マリステリア・リアス
「愚弄などしていない。ただバルストリアの配下はかなりの強者だ。アサコや領主様、お前レベルなら倒せるとは思うがあの騎士二人だと多分無理だろ。せいぜい俺と同じくらいの強さのはず」
マキスはマリステリアに言うがマリステリアはマキスの言葉を無視し、村から出ようとする。
「おい!俺はお前のことを思って」
マキスはマリステリアに近づき言うとマリステリアはマキスの腕を剣で刺す。
「っぐ!」
「私は、私はお前がライ殿の仲間になるから許しているだけで私を止める権利などお前にあたえていない。それに私は悪人の言うことなど聞かん」
「俺はお前にあの時のことは、悪いと思っている。でも諦めることは諦めるしかないんだ。極悪の六人は俺たちがはかれるような奴らじゃない。特に会ったことがある大怪盗バルストリア。あいつはやばい。態度は下からだったが腹ん中では何を考えてるかわからん。だから」
「だから仲間を見捨てろと?お断りです。私は正義の騎士であり、スーサイヤ王国の騎士でもある。だから仲間は助けられるなら助け」
「それは無理な話だよ」
俺たちが屋敷の前で話していると首にスカーフを巻いて口もとを隠し、剣とのこぎりを一本ずつ装備している男が俺たちの前に現れた。
「お前は!私の仲間をどうした!」
「仲間をどうした?ふむ。美しく散らせてあげたが彼らの腕もまた甘美ではなかった。だからのこぎりでばらばらにしてやったよ」
男は笑いながら言うとマリステリアは突っ込んでいき
「ナガル!お前はここで私が殺す!」
「おいおいまちなよ。私も美しい関係を築く君達をズタズタにひきさいてやりたいが雇い主からの伝言を伝えにきただけだから。君らが逃げた後すぐにボスの雇い主が来てね。君らに伝えろと言うんだ」
マリステリアにナガルと呼ばれた男は一度せきばらいした後
「新しい領主。よく聞け。お前が大人しく俺たちのしていることを見逃すならマクス村には襲撃はもうしないでおいてやる。だがもしこちら側に攻めようものなら俺が新しい領主になる。ランドル領のな。殺されたくなければマクス村で静かに暮らしていろ、と言っていたよ」
いかにも悪のセリフだ。みならいたいところだが大人しくランドル領を渡すわけにはいかない。ここはもう俺のための領地なんだ。他人になんてとられてたまるかよ。
「ナガルだったかな。その雇い主とやらに言っておいてくれ。お前らが襲撃したアルドノア村を奪還した後お前らのとこに攻めてやる、ってな」




