前へ目次 次へ 3/4 消え果てた街の灯1 2034年(NF(ナイトフォール)11年)7月21日18:50。 発災から5時間。名古屋は大停電に陥った。原因は変電所が被災した事による。 無論、信号機は動かないのでヴァルキューレ警察からの応援隊も含む警官隊が各所で交通整理を行(おこな)ったのだ。 地下では地下鉄が動かなくなり徐々にザワザワし始めた。地上はJR中央線や東海道線、城北線、愛知環状線の電車が止まり、次第に混沌(カオス)を呈(てい)して来た。18:51をもって完全に市街(まち)の灯火(ひ)が消え果てた。