攻めどき 2
俺が部屋に戻り支度をした後、部屋を出ようとすると部屋の前にはアサコがいた。
「ライ様。攻め込まれる前にこれを」
アサコが俺に剣を渡してくる。剣?めっちゃ綺麗な剣だけどこれをどこで?
「こういう日がいずれくると思い私がミランクに頼み、ある方に剣を作ってもらったのです。この剣は魔法に対応しており、きっとライ様でも扱えるはずです」
俺はアサコに渡された剣を鞘から抜き、剣の輝きを見る。これは、なんとも言えないけど俺は武器作りには精通してないからどれほど良いものかも判断できないけどこれはいい剣だな。
「こんないい剣をありがとう。作ってくれた人にも礼をいっておいてくれ」
「わかりました。ですがそれはライ様が無事に戻ってこられたらにしておきます。私はライ様を信用していますがその剣のせいで生き残れないかもしれないというものがわずかにあるので」
こんないい剣を作ってくれた人に対しは失礼だけどアサコがそう言うならまぁアサコに任せよう。
「それじゃアサコ。屋敷のことは任せたよ。俺が悪をなすためのこの屋敷、壊されないよう頼む」
「もちろんです。ライ様の屋敷を壊そうとする輩は私が速攻で殺しておきます」
アサコが俺にいった後俺はその場から移動し、俺の他にはみんなが揃っていた。
「ラ、ライ様。じ、準備はできましたか」
「準備ができたからきたんだよ。それじゃ行こうか」
タナンタが俺に聞いてきた後、俺はタナンタ、ガズル、ナヤン、サジキとシウテイを連れてマクス村にある屋敷から出た。
俺たち五人はまずコウヂ村の前のサムル村に向かう。
「敵は俺たちが攻め込むことは予想してるかもだがこれほど戦力がととのっているとも大盗賊バルストリア達は思ってないだろう。だからそこをつくぞ」
俺は五人に言うと五人 人は首を縦にふった。俺たちは数時間歩き、目的地のサムル村の前に着くとそこには一人の男が立っていた。
「ふむ。ようやく来たか。待ち伏せというのは本当に暇だな」
男の見た目は長い黒髪をゴムで縛っており背中に細長い長剣を装備していた。
黒髪の長い男は細長い長剣を俺たちに向け攻撃してきた。
「挨拶がわりだ。この程度で死んでくれるなよ!」
細長い長剣の男の攻撃をタナンタは剣で受けとめる。
「領主様。こいつは僕に任せて他の奴らと先に進んでください」
「......わかった。タナンタ。必ず生き残れ」
「誰にものを言ってるんです。早く行け。でないと邪魔になるぞ」
タナンタは俺に言った後、俺たち四人は先にサムル村へと入った。




