魔剣と妖刀
「ラすげえな。ここまでとは」
俺がゼグラスを殺した後、ガルズが近づいてきた。
「そんな凄くもないだろ」
「いやいや。ガとナじゃあいつには勝てなかった。妖刀なんて出してきたときはもう死んだとも思ったくらいだ」
ガルズが俺に言った後、ナヤンも俺に近づく。
「ガルズの言う通り。自分もあいつには勝てる気がしなかった。ライ様のおかげで助かりました」
俺のおかげで助かった?いやいやいや。四人とも俺よりは強いだろ?今のやつ、ゼグラスだったか?あいつが剣の技術より妖刀頼りだったから勝てただけで
「あいつが俺より弱かったってだけでお前らでも勝てたろ?普通にやればさ」
「いやいや。妖刀を出された時点で普通とかそんなこと言ってらんねぇよ。妖刀は一撃一殺にもまさるしろもんだからな」
ガルズは俺に言うが確かに妖刀の凄さは確かな気がする。ゼグラスが触れた一部は未だに凍りついているしな。
「妖刀と魔剣の違いってなんなんだ?」
俺はガルズに聞くがガルズは頭をかいた後に難しい顔をし
「ラ。悪いけどガには説明は無理だ。ナに聞いてくれ」
ガルズは俺に言った後ナヤンが前に出て
「それでは僭越ながら自分が魔剣と妖刀の違いについて語らせていただきます。まずは妖刀についてですがこれは妖刀となる前の刀の持ち主が人を斬りまくり快楽のままころし続けるとその刀は次第に黒く染まったかと思うとその属性の刀に変わります。そして妖刀になった刀を使う最初の使い手は必ず悲惨な死に方をします」
じゃ最初に妖刀になった刀を使っていた人は可哀想と言えば可哀想じゃないか。快楽のままに人を斬りまくっていたなら自業自得かもだが。
「妖刀はそんな産まれ方をしているからこそ使い手を選ぶんだ。妖刀は喋れたりしないけど怨念、といえばいいのかわからないけど強い意志的なものを感じるらしいです。だからお宝目当てで妖刀を握ったものは死ぬ確率が高いんです」
そうなんだ。だからみんなゼグラスが強いと思っているのか。妖刀を使えたから。
「妖刀はまぁわかった。それで魔剣の方は俺はわかってるから大丈夫」
「本当ですか?魔剣は二種類あるんですよ」
え?二種類?どゆこと?
「魔剣は魔法が使えない人が使う魔剣、それと魔法を使える人が使う魔剣と二種類あるんです」
「え?違いあんまりなくないか?」
「いやいや!全然違いますよ!」
ナヤンは驚きながら俺に言う。え?そんなに違うのか?あんまし変わらないと思うけど。




