口のないこの銀行は店内も静かだった。 子供とペットをつれた女性と、目深に帽子をかぶった男。 そして、行員が数名。
その帽子の男が行員に銃を突きつけ、金を要求した。
他の人質は今は手足を拘束され、床に座らされている。
事件が起こったのはほんの三十分前。 営業時間中にもかかわらず、シャッターを閉めてしまったことに、外にいた人が気がつき通報したのかもしれない。 少し前に周囲は完全に包囲されたようだ。
「くそぉぉぉっ、何でこんなことにっ?! 会社をリストラされて、妻にも逃げられ、子供にも会えないっ! 俺が何をしたって言うんだっ?! 金だけもらって逃げるはずだったのに、警察なんか呼んだバカはどこだっ!」
犯人はかなり興奮しているようだ。 顔も紅潮して目も血走っている。 もう、まともな判断はできないように思える。
人質になったものたちは体を寄せあい、ガタガタと震えている。 大人だけならもう少し耐えられたかもしれないが、子供と言葉の通じない犬には耐えがたい時間だった。
「お母さん……怖いよ……お腹すいたよー」
「くぅーん……」
「うるっせえっていってんだろ! こうなったら、お前ら全員片っ端から殺してやるっ! まずはそこの腹へったガキからだっ! 来いっ!」
「きゃああっ! やめてください、まだ子供なんです! おとなしくさせますからっ」
「腹減らしてたらかわいそうじゃねえか。すぐ、楽にしてやるからなっ」
男が拳銃を構えたその時
「うわああああああっ!」
ひとりの男物陰から飛び出してきた。 警察か? とそこにいたみんながそちらを見たが、男は私服だった。
「あ……」
女性行員は思い出す。 窓口で口座開設を依頼され、順番を待っていた男がひとりいた。 そういえば彼は、拘束された中にはいなかった。
男は自分の順番が来るまで、待っていたのだがほんの少しトイレに立った。 そして出てきたら、外はもうこんなことになっており、そのまま隠れて出ていくチャンスを狙っていたのだ。
飛び出してきた男は、大声に驚きこどもから目をそらした犯人に向かって、力一杯タックルを決めた。 二人一緒にごろごろと人質のそばまで転がってきた。
「エイタ! 締め技っ!」
鋭い声で少年が犬に命じる。 お手や伏せのような曲芸のひとつだろうか?
犬がやにわに立ち上がる。
「いや、いくらなんでも犬には無理だよ?」
「「「「いぬはしゃべらない! しゅじんのいいつけはぜったい!」」」」
「ええー……」
「ってなわけで、また起こられちゃいました」
ひまわり幼稚園は十二月に入り、クリスマス発表会の準備に大忙しだ。
瑛太も、絢音を始め年中組の担当教諭と衣装のチェックに余念がない。 夏過ぎからはじめたお遊戯はもうすっかり体に馴染んで、早く保護者の前で見せたい気持ちで子供たちもはち切れそうだ。
「あれから、流行ってるもんねー、人質ごっこ。そろそろおうちの方から苦情が来そうな気がするんだけど……」
「絶対馬場さんが瑛太先生の武勇伝、いろんなところでしゃべってるからですよねー?」
「ほんっっっっっと、すみません……」
幼稚園再開後、先程の人質ごっこはあちらこちらで見られるようになり、子供たちの心の傷になりはしないかと気を揉んでいた職員はホッとしたものだった。
回りを取り囲んだ警察の鮮やかな制圧と、馬場が至るところで『本当は瑛太先生はめっちゃ強いんだぞ? 大男だってぽいって投げて絞め技かけちゃうんだからなー!』と吹いているのが子供たちのツボにはまったらしい。
馬場は瑛太が誘拐されていたことを知らない。 ましてや彼の言うように木材を振りかざした男をぶん投げて失神させていたことなど知るよしもない。 にもかかわらず馬場がこの話を始めると変な汗をだらだらかいてしまう瑛太だった。
ちなみに本日のキャストは犯人:航希、母親:ほのか、女性行員:心音、子供、警察官:爽(兼ね役)、トイレから出てくる男:廉、犬:瑛太、でお送りしました。
瑛太は一連の騒動の責任をもって、当然園を辞めるつもりでいた。
今まで都と長い付き合いだったという理由で、多目に見てもらえていたが今回は駄目だ。
自分のことを病的に思った末の殺人事件に監禁立てこもり事件。 あげく、暴力団関係者のトラブルに巻き込まれて拉致監禁なんて、何をどう多目に見たらちゃらになるのか、当事者の瑛太でさえお手上げだ。
ところが、援護射撃は思わぬところから来た。
佐野が幼稚園に踏み込んできて、廉を秘密の出口から逃がしたとき、彼を保護してくれた近所の男性が進言してくれたというのだ。
