妖刀コオリノ
妖刀か魔剣?魔剣は多分魔法が使える剣だし俺が今使ってるこの剣と似たようなもんだと思うけど妖刀とは?
「拙者が妖刀をつかうなんて余程のことでござるから嬉しさで歓喜するといいでござる。妖刀は加減ができぬから美しく散らせることはかなわぬかもしれんでござるがその時はその時でござる」
ゼグラスは取り出した刀を鞘から抜くと刀身は凍っているように白かった。
「さて。妖刀コオリノ。こいつはやばいでござるよ。すぐに当たらないようにしてほしいでござる」
ゼグラスは俺に一気に近づくと俺に向かって刀をふるう。俺はゼグラスの攻撃を避けたがゼグラスの刀が地面に当たると刀身の先に当たっている地面が凍る。
「地面が凍った?魔剣かそれは」
「魔剣じゃないでござるよ。これは妖刀コオリノ。この刀の刃に触れたものは凍りつくんでござるよ。地面であろうがなんであろうが」
ゼグラスは俺に言った後、刀を向けながら俺に突っ込んでくる。
「これで斬りあえばお前でもきついでござろう」
きつい?いやいや。冗談きついよ。だってアサコとの修行より全然楽だよ?
「君は勘違いをしているな。俺より強いと思っているんだろう?」
「拙者の方が強いだろう。お前も強い方だと思うでござるが拙者にはかなわん。それに妖刀を使った時点でお前に勝ち目はござらん」
ゼグラスは妖刀で俺に攻撃するが俺はゼグラスの攻撃を全て避ける。
「なっ!」
「だから言ったろ?君は俺より弱い。それじゃ」
俺は自分の剣に火魔法を剣先に当て、炎の魔剣へと変える。
「これが俺の魔法剣。そして」
俺はゼグラスに一気に近づくとまずは妖刀を持つ手を斬り落とす。
「っ!よくも、拙者の手を!」
「次は胸をバッサリいかせてもらうぞ」
俺は胸部を狙うとゼグラスは残っている片手で咄嗟だったのか何かの剣をとりだす。
「っぐぅ!」
「咄嗟にしてはよく防いだ。でもな」
俺はゼグラスの剣をはじいた後、ゼグラスの両腕を斬り落とし、胸をバッサリ斬ってやった。
「がっ、こ、これほど、とは」
ゼグラスは俺に斬られた後仰向けに倒れ、口から血を吹き出す。
「お前はまぁ強いんだろうな。でも俺よりは弱かった。剣をうちあってよーくわかったよ」
「は、はは。拙者を、弱いと言う、やつが、いるとはな。せ、世界はひ、広いもんでござる、なぁ。拙者も、ここで、おわり、か。もっと敵を、美しく散らせ、たか、った」
ゼグラスはそれだけ言った後そのまま動かなくなり、ゼグラスの周りに急に三本の剣が落ちてきた。あれはゼグラスの固有魔法の中に貯蔵していた剣、か?




