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ロールプレイングハント  作者: 閃光 眩
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第12話:忍び寄る闇

全員が家に着いたところで、パーティーの準備を始めた。ロミとエレはパーティーの準備を手伝うと言ってくれたが、お客様ということで、座って待っていてもらった。パーティーの料理作りは、ルナクとフレードが行った。

そして遂に、ロミとエレの歓迎パーティーが盛大に行われた。

「すごいね!こんなご馳走初めて見たよ!!」

「どれから食べようかな…」

ロミとエレは品数の多さに目を白黒させていたが、それぞれフォークで食べ始めた。

「ん、これってフェンブレンの肉だよね?」

ロミがルナクに問いかける。

「そうですよー!どうですか?美味しいですか?」

ルナクは少し不安になりながらも聞き返す」

「とっても美味しいよ!それに、あたしたちがしないような料理の仕方だからびっくりしたよ!」

「えっ、そうなんですか?」

「うん、フェンブレンの肉ってさ、脂が少ないから、あたしたちは脂の多い肉と混ぜたりとかしてたんだよ。でも、この料理は葉っぱを巻いてヘルシーに仕上がってるから、とっても爽やかで美味しいよ!」

ロミは気に入ったのか、その料理をどんどん食べた。

「えへへ〜、私の工夫がこんなに喜んでもらえるなんて嬉しいです」

ルナクは褒められたのがよほど嬉しいのか、笑顔が絶えなかった」

「ん、これはガイノプスの肉かな?一回しか食べたことないから分からないがな」

こちらはエレ。やはりロミと同じく、食材が気になるようだ。

「そうだぜ!中々あいつ狩るの大変だったぜ」

フレードは笑いながらそう答えた。しかし、ガイノプスといえば、クロサを思い出してしまうため、場の空気が少し緊迫した。しかし、その事を知らないエレが、会話を続けてくれた。

「すごいな。私達はもうあのドラゴンとは戦いたくないな。時間ばかりかかる。どうやって狩ったんだ?」

「それはだな、ずばり連携プレイと集中攻撃ってやつだ!同じところを攻撃してりゃあ外郭が破壊できるから、うまく同じところを狙えば楽々狩れるぜ」

「ほぅ…そうなのか。それは私たちも知らなかったな。教えてくれてありがとう」

エレもロミと同じく、気に入った料理を黙々と食べた。

ちなみに、今回のお品書きはというと…フェニックスリュグナーの唐揚げ・ドラゴンスタンプの肉とアジタケ(キノコ)のコショウ炒め・ガイノプス肉のステーキ・ハオウイカ(冷凍してあったもの)の刺身・フェンブレン肉の葉野菜巻き・ヘヴァントスの肉の柔らか蒸し・アンガロスの肉(冷凍してあったもの)と甘ネギ(茎がネギで根が玉ねぎのとても甘い野菜)のさっぱり酢和えである。