「まだ五才の子供が必死に走ってきて、とにかく警察を呼んでくれって言うんだよ。その様子でいたずらじゃないとはわかったけど、電話したあと落ち着かせて話を聞いたら、中では大変なことになってるっていうじゃないか。先生を助けなきゃいけないって、自分を助けてくれた先生を今度は僕が助けなきゃって必死だったよ? そういう生徒に慕われる先生は大事にした方がいい。うちの孫も是非、ひまわり幼稚園に入れたいよ!」
昼間の幼稚園に刃物を持った男が侵入するというショッキングな事件は、二年前の翔真の事件も絡めて大きく取り上げられた。
あの事件の真犯人が子供の父親だったこと、痴情のもつれで協力者の女も手に掛けたこと。 また、その男が執着したのは仕事熱心で子供を命がけで守った美貌の男性職員だということ。
それらがまた噂先行で独り歩きをしそうだった時、近所の男性が瑛太を擁護する発言をテレビカメラの前でしたのだ。
男性にしてみればいきなりカメラに囲まれて、舞い上がってしまったのかもしれないが(事実、彼に孫はいない)それでも瑛太を援護するには十分だった。
「まあ……命がけとか美貌の、とかはちょっと……盛りすぎだと思うんですけど」
「あら、いいじゃない。お陰さまで来年度の入園希望の説明会、三部入れ替え制にしなきゃいけないほどなんだから。ほんと、瑛太先生さまさまだわー」
コーヒーを飲みながら都がのんきに笑う。
果たしてこんなことで本当にいいのだろうか?
それでも実際に、入園希望の資料は用意すればしただけなくなっていくし、教育雑誌やテレビの取材のオファーは何度も来た。 瑛太に対してヘッドハントの伺いまであったほどだ。
もちろんすべて断ったが。
「瑛太先生、定年退職したら本を書くといいよー。売れるよ、絶対!」
「表紙は若き日の麗しい先生の写真を使いましょう! 今のうちに写真屋さんで撮っておきましょうよっ!」
「絢音先生も歌穂先生も勘弁してください……」
「えー、だってその美貌で若頭も落としちゃったんだかっ、んんんーーー!」
「歌穂ちゃん、それはダメよ?」
「はあいー」
てへっと歌穂が笑う。
なぜバレたのかは全くわからない。
現場検証のあと幼稚園自体は五日ほど休園になった。 しかし中では全職員で掃除をして大幅な模様替えを行った。子供たちがあの日のことを思い出さないようにという配慮からだった。
瑛太はそれには参加せず自宅待機していた。 本人は謹慎ととらえていたが、直後からマスコミが幼稚園の回りを囲んでいたので瑛太がさらされないため、また事件に巻き込まれた彼の精神面への都の配慮だった。
その後、近所に男性の発言があったため騒ぎは急速に鎮火。 比例して増える問い合わせに対応するため瑛太も出勤するようになった。
その出勤初日、瑛太の顔を見るなり絢音と歌穂が「瑛太先生、なんか色っぽくなってるっ! 若頭となんかあったでしょっ」と飛びかかってきたのだった。
急なことにしどもどした瑛太はごまかしきれず、さわりだけを話してしまった。 そして頭を下げてこう言ったのだ。
「お願いします、誰にも言わないでくださいっ! あちらは小さいお子さんもいらっしゃるし、まだ本当に何にも……」
すると、困惑した二人組は声を潜めて打ち明けた。
「あのね? 私たち瑛太先生と仲がいいからって、都先生にお願いされたことがあって。瑛太先生は前の幼稚園で信じてた人に裏切られて辛い思いをしてるから、からかいやいたずらな気持ちで近づくならやめてあげてね、って」
「最初はなんか過保護だなーって思ったんだけど、瑛太先生は本当にまっすぐで、一番にみんなのこと考えてくれて。ちょっとボケてるかなーって思うときもあるけど? 都先生の気持ち、なんかわかるなー」
「それにそんなこと言われなくても、私たち瑛太先生のこと大好きで、先生が辛くなるようなことしないよ? 大変なこと一杯あったからすぐには無理かもしれないけど、信じてくれて大丈夫だから」
「……ありがとう、ございます……」
大人になったらひとりで生きていくのかと思っていた。 でも今、大人だからこそ難しくなった生き方を、たくさんの人に支えられていると痛感する。
どうやって返していいのかわからない感謝を、瑛太は噛み締めた。
「西原菜奈美殺害とお前へのストーキング、幼稚園立てこもりは佐野。俺への暴行は佐野と西原の共謀。車で暴走と稲葉廉誘拐未遂は塙のしたっぱだったとはな。佐野も調査会社使ってお前のこと探すとか凄い執念っつーか……とんだ災難だったな」
「……ほんとに。でも、片付いてよかったよ」
