大盗賊バルストリア
俺、ライはサジキにあの場を任せた後、コウヂ村に入る。コウヂ村の中は驚くほどに静かだった。まるでこの村には誰もすんでない、みたいな?
「ようやく来たか。あっしはお前を待ってましたよ」
村の中央にダサい服装をした男が立っていた。
「お前が極悪の六人の一人、大盗賊バルストリアか?」
「そうですよ。あっしは大盗賊バルストリア。お前を殺してランドル領の領主になる男だ」
バルストリアは名乗った後、俺に急接近し、俺の腹部に触れようとする。
「はぁ!」
「流石にこれくらいは避けるですか。ここまで来たんですからこれくらいはしてもらわないとあっしも困りますからね」
「これくらいは避けれるさ。その前に聞きたいことがある」
俺はバルストリアに言うとバルストリアは驚いた顔で
「あっしに聞きたいこと?別にいいですよ」
バルストリアが腕をおろした後俺はやつに聞く。俺が聞きたいことは二つある。
「まずなんで俺の領地を狙う。他にも沢山狙うとこはあるはずだ」
俺は異世界に転生してまだランドル領からでたことないからどれほどの領地や国があるかは知らないけど少なくともランドル領は田舎っぽいと言えばいいのかな?その部類に入ると思う。
「なんでランドル領を狙うか。それはここで取引していたのはあるけどな。あっしはな大盗賊なんだ。わかるよな?」
わかるって何が?大盗賊ってことがか?
「大盗賊なのは知ってるさ。だからどうした?」
「はっはっは。とぼけるのはあまりよしとかんか。あっしは盗賊。それも大盗賊だ。だからとれるもんはとりたいのさ。領地も利益も人も、人権もな!」
バルストリアは俺に近づいてきたかと思えばナイフで俺に斬りかかり、俺はバルストリアの攻撃を剣ではじく。
「そう簡単にやらせてはくれないか」
「当たり前だ。誰の領地に手を出したと思ってるんだ。お前はランドル領の領主である俺が必ず殺す」
殺せるかはわからないけどそれくらいの勢いでやらないときっと厳しい。
「このあっしをやるか。配下をやったくらいで調子にのっているのかもしれないがあっしはそう簡単にはやられんぞ」
バルストリアはまたナイフを持って突っ込んでくるとそのまま腹部を突きにかかる。
「懐はとらせてもらった!」
「このくらいどうということはないよ!」
俺はバルストリアのナイフをはじくと今度は手で俺の胸部を狙ってくる。なぜさがらずに俺の胸部を狙ってくる?何か危ない気がする。
「近寄らないでくれ!」
「いきなりやなぁ!でもおそぉい!」