正直なところ、ジャストロとシルは、フレードとルナクに料理を任せるのは不安で仕方なかった。しかし、二人は見事な料理を作ったため、かなり驚いていた。

「みんなももっと食べてよ!私たちばっかり食べるのもなんだか申し訳ないしさ」

「そうだな。それに、私たちもそろそろお腹いっぱいだ」

ロミとエレは、自分たちに遠慮してあまり食べない4人に勧めた。4人はそんなロミとエレに感謝し、食べ始めた。

パーティーが終わるまで、皆の会話と笑い声は途切れることはなかった。

「いや〜本当に美味しかったよ!今日はありがと!」

「とても有意義な1日だったな。私も楽しめたぞ」

ロミとエレは満足そうにそう言った。

「さて、帰らないとね」

「そうだな」

さらにこう付け加えて、帰る支度を始めようとした。しかし、外はもう暗く、四人は、帰るのは危険であると思った。

「泊まってきましょうよ!」

四人の意見がまとまったかのように、ルナクが真っ先に声を上げた。

「えっ…!?でも…」

ロミとエレは少しためらった。

「まだ空き部屋はあるから遠慮はするな。それに、村にも住んでいないから門限とかも気にしなくて済むしな」

ジャストロはすかさず、ロミとエレに心配をかけないようにそう言った。

その言葉を聞いて二人は渋々とも、もといた席へと戻った。

「なんか、何から何まで悪いね」

「あぁ、私たちのためにここまでやってくれるなんて感謝だな」

席に着いた二人は少し笑いながらそう言っ、六パーティを楽しんだ後は全員で片付けを行った。やはり人数が多いだけあってか、片付けは準備の半分以下の時間で終わらせることができた。

「んじゃ、あんたら2人が先に風呂入ってくれよ!初めての場所で初めてのこと沢山やったから疲れてるだろ?」

一段落ついたところで、フレードは二人を気遣い、風呂を進めた。

二人は今度は遠慮せずに、風呂へと向かった。

「そういえば、ジャストロさんって昨日はお風呂、どうしたんですか??」

ルナクはふと聞いていなかった質問を投げかけた。しかも、少し意味ありげな笑みを浮かべながらのため、完全に故意である。

「貸してもらった」

とだけジャストロは伝えた。その声が聞こえてか、風呂に行こうとしていたロミかひょこっと顔を出した。

「あとさー、ジャストロってば、あたし達と入ろうって言っても絶対に拒むんだよねー。面白かった!」

ロミはニヘッと笑うと、そのまま引っ込んで風呂へ行った。

それを聞いた三人は、ジャストロに対して放っていた軽い殺気を消した。ジャストロは胃が痛かったが、すぐにおさまったために胸をなでおろした。

そんなこんなで、なんとか就寝まで何事もなく、全員が寝る前の人支度を終わらせることができた。ジャストロとしては、ロミとエレの発言によってこちら側三人の反応が怖くなるため、気が気ではなかったが、風呂の件以降は何事もなく就寝までいけたため、ほっとしながら眠りに落ちた。





朝、外の騒がしさで6人は目を覚ました。何かあったのだろうか…眠い目をこすりながら全員が玄関を目指した。そして、同じ時間に全員が起きたことに苦笑し、ドアを開けてみた。外は、まるで別世界のように

