カリュー・ハジメ
カリューの攻撃速度はさっきより上がっているし、威力も上がってる。でもまだだな。まだまだ全然いける。
俺はカリューの攻撃をよみきり、最初は受けとめていたが隙を狙い、カリューの攻撃を避けた後横腹に木刀を軽くあてる。
「!?」
「どうかな?俺の勝ちでいいかな?」
俺はカリューに言うとカリューは剣をおろし
「参りました。私じゃあなたには勝てません。ライさんはかなりお強いですね。私も自分の身の程を知れて良い機会になりました。ありがとうございます」
カリューは頭を下げると俺もカリューに頭を下げる。俺も今回の試合はいい機会だった。多分だけどカリューもまぁまぁやると思う。でもアサコの稽古に比べると本当にそこまで?って感じの実力だった。
「ライ殿は領主だけでなく騎士としてもお強いんですか。流石です」
マリステリアは拍手しながら俺に言う。俺は別に騎士じゃない。剣士?と言った方がいいかなどちらかと言えば。
「私のもう一人の弟子ももう少しやる気を出してくれれば」
「仕方ないですよ先生。アズムルは確かに本気でやれば私をおいこせると思いますが本人曰く、やる気を出したところで、といいますから」
カリューが言った後、俺たちのいる庭に頭をかきながらぼさぼさ髪の白い鎧を着た男が現れた。
「カリュー。師匠。試合とやらは終わった?ならはやく」
髪がボサボサの男は俺を見た後、男は俺に向かって剣を向ける。
「やめなさいアズムル。あなたには屋敷の入り口で他の三人と待機を命じたはずですが?」
マリステリアは髪がボサボサが特徴的な男、アズムルに言うとアズムルは剣をおさめる。
「いやー。すいません。自分も少し試したくなりまして」
「カリューが負けたんだからあなたでも勝てませんよ。いつもはやる気がないくせに急にやる気を出すのはやめなさい。今みたいにできるなら私達との修行の時にそのやる気を出しなさい」
マリステリアはアズムルに言った後俺の前にきて頭を下げる。
「申し訳ないライ殿。教育がきいておらず」
マリアステルは頭を下げてるけどアズムルはなんでか俺を睨んでる。それになんだろ。向けられたことわかんねぇから明確には言えないけど殺気的なものを感じる。
「アズムル!お前も謝りなさい!」
「へいへい。申し訳ありませんでした。これでいいかい?師匠」
アズムルはマリアステルに言った後、マリアステルはアズムルの頭を叩き、カリューはひたすら俺に謝っていた。




