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第6話 シャワー室の噂話です!

寮に着くとリュートとフレンルーちゃんと別れて自分の部屋へと向かう。

どうやら、寮は1部屋2人らしくルームメイトが誰か楽しみでいた。


ふんふん、と鼻歌を歌いながらこれからしばらくの間世話になる自室の前に来て扉を開けた。

中の様子はライトがついておらず、外が夕焼けで赤く染まっている。


綺麗な机二個にベッドも両脇に二個置いてあり、使用感はない。


「え!?もしかして私、この部屋で1人って感じなのかな?」


「そうかもねぇ〜」と誰もいないことを確認したのかフレッドが念話ではなく声を出す。


「いやぁ今日のゆうなは容赦なかったね。現地住民にウルティメイト・クラッシャー使うなんて、僕に言わせればどうかしているよ。」


「だってあの時最適なものってなんだって言われたらアレしかなかったんだもん!」


ゆうなはベッドに寝転がる


「フレッド寝ていいかな?」


「シャワーも浴びずに寝るのかい?今日は汗かいただろうに。」


「いいじゃん今日くらい」


「乙女が身だしなみに気を配らなくなったら終わりだよ。」


「ケチ」


「なんとでも言えばいいさ、ただ明日臭がられるよ」


「それは嫌だ、おとなしくシャワーに行くよ」


と立ち上がり部屋を後にする。


【シャワー室】


リメリア合衆国では風呂に入る文化はほとんどなく、大浴場のようなものはない。代わりに簡易的な集団シャワー室が寮には備え付けられていた。


「ふぅ、湯船に入れないのは辛いけど気持ちいいなぁ〜」


(さっきまで入るの拒んだたやつが何を言うんだ)とフレッドによる念話のツッコミが入ったが無視をする。


ガタガタガタと隣の隣のシャワー個室で暴れる音がする。


「何かあったのかな?」


「オレはシャワーが嫌いだと何度言えば!」


「うるさいですよ、フレン!おとなしく現れなさい!」


タオルを巻いたリュートと泡だらけになってフレンルーが暴れ回っていた。


「リュートちゃん!フレンルーちゃん!どうしたの!?」


「この子のシャワーは大体こんなもんです、お構いなく!」


ゆうなはそれを面白そうだと思い加わることを決意した。


「私も手伝うよ!」


「ありがとうユウナさん。」


「嫌じゃ嫌じゃ!オレは泡と水が嫌いなの!」


ガシッとフレンルーちゃんを掴みリュートちゃんが洗い始める。


「嫌じゃぁぁぁあ!!」


とフレンルーの叫び声がシャワー室から鳴り響いたのだった。



(ん…いつものことながらうるさいな…)

といつのまにか来ていたマーナが心の中で思う。



【男子シャワー室】


「知ってますか?今日の事件のこと。」


「知らねぇよ、俺たちずっと一緒にいたのにどこから仕入れるんだ最新情報を。」


「まぁカイルくんとは違ってボクは友好関係が広いですから。」


「だから一日中一緒にいて俺以外の誰とも会ってないだろロバート。」


「まぁ入ってくるんだから仕方ない、本題に入るんですかラトゥールさんが予約していた剣術館を無断で使っていた獣人がいて一悶着あったみたいですよ?」


「あぁ、獣人か…確かフレンルーとかいう?別にいいんじゃないか?アイツはアホって有名だろ?まぁ俺はアイツに負けたけどな、許せねぇ。」


「いえ、そこが問題ではなくラトゥールさんが差別発言をしたとのことで…」


「アイツもいつものことだろうに」


「そしてそこに新入生がいたとか」


「新入生か…ゼポニア人の同世代って話だな。」


「カイルくんが好きそうなのはその新入生がフレンルーを倒してラトゥールとのいざこざを仲裁したとか」


「なに、そんな強いのか!?」


「えぇ、もしかしたら武闘大会で勝つかもしれないとか言われてますよ」


「どんな奴か知らんが、俺は勝つだけだ、まぁ顔見に行ってやってもいいがな。」


と剣使いの少年にゆうなは知らぬ間に間違った情報や強いという情報が伝わりライバル視されてしまうのだった。

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