大変な盛り上がりを見せていた。

「へー、すごいじゃん!なんかあるのかな?」

「昨日とはまるで違うな。みんな楽しそうだ」

ロミとエレは微笑んでそう答えたが、他の4人は顔をこわばらせていた。そして、慌てて奥に引っ込み、それぞれが朝の支度を始めた。

「?」

ロミとエレは何が何だかわからないといった感じで眺めていた。とりあえず、4人の支度が終わるのを待っていた。

支度が終わったところで、ロミはジャストロに問いかけた。

「なんかあるのっ?」

「村の祭りだ。すっかり忘れてた」

「へー、そうなんだ!楽しんできなよっ!」

それを聞いてジャストロは不思議に思った。なぜ、自分は参加しないような言い回しをしたのか。

「ロミとエレは祭りでないのか?別に出てもいいんだけどな」

「いや、あたし達は一旦帰るよ!それと、ここに住んでもいいかな?楽しくって、ここに住みたくなっちゃった!」

朝の慌ただしさに加えてまさかの発言に、ジャストロは眠気が完全に吹っ飛んだ。新たに狩り仲間が増えることになるとは思ってもいず、とても嬉しいことであった。

「あぁ、いいけど、いつ戻ってくるんだ?今日は夕方まで手が離せない」

「あ、大丈夫だよっ!家の整理とか色々あるから、50日後ぐらいになっちゃうかな!」

「荷物を運んだりで何回かくるけど、完全に引っ越すのは50日後ぐらいになるな」

ロミとエレはそういうと、もう家を出て行こうとした。

「おい、他の3人には言わなくていいのか?それと、朝食まだだぞ」

ジャストロは早まる二人を呼び止めた。

「いいよいいよ、あの3人ならジャストロの一声で納得するだろうしさ!」

「朝食は私達の家にあるものを消費しなきゃいけないから、食べないでおくぞ」

2人はそういうと、ぽかんとしているジャストロを残し、出て行ってしまった。

とりあえずリビングに行き、支度が落ち着いたところで3人を集め、今あったことを話した。

「お、いいじゃねぇかよ!更に賑やかになってよ」

「あのお二人面白いですからねぇ〜!もっと話したかったので良かったです〜」

「唐突だけど、楽しそう…!」

3人は、ロミの言った通り納得してくれた。ロミは気前よく振る舞いながら、相手の本質を見抜く能力でも持っているのだろうか…そういった点では、コンビであるエレもかなりすごい狩人ではないかとジャストロは思った。

とりあえず、伝えることを伝え終わったため、4人は、急いでSTCへと向かった。

「やぁ、おはよう。朝からお疲れ様」

STCに着くと、ジーク幻将軍が笑顔で迎えてくれた。

「遅れてすみません…」

「いやいや、気にしてないよ。なんでも、昨日はお客さんが来てたっぽいしね」

ジーク幻将軍はなぜかその事を知っており、笑顔で許してくれた。

「よし、そろそろ始まるから、これを持ってシミュレーションカプセルに入って」

ジーク幻将軍は、それぞれにシミュレーションカプセルの鍵を渡した。4人はそれを受け取り、すぐにそれぞれのカプセルに入った。

ライアスでの祭りは、半日はSTCで行われるようになっている。村人全員がSTCに集まり、地下にある祭り専用カプセルも使って全員が参加するものとなっている。普通、STCを使う場合は地下のものなど使わずとも足りるが、祭りで村人全員ともなると、いつもの台数では足りないためというのもある。ちなみに、なぜこんな機械を使って祭りをするのかというと、これは祭りでもあり、防衛訓練でもある。それは、殺人鬼ノシュトという人物によるものである。

今までは狩人といえば、同族を意図的に傷つけることなどまったくなかった。あっても命を奪うとまではいかない上に、重症にするほど傷つけあうこともなかった。しかし、このノシュトという男は、狩人…しかも女性を自分の好きにさらって殺しているため、初めてそれを聞いたときは誰もが信じられず、恐怖に怯えた。しかも、その存在はかなり前から知られているが、顔も全くわからないままである。ただわかる事は、黒いローブに身を包み、ダガーを我々の知らぬ間に突き刺してくるという事だけである。

そんな殺人鬼対策のために、毎年祭りとして、STCで狩人同士が戦うという訓練を行っているというわけだ。STCならば、設定で相手を傷つける事ができないため、お互い全力で戦えるというわけだ。また、出血もないため、安心できる。

そして、STCで決められた場所は、闘技場である。これは、まるでコロッセオのような建物造で、真ん中に砂地があり、周りを観客席がぐるりと取り囲むようになっている。真ん中の砂地で1対1で対戦し、それを観客席から周りの人たちが観戦するというという仕組みになっている。理由としては、1対1はまさに、対殺人鬼といった感じで緊迫感があるということ。そして、なぜ観戦型かというと、大勢の人に見られることによって、プレッシャーを跳ね返す、メンタルを鍛えるための訓練にもなるということである。

そんな闘技場に今、4人は到着した。すでに村の人々でいっぱいであり、とても賑やかだ。

「へぇーっ!この村のお祭り、噂通りですごい賑やかですね!」

「すごい…!楽しそう…」

ルナクとシルは、この村に来て初のお祭りということで、かなり興奮していた。どうやら、2人の村は人が少なく、そこまで盛り上がっていなかったらしい。

とりあえず、空いている席を4席見つけたため、そこに座った。しばらく待っていると、謎の塊が4個回ってきた。

「これ、なんですか?」

ルナクが呟くと、持ってきてくれた女性が教えてくれた。

「これは、ドラゴンの燻製だよー!ジーク村長とキュリア秘書がこの祭りのために狩ってきたドラゴンの肉なんだよー!しかも、すごい強くて希少なドラゴンなんだってー!!詳しいことは村長か秘書に聞いてみてねー」

