ミランクの連れてきた戦力
「まぁまぁ。サジキ君は自信はなさそうでも強いから。大丈夫だよ」
ミランクの連れてきたもう一人の男は言う。男の特徴は普通な感じだ。普通の体型だし、そこら辺にいるほんとに一般的な騎士みたいな感じだ。
「私も自己紹介しなきゃね。私はシウテイ。シウテイ・ランテイ」
シウテイと名乗った男は俺に向けて手を出す。俺はシウテイの前に手を出すとシウテイの背後から何かを感じる。何だこれ。魔法か?
「シウテイバレてやんのー!」
シウテイの背後から声がしたかと思えば緑色のもやもやした霊的なものがシウテイの背後に現れた。何あれ。幽霊?
「うるさいよ。ナーさん」
「地味で普通が取り柄のシウテイ君の個性といえばこの俺様、ナーさんだからな!」
背後霊?のナーさんが名乗るとシウテイは
「はいはい。そうですね。ナーさんがいてくれて頼りになりますよ」
シウテイは背後にいる霊?に言った後その霊は喜ぶ。
「な、なぁ。それって魔法だよね?もしかしてとりつかれたり」
「ごめんね驚かせて。これは私の固有魔法。霊体ってやつだよ。そしてこの霊の名前はナーさん」
「どもども。シウテイがお世話になります」
霊体のナーさんは頭を下げる。そうだよな。やっぱり魔法じゃないと見えないもんな。霊なんて。
「シウテイの固有魔法、ナーさんは物体に触れたりできるのか?」
「それはまぁ無理だね。でも私の体を貸すことでナーさんは私の体を自在に操ることができる。ちなみにナーさんは強いよ」
そ、そうか。まぁ頼りにはなるってことだな。まぁまぁ癖の強い奴らが多いな。
「妹ちゃん。ごめんな。ほかの妹ちゃんと弟君は他にすることがあって。この三人が精一杯だったよ」
「ミランク。助かりますよ。まだライ様は領主になって数年しか経ってないせいかあまりライ様のもとに人が来ませんからね」
アサコはミランクに言った後、サジキとシウテイもアサコのもとに近づく。
「アサコ。や、役に立たないかも、だけどぼ、僕頑張るよ」
「私も私なりに頑張るさ。ま、頼りにしてくれよ」
「ええ。二人とも頼りにしています。シウテイ、サジキ」
アサコは二人に言った後ミランクはアサコに
「それで妹ちゃん。戦力が欲しいって言ってたのはやっぱり」
「はい。そろそろこちらから攻め込んだほうがいいと思いまして。ミランク。そこら辺の情報もぬかりありませんね?」
アサコがミランクに言った後、ミランクは親指をたて
「もちろんのろんさんさ。情報は仕入れてあるよ。情報屋だからね!」




