鋼鉄のサバン
「そんな鉄の塊で私の攻撃を防ぎきろうなどと無駄なことですよ」
マリステリアがついたサバンの腕は穴だらけになりやがて地面に落ちる。
「がはは!確かにそうだな!だがたかだか腕を一本やられただけ。それだけの話よ!」
サバンは今度はもう片方の腕の剣でマリステリアの攻撃を防ぐがもう片方の腕も少しずつ穴があいていく。
「ぐぅぅ!やるではないか!」
「私はスーサイヤ王国の騎士、閃光のマリステリアと呼ばれていたの。あまりいいたくはないけど。私にはぶんふそうおうな名だし」
「が、はは。これだけ、わしの体と、腕に穴をあけて、おいてよく、いう。だがわしは巨悪五星の一人、鋼鉄のサバンだぞ。そのわし、がただで、やら、れるわ、けには、いかぬ」
サバンはなくなった腕の方をなぜかはると村の近くにある鉄がサバンの片腕になる。
「わしにも固有魔法があってな。磁力だ磁力。わしの体を起点に鉄だけわしの体の一部とすることができ、腕にかえることもできる。こんな風にな!」
サバンは巨大な鉄の腕をつくるとマリステリアの全身を巨大な鉄の腕で殴る。
「せ、先生!」
近くで村の人を避難させていたカリューはサバンの攻撃を受けたマリステリアの方を見て叫ぶ。
「が、はは!存外、たいしたことはない、な。わしの、固有魔法で、倒せる、くらいなら」
サバンが喋っている間にサバンの巨大な手は斬り裂かれ中からマリステリアが出てくると一気にサバンのもとにまで近づいた。
「が、ははは。お前のような、強いやつに、やられるなら、ほん、もう」
「もういいわ。悪は滅びなさい」
サバンの首を突くと突かれた瞬間、サバンの体から力が抜けた。
「先生。やられたと思いました」
「正義の騎士である私が悪人に負けるなどあってはならないんだよ。卑怯な手を使われたとか以外ではね」
マリステリアはカリューに言うとマリステリア達といた騎士三人、そしてアズムルがマリステリアのもとにまで近づくとマリステリア達に拍手をしながら近づいてくる一人の男がいた。
「いやはや美しい。私は美しいものにはめがなくてね。君たちの友情美しすぎて」
男はゆっくりマリステリア達に近づくと一人の騎士が男の前に立つ。
「貴様!それ以上は近づくな」
「待ちなさい!不用意に近づいては」
マリステリアが騎士に叫んだ瞬間、男は騎士に一気に近づき片腕を斬り落とす。
「ぐぁぁぁぁ!」
「いい!実にいい!先程まで美しいことをしていたやつの腕を斬り、とることはとても素晴らしいよ!」




