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第3話 学園にいってきます!

はい!私は静山ゆうなです!

私は数十日前からこの異世界のリメリア合衆国にいます!現地住民のバァルさんやフランクさんの助けを借りて、元の世界に戻るため学問を学びに学園に入学しました!それと同時に特務曹長?ってものになりましたが多分問題ないでしょう!


私は今、お城のような学園の建物の前にいます。大きな門を前に少し緊張気味です!


手筈では学園長先生が迎えにくるのですがそろそろでしょうか?



キィッと大きな門が少し開きそこから女性がひょっこりと顔を出す。


「あなたがユウナちゃんね?私はこの学園で学園長やってるシュドラリヒ・イテカラよ!まぁ生徒たちからはイテカラと下の名前を呼び捨てで呼ばれてるから好きな方で呼びなさい!」


元気そうな30代くらいの金髪の美人がそう言ってきた。


「わかりました、イテカラさん!」


「誰もフルネームでは呼ばないのね…まぁいいわ、これから学園を案内するわよ!ついてきなさい!」


それから私はイテカラ先生について行った。


永遠と敷地の大きい学園の施設を案内され最後にたどり着いたのは国最大級の図書館だった。


「話は聞いてるわ、あなたどこからきたのか、どうやってきたのかわからないのでしょう?」


「はい!もしかして原因がわかるんですか!?」


「いいえ、私にはわからないけど、ここならそのような文献があるかもしれないわ。何せリメリア合衆国はその昔、空間魔力崩壊による行方不明者が続出したのよ。その行方不明者は10年後のゼポニアにて10年前の状態で現れたの。つまり転移事件というわけ。そんなこともあるからあなたがもし、未来のリメリア合衆国民か異世界からの住民だとしたら帰る方法の研究に使えるかもしれないわ。」


「そうなんですか!?」


ゆうなは長ったらしい説明でほぼ頭に入ってなかったがもう1人、いやもう一本がちゃんと聞いていることを感じていた。


念話(わかったフレッド?)


(まぁ、どういうことかはわかったさ!僕が考察と研究するからユウナはそれを読んでいってくれ。簡単に言えば僕が脳となるからゆうなは目となってほしいってことだね!)


(了解、わからないことがあったらできる限りサポートよろしくね!)


(もちろん、ボクはユウナの機械化魔導杖だからね!なんでもするさ!)


「どうした?ボーとして。」


「いえ!なんでもありません!」


「そうか、まぁ図書館で分からないことがあったら"あの人"に聞けばいい。」


指差された先にいたのはカウンターで本を読む青髪の同じくらいの歳の少女だった。


「あの方は?」


「図書館に入り浸りすぎて名誉管理人になったハルト・マーナさん。内容とまではいかないけど本のジャンル?種類?くらいなら大体の位置記憶してるから頼りにするといいよ。彼女も自らを管理人名乗ってるから遠慮せず聞きなさい!」


マーナちゃんが本をパタンと閉じてこちらに近づいてきた。


私は緊張から棒になり何も言えずにいると手を差し出してくる。


「新入生…?よろしく…」


「えっ…あっ!こちらこそよろしくお願いしましゅ!」


フッとマーナちゃんは噛んだ私を笑った。


「恥ずかしいから笑わないでくださいよ!」


「それは無理な話…緊張しすぎているのが面白すぎて笑える…クッw」


ゆうなはその時顔が真っ赤になり手で覆い隠した。


(恥ずかしいよ〜!)


「いやぁ、マーナさんが自分から絡みに行くなんて珍しい!普段は他人のこと見下してそうなかんッぐ!(((」


そう言ったイテカラさんのお腹に国語辞典くらい分厚い本が突き刺さった。


「そんな酷い人間じゃない、普段は興味ないだけ。」


「そ…そうですか…」


震えた声で腹を押さえながら言った。



図書館には顔を真っ赤にして隠した少女と腹を押さえて悶絶する30代と少しムカムカしたメガネ青髪娘が仲良さそうに突っ立っていたとさ。



【リメリア合衆国特務機関】


「彼女は無事、学園に到着ましたか?」


「はい、工作員の情報によりますと。」


「よかった。」


そう言うのはコーヒー片手に窓の外を見る銀髪の軍服を着た女性だった。しかしただの"人間"ではなく背中にはドラゴンの翼が生えていた。

彼女は龍人だった。

部屋には他に部下が1人この龍人に使えていた。


「彼女に他国の妨害や攻撃が発生したら即刻動きなさい、ただでさえあの学園は政治的、外交的な裏工作がありすぎる。」


「多国籍で著名な人物のお子様が集まりますからね必然的にそうなりますよ。」


「まぁ、我々もその舞台を利用させていただいてますし、逆に感謝しときましょう。」


「ですね。」


「…聞いてもよろしいでしょうか?」


「何がでしょうか?」


「なぜあの娘にそこまでの力を添えるのですか?私には一般的なゼポニアの娘にしか見えないのですが。」


「えぇあなたたちにはそう見えるでしょう。しかし私にはあの子は金の卵に見えるし悪魔の手先にも見える。興味があるから手を貸しています。好奇心からと言ってもいい。」


「そんなことでですか?1000年以上生きる龍人の言うことですから私はとやかく言いませんが上層部にそれがしれたら…」


「大丈夫です、上層部はそれを分かった上で私の行動を黙認している。きっと政府的にも使い道があるのでしょう。まぁ私はその企みには関わっていませんが。」


「そうですか…」


龍人はコーヒーを机に置くと側の写真に目をやる。


(まぁ私としてはやっと得た"お父様"の故郷への道標です。たとえリメリア合衆国の政治的味方だとしても彼女を攻撃または利用しようとした瞬間それらは私の敵になるでしょう。)

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