事件はすっかり終息して、瑛太の日常もすっかりもとに戻っていた。
佐野はほぼ二年かけて調査会社を使い瑛太を探した。 菜奈美を使い揺さぶりをかけ、ストーカーに怯える瑛太に親身になることで、自分の方を向かせようとしたと取り調べで答えているという。
既に、殺人などの罪で起訴されているが、自己中心的な犯行に恐らく情状の余地はないだろうと馬場は言った。
今夜は、お世話になりました、と馬場を誘い居酒屋に来ていた。
今回の騒ぎでは馬場もとばっちりを受け怪我をした。もうすっかりなおったがしばらくは不自由しただろう。
塙は恐らく、スパイを送り込んでいたことを稲葉に隠し通せていると思ったのだろう。 ひき逃げ未遂と廉の事件に対して、事実とは異なる替え玉をたててきたのだ。
そしてその件で話があると、稲葉会長から直々に呼び出されたのは十二月のある日だった。
お邪魔したのはいつかのリビングだった。
ソファに腰かけた稲葉のといめんに瑛太も座り、柴崎がコーヒーを持ってくると、あとは二人きりになった。 廊下もキッチンも人の気配がしない。 側近まで近くにいないなんていうことがあるのかと、瑛太は背筋を伸ばした。
「斎藤先生、この度は先生まで巻き込んでしまって本当に申し訳なかった」
稲葉は深く頭を下げた。 ただでさえ小柄な男が更に小さくなる。
「頭をあげてください、稲葉さん。子供たちも、僕も無事だったんです。それに、稲葉さんが謝ることではないじゃないですか」
稲葉は頭をあげ瑛太を見た。 いつかの鋭さがまるでない、弱々しい表情だ。
「今回のことを警察沙汰にしないでくれといったら、都合がよすぎるだろうか?」
「……大塚さんのことですか?」
「ああ。塙も聖也のことを追っていると思う。ただ、ウチとの繋がりまではつかんでいないようだ。先生を拉致した時にいた奴らには、圧力をかけているから、命が惜しければ口を割ることはないと思うのだが……」
「僕が騒げば大塚さんの立場が微妙になるということですね?」
「そういうことです。まあ、しいてはこちらの塩梅もよろしくなくなる」
瑛太は、稲葉の言う塩梅の悪さをしばらく考え、口を開いた。
「誰にも言いません。僕は、解放されたあとトイレに寄って傷が急に痛くなったので、廉くんのお父さんに病院に連れていっていただいただけです。その日の夜、友人の刑事にもそういいました」
「助かります、斎藤先生。本当に申し訳ない」
そういえば、この稲葉と言う男は都の幼馴染みなのだと聞いた。 あの、いかつい男たちを束ねるこの小さな組長にも、廉のように可愛らしい日があったのだ。
「そういえば、稲葉さんはうちの園長と親しいとか。幼馴染みだとうかがいましたが……」
「幼馴染みか……」
稲葉は、庭の方を眺めた。 でも、なぜだか瑛太にはそこではないもっと遠くを見ているように思えた。
「遠藤泰成……都の旦那だ。俺と泰成と都は同じ年で……それこそ三つ四つの頃からの幼馴染みでな。同じ小学校、中学校で、まあ、仲良くやってたよ。二人とも父親がうちの関連会社の社員でな。親父にして見りゃご学友って言うのかねそういうの」
つまり、親の目を離れる学校内で、ぴったり張り付くボディーガードのようなものか。 いじめや仲間はずれから守るための。
「まあ、本人たちにはそんなこと関係ない。クラスもいつも一緒で楽しかったよ、毎日」
三人の関係に影が落ちたのは、彼らが中三の時だった。 仕事で失敗した泰成の父親が、当時稲葉組の構成員だった男に制裁と称して殴る蹴るの暴行を受け、それが原因となり三日後に亡くなった。
仕事のことと子供たちの関係は別の話であることを、本人たちも心ではわかっていた。 でも、やはり割りきれなかった。稼ぎ頭を失った遠藤の母は、実家を頼って土地を離れ、同じところに勤めていた都の父も、妻の必死の説得を受け仕事を辞めた。 そして都の家も稲葉を遠ざけるように別の土地に移ったのだ。
「親友と……初恋を、二人もいっぺんに失って、そのあとは荒れたな。……もう、過ぎたことですがね」
初恋。稲葉の話をしたときの都の表情を思い出す。迷子の子供のような頼りない顔。
ああ、そうか。 きっと、都も。
「都先生とは、ここで再会されたんですか?」
「二人が結婚してこの町に戻ってきたことは知っていました。でも、会いになんて行けるはずがない。私も結婚して、娘が生まれて、澄子がここがいいと探してきたのがひまわり幼稚園だったんです」
「……もしかして、奥さまは……」
「知らないと思います。裕之にも言っていません」
