長剣のダンキ
「なぜあの五人を通した?ここで待ち伏せていたんだろう」
ライ様達を先に行かせた後、僕タナンタは敵に聞く。
「確かに邪魔ではあるからな。私はダメな人間でな。これしか取り柄がないのさ。でも私にはこれの楽しみ方しか知らん。ゆえに私は楽しむ方を優先する」
長剣の男はまた僕に長剣を向け攻撃してくる。僕は長剣を上手くそらした後、長剣の男に斬りかかるが男はギリギリまで近づけて僕の剣を避けた。
「ギリギリまでひきつけてよけるなんてすごいじゃないか。お前、名前は?」
「私か?私はつまらんやつだよ。だが聞かれたなら名乗ろうか。私はダンキ。長剣のダンキといえばわかるかな?」
ダンキと名乗った男は僕にいうけど僕はそんなやつ知らない。剣で僕に勝てるのは僕だけ。ライ様にも勝てる自信がある。
「知らないな。僕は剣という武器においては最強だから」
僕はダンキに斬りかかるとダンキも僕の剣をはじき、次に長剣で僕につきかかる。僕はその長剣をダンキのようにギリギリまでひきつけた後に避け、ダンキの胸に斬りかかる。
「せぇぇぇい!」
「ふっ!」
ダンキは避けたふうに見えたけど僕の剣はそんな甘くない。
「避けたつもりだったがまさか斬られているとはな」
ダンキは浅く斬られた胸の部分をなでると自分の血を細い長剣につける。
「私を斬った褒美だ。楽に殺してあげよう」
ダンキは血をつけた長剣を僕にふるい、僕は長剣を避けたが剣につけた血が僕の顔に向けてとんでくる。僕は剣で視界を守るがその一瞬をダンキは見逃さない。
「私を一度視界からはずすと君は、いや私に対する敵はほぼ確実に死ぬのさ」
ダンキは僕に向けて突きをくりだし、僕はなんとかダンキの攻撃を避けようとしたが避けきれず、右肩をかすめる。
「うぐっ!」
「卑怯とか言わないでよ?私にはこれしか才能がないって言ったけどさ君みたいに強いやつに対する術はなんでもみにつけておかないとだからね。まさに技術の応用ってやつさ」
「卑怯だなんて言わないさ。ここは戦場。遊びじゃなく命のとりあいなんだ。でももう君は飽きてきたしそろそろざっくり斬らさせてもらうよ」
僕は剣をかまえ一気にダンキに近づき、剣をふりかぶるとダンキは自分の前に長剣をだし防ごうとしたけど僕は剣を一旦、戻しダンキの片手を斬りおとす。
「ぐっ!まさか、ふりかぶりはフェイントとは。だが片手くらい」
バカだな。お前にも隙さえできればいいんだ。それで僕は終わらせられるから。
僕はダンキの腹部を剣で一閃した