ご丁寧に説明してくれて、女性は去っていった。

「へぇ〜、ドラゴンのお肉ですか。く、くんせい…?ってなんですか??」

「なんか焦げ臭い…でも、いい匂い…」

ルナクとシルは初めて見るのか、その肉を舐め回すように見ていた。

「燻製っていうのは、肉を煙で焼くことだな。そうすることによって、肉の保存期間が延びるし、旨味が増すんだ」

ジャストロは答えた。

「なるほどなぁ!面白い食い方だな!」

フレードも、自分の村の祭りでは燻製など出なかったため、興味津々である。どうやら、村によって加工や料理の仕方が異なるらしい。ちなみに、フレードの村では肉を冷凍保存し、祭りの日に解凍して料理で出すという、手の込んだものだったという。ルナクとシルの村は、ただ肉を乾燥させたものだったという。

なぜこんな保存の仕方かというと、希少なドラゴンを狩ったとしても祭りの時期に近いという確証は得られない。そのため、なにかしら長期保存のできる形をとらなくてはならない。それ故それぞれの村で工夫し、そういった祭りまで持つようにしているというわけである。

4人が燻製について話し合っていたところに、キュリア麗剣士が会いに来てくれた。

「こんにちは。相変わらず仲が良くて微笑ましいわね。その燻製、美味しいわよ」

キュリア麗剣士は微笑みながらそう言った。

「あの、このお肉ってなんのドラゴンなんですか?」

ルナクが思い出したかのように、キュリア麗剣士に問いかけた。

「これは、凍地に住む、轟風龍ダロアドンっていうドラゴンの肉よ。希少なドラゴンだったから中々苦戦したわね」

キュリア麗剣士が答えた。

「ダロアドン…聞いたことない…」

シルは初めて聞いた名前に思案顔であった。他の3人ももちろん知らず、同じく思案顔であった。そんな4人に、キュリア麗剣士は詳しい説明を始めた。

「ダロアドンは、他のドラゴンに比べて咆哮がかなり大きいの。耳を塞いでなんとか耐えられるぐらいよ。普通に聞いたら脳震盪を起こしちゃうらしいわ。あと、足の下に滑り止めのギザギザの突起がたくさんあるから、ツルツルの凍地でもあまり滑らないのよ。だから、普通に滑っちゃう私たちとしては厄介だったわ。それに、ちょっとしたヒレもついてるから、もし水中に落ちても泳げるし、復帰もできるのよ」

キュリア麗剣士は、まるで懐かしむかのように話をしてくれた。

ちなみに、このダロアドンとは、ライアスに生息する希少なドラゴンのうちの1頭である。これらのドラゴンは、一定期間に1つしか卵を産まないため、ライアスには1頭しかいない。そのため、個体数に比例したものすごい強さを持ち、普段の狩りはほとんど通用しない。また、特殊な能力を持つものが多く、命を落としやすい。

では、そんな1頭しかいないドラゴンを狩っていいのか…それは、そのドラゴンが卵を産み、子が一人前になったあとにのみ狩りを許される。子が育たぬうちに親を狩ってしまえば、子は襲われて絶滅してしまうであろう。そのため、既にそれらドラゴンの産卵育成期間リストなるものが出来上がり、各村に配布されているため、絶滅は今まで一度たりともない。なぜ、危険なドラゴンすべてのリストがあるのかは全くの謎である。

