バルストリアの配下
「ギルス。今回がラストチャンスだ。あんな簡単なこともできないお前をあっしの直属の配下にしておくわけにはいかんからな」
バルストリアは言うと四人のうちの片腕をなくした男が
「クソわかってるよ。四年前みたいにクソしくじったりはしないさ」
「しくじってもいいけどあっしはもうお前さんを生かしたりはしないよ?だから逃げるとしてもあっしの前に現れないこった」
バルストリアは片腕を斬られている男、ギルスに言った後最後の一人、白髪ロングヘアーの男が
「拙者もう醜いものはきりとうないでござる。だから拙者の前にも二度と現れないで欲しいでござる。しくじった時にはな」
「わかってるよゼグラス。この片腕を斬られてから俺もお前がクソ嫌いだからよ」
ギルスは白髪の男、ゼグラスに言った後バルストリアは
「あっしらの今盗んでいる村はコウヂ村とサムル村。二つも管理が面倒だからあっしはこの村二つを統合する。新しい村の名はサコム村だ」
バルストリアが四人に言うとナガルが軽く笑い
「村の統合はいいけど村の名前は美しくないね。しかも詐欺をしている村みたいじゃないか」
「かまわねぇじゃねぇか。あっしらは盗賊。それにあっしは盗賊のさらに上の大盗賊でさぁ。だからサコム村にコウヂ村とサムル村の名前はこれからサコム村で行く」
バルストリアはナガルに言った後改めて四人に言うと
「別に村の名前なんて気にしない。我に逆らうやつは等しく星になるだけだから」
「俺もクソ気にしねぇ。村の名前如きでな」
「拙者も気にしないでござるよ。拙者は美しく強きものをきりふせたいだけでござるから」
オルッシュ、ギルス、ゼグラスの三人が行った後、バルストリアは
「流石はあっしの選んだ強者達。お前さんらはお前さんらのやりたいようにやればいい。あっしもやりたいようにやらせてもらうからな」
バルストリアが最後に言った後四人は集まっていた部屋からでてバルストリアだけがその部屋に残っていた。
俺がマクス村をマキス、アイラとまわった次の日、俺が起きるとアサコが起こしにきた。
「おはようございます。ライ様」
「おはようアサコ」
俺はアサコに挨拶をかえした後、ウビアとの関係性を聞く。
「なぁ。ウビアから聞いたんだがアサコはウビアの仲間だったのか?」
「そうです。前にちらっと話したかもしれませんが私は彼の仲間でした。でも彼よりライ様のカリスマ性に惹かれたので彼をうらぎりました」
カリスマ性って。俺まだ七歳だし、アサコが裏切ったころって多分俺が二歳か三歳くらいの時だよな?