「……僕にそんなこと、話しちゃってよかったんですか?」
「ははっ、何ででしょうねえ。先生はポロッとこぼしたくなるなにかを持ってらっしゃる。どうもしゃべりすぎましたな」
薄い陶器にサーブされたコーヒーを一口飲んでもう一度苦く笑った。
大塚が塙にいる間は、例えそれが稲葉の不利になることでも命令されたらするようにと指示していたそうだ。
園児の列に車で突っ込んできたのも、廉を連れ去ろうとしたのも大塚の仕業だった。 しかし、成功させる気は毛頭なかっただろうが。
大塚なら廉のスケジュールはわかりすぎるほどわかっているし、車の運転技術も申し分ない。 どこにもぶつけることなく、あの細い通りを走り抜けることに不安もなかっただろう。
それらの圧力はもちろん裕之を出馬させないためのものだったのだが徒労に終わった。
塙の若頭とその取り巻きによる一連の暴挙が組長の耳に入り激昂。 双方の組長は実の兄弟よりも固い絆がある。 稲葉に顔向け出来ないと怒り心頭の塙組長が息子を破門か、というところまで話がいったそうだ。
稲葉が間に入って取りなしたというから、当分は頭が上がらないだろうと笑っていた。
稲葉とはそのあと当たり障りのない会話をして別れた。
瑛太にしてみれば犯人が誰であろうと本当のことはわかっているし、今は大塚の無事を祈るばかりだ。
「彰、どうもありがとうね」
「……なんだよ、改まって」
「言いたかっただけ」
「……変なやつ」
馬場にも感謝しかない。 この事件だけでなくいつでも瑛太を励ましてくれた。 時には叱って、笑わせて、元気づけてくれた。
こんな友達、そうはいない。
「ん? 瑛太、ケイタイ鳴ってねえ?」
「あ、ほんとだ」
ディスプレイを見ると裕之だった。
『今日もお疲れさま。廉が先生は歌も上手だと誉めていました。発表会楽しみです』
あああーー! クリスマス発表会では職員は歌を歌うことになってる。 行けるかどうかわからないといっていたが、この分では来る気満々のようだ。
「はあ……」
「なに? 今度はいたずらメールか」
「違うよ……発表会の確認。やだなー。僕、他の先生たちと同じ衣装着て踊るんだよおおおおお」
「同じ衣装って?」
「……スウィートセブンティーンぽいの」
「はあっ? マジか、チョー見てえっ!」
「来るなっ!」
結局件の選挙は塙仁が辞退せざるを得なかったため、裕之に決まった。 そんな重役を背負ったらあとに戻れないような気もする。 組を辞めてもいいと言っていた彼の真意がますますわからないが、瑛太には見守ることしか出来ない。
裕之は約束の時が来るまでは一保護者と職員という枠ははみ出さないようにします、といい、連絡はメールとお互いがひとりになってからの電話のみ。 あの夜以来二人きりで会ったことはない。
時には寂しく思うときもあるけれど、お互いの思いはわかっているので我慢できる。 きっと、裕之も稲葉組でやり残したことをしているのだから、自分も恥ずかしいことはできないと思う。
子供たちと毎日を精一杯楽しむのだ。
ケンカもする。 小さい怪我もする。 今日はいきたくないなって朝も来る。
そういう一つ一つも大事な宝物だ。 丁寧に積み重ねて、子供たちが将来に持っていく荷物のなかにいれてもらおう。
新しいドアを開けるときに、懐かしく思い出してもらえるように。
今来たメールを専用のフォルダにいれる。 ほんのり甘い気持ちでiphoneをバッグにしまった。
瑛太のドアは、こんなところに繋がっていた。
新しい、心強い仲間とかわいい子供たち、それにいつかに続く約束。
まだまだ未来のことなんかわからない。 廉が卒園して本当に裕之が今の仕事をやめる日など来るのだろうかと不安に思う夜もある。
それでも、ドアはいくらでもある。 開けても開けても次のドアが待っている。 いつか開けたドアが、あの回廊に続いているかもしれない。
裕之が、瑛太を見つけてくれた。
今度は瑛太から彼を見つけたい。 彼が迷ったときには手を引いてあげよう。 きっともう片方の手は廉がとるだろう。
そんな、夢みたいな明日はきっと近づいている。
お付き合いいただきどうもありがとうございました!
これで最終回、なんですが……
回収できてない伏線がごろごろごろ………
この二人でもう一本書きます!たぶん!いつになるかわからないけど!
もし、覚えていてくださったら、またお会いしたいです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ご感想などいただけると嬉しいです。
それでは。
うえの