「もし凍地に行く機会があったら、遠くからでいいからダロアドンを見てみるのをオススメするわ。もしくは、他の地にもいる別のドラゴンを調べてみるのもいいわよ。」

キュリア麗剣士はそう言って微笑むと、去っていった。やはり、美麗で優しい秘書は心も美麗であった。

ダロアドンの燻製を食べ始めた頃、闘技場では戦いが始まるところであった。2人の狩人が向き合い剣を構え、睨み合っていた。

「おっ、いよいよだなぁ!」

フレードはそういい、身を乗り出した。ほかの3人も闘技場の中央に目をやり、始まるのを待った。しばらく緊迫した空間が続いていて、奥の狩人が飛びかかろうとした時、ふいに手前の狩人が苦しみだした。

「なんかあったんですかね?」

ルナクがそう言い、他の3人も困惑顔であった。そして、次の瞬間…

「がはっ…!」

手前の狩人は口から血を吐くと、腹から大量に出血しながら崩れ落ち、そのまま動かなくなった。皆が唖然としている中、倒れた狩人はブロック状に爆散し、回線が切れてしまった。そう、現実のほうで何かが起きている…

途端に闘技場は悲鳴と怒号で混乱し、まるで地獄であった。

「落ち着いて!今すぐみんな戻るんだ!!そして、カプセルで待機するように!!」

すぐさまジーク幻将軍のアナウンスが入り、皆サングラスをかけて現実へと戻っていった。ジャストロたちも急いで戻った。しばらくカプセルで待機していたが、やがてカプセル内からジーク幻将軍の放送が聞こえたため、外に出た。そして一番に目に付いたのは、1つのカプセルにできた人だかりである。何事かと思ってジャストロたちはそれぞれが人だかりに向かった。覗いてみると、そこには血を流した狩人がいた。腹には深々と短剣が刺さっていた。それは紛れもなく、先ほどシミュレーションワールドの闘技場で血を流した彼であった。

「ひぇっ…!?」

ルナクはあまりの出来事に尻餅をついてしまった。もちろん、シルとフレードも驚愕の顔である。ジャストロも無表情で冷静さを装っていたが、頬には汗が伝い、軽くながら驚いていた。

そんな中、ジャストロはジーク幻将軍が外に出て行くのを見たため、思わずあとを追った。

「おぃ!どこいくんだよ!!」

フレードも続く

「わっ…私もっ…!」

ルナクも行こうとしたが、足に力が入らず断念。

「ルナク…捕まってっ…!」

そんなルナクにシルは肩を貸すと、一緒にあとを追った。

一行は村の外まで走り、遠くを見た。すると、そこには黒い人影が走って行くところが見えた。

「あれは…!」

ジーク幻将軍が呟く。そして、そんなジーク幻将軍の胸に、いきなり、短剣が飛んできた。しかし、鎧でガードされているために跳ね返された。

「だ、誰なんですか…?」

ルナクが問いかけると、ジーク幻将軍は重い口を開いた。

「アレは…殺人鬼ノシュトだよ…まさか、この村にも手を出してくるとはね…」

ジーク幻将軍はかなり動揺していた。

「でも、ノシュトは女性にしか手をかけないはずですよ」

ジャストロがそう言う。そして、そういったジャストロ自身が今度は動揺した。この村を知っていて短剣を使い、しかも遠くからあれだけ正確に狙える…ようするに、目のいい人物といえば、1人思い当たる人物がいた。そう、ロミだ。

他の3人も、まさかそんなことはないだろうとは思いながら、動揺していた。

「とりあえず戻ろうか。これは大変だ。みんなに話さなくちゃいけないね」

ジーク幻将軍は踵を返すと、そのままSTCへとむかった。ジャストロたちもそれに続く。

本当に先ほどの人物はノシュトなのだろうか…まさかロミがこんな事を…?その真相は、50日後に全てわかる事となる…

閃光眩です。今回は、前話の続きであるとともに、また新たな展開が訪れる事となっております!次の話はライアスの大きな出来事に関わったり、少し重要な会になりますので、お楽しみにです!ではまた。

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