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ファム家の今後

 二つの村の顔役が殺した方がいいくらいってやばすぎでしょ。よくそんなんで領主できたな父さん。


「前の領主はあの二人から大金を貰ってみのがしていてもらったんだ。領主も頭がおかしいのか散財した挙句借金もしていたな。あの二人に」


 母さんと父さん。やばすぎだよ。予想外だよ。自分の両親がそんなんだったなんて。


「新しい領主様の下につくことに異論はないよ。なんせ俺も後少しできりすてられそうだったしな」

「あなたほどの商人でもきりすてられるんですか?驚きですよ」


 アサコはマキスに言うとマキスはため息をつく。


「あいつらにとって商人なんて替えがいくらでも聞くのさ。後従わない商人なんていらないってことだよ。あの二人に従いながらどうにかのがれるすべを探していたけどどうやら先にバレたみたいでな。大盗賊バルストリアまでよこしてきたからな」


 大盗賊バルストリア。アルドノア村でもアサコが名前を出していたな。そんなすごいやつなのか?


「大盗賊バルストリアは極悪の六人の一人と言われています。極悪の六人にはそれぞれ肩書きがあり、大盗賊、大創造、大薬学、大戦姫、大極道、大獣人といます」


 全部に大ってついてるのかよ。それはすごい悪人どもなんだな。俺も悪人になるためには見習わないと?ダメだな。


「極悪の六人に関わるとろくな死に方をしねぇし選べねぇ。なのにあの二人は大盗賊と契約を結びやがった。俺も一度、いや奴隷を売りに来る時なんどか喋ったか。あいつはただ商品として持ってくるものに対しては必ず自分で連れてくる。あいつは大盗賊らしいから他にも賊を従えてるらしいがそいつらには後始末しかさせないらしい」


 マキスは俺達にいった後アサコが


「今は大盗賊の具体的な話はいいでしょう。要注意ということで」

「そうだな。俺もまだ死にたくはねぇしな。それで俺は何をすればいいんだ?」

「あなたには商人としての才をフルに活用していただきます。私達はしばらく力を蓄えるのです。そうですね。ライ様が10歳になる頃にまた動き出しましょう。それまでにあなたがファム家の財政難を救うんです」


 アサコはマキスに命じるとマキスは頭をかきながら


「しゃーねぇか。どうせここにいることしかできなさそうだし。ま、生きられるなら文句はいわねぇさ。アサコがいるなら安心だろうしよ」


 マキスはアサコに言った後にアサコは領主の部屋にある金銭面的な書類を渡す。


「......なぁ?これまじか?借金やばいんだけど?たてなおせないレベルくらいだぞ」


 うちそんなやばいのか。父さんと母さんもやってくれたな。

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