表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

2話 妹ができた

無名だから仕方がないとはいえ、代表作より先にポイントが入っている事実。時間が有り余っている方がいたら、代表作も読んでみてください。

2話 妹ができた

娘ができてしまった私。それと前のパラレルワールドの件を調べるために、氷聖の国王図書館にいった。

コンコンコン「すみません、ヘルス国王。国王の図書室を借りてもよいでしょうか?」

「ああ、ルナ君。どうぞ、使っていきなさい」

「ありがとうございます」

ちなみに娘2人も連れてきている。中に入るともう既に人がいた。が、とりたい本に手が届いていないようだった。それを私は取ってあげた。

「はい、これが欲しかったんでしょ」

「ありがとうございます!」

とはいったものの私はその少女を見たことがなかったメナーよりは背が高いがそれでも12~3歳程度な気がする。ソリットと同じぐらいかな。...そうだ!困ったらパラレルワールドからソリットを呼び出せばいいんだ!

ソリットにこの娘たちのこととか、前に教えてもらった予知の魔法についても聞きたいな。

そうと決まればその本を探した。所々読めなかったが呪文の部分は大丈夫そうだった。

「よし!じゃあ呼んでみるか!」

「母さん、召喚の本持ってるけど何を呼び出すの?」

ゼールは興味津々だった。

「ママのお友だちだよ、ちょっと待っててね。ムノタヲノ クリョジニ レワヨノモ ルスイア!」

呪文を唱えたら目の前が眩しくなった。そして...

「ん?ここどこだろう...あ!ルナ、もしかして呼び出したの?」

「うん、ソリットにいくつか聞きたいことがあってね」

そういうとソリットは少し黙ったあとにこんなことを言ってきた。

「ルナってもしかして結婚してるの?」

「いやいやいやいや、違うからね!この娘2人は一応私が生んだんだけど精霊だからね!」

そういうとソリットはじっと娘たちを見てなにか納得したようだった。

「それで私たちの予知をして欲しいの。」

「なるほどね、わかった。僕もほぼ使って無いけど、大まかな感じは伝えるね」

「うん!よろしく!」

ついでに娘2人にも魔法で見てもらった。

「ルナやその娘さんたちで言うとこれからいっぱい仲間が増えると思う」

「仲間が増える?」

「そう、例えばそこのお嬢さん、あなたちょっとわけありじゃない?」

そういうと今までずっと黙ってた少女が驚いた表情をした。

「...はい、そうです。私は新しいスキルが見つかって他の怪しい政治家などに悪用されないために国王に引き取ってもらいました。」

国王、思ったより優しいな。その後ソリットが妙なことを言った。

「ん?なんだこれ新しい世界?もしかしてパラレルワールドが増えるのか?」

「まじで?これ以上増えるのか...」

だがまあ有益な情報は手に入った。その後、ソリットは戻り国王に少女のことをいった。

「ふ~む。隠しきるつもりだったが、ばれてしまったか。ならばどうだ、妹としてそやつを引き取ってはくれないか?」

まさかのソリットの予言的中!

「え?!それって他国に連れていくってことですよ?!大丈夫なんですか?」

「私からも実はもともとルナ君に引き取ってくれないかと炎日国王に頼んでいたのだ」

「なら...わかりました」

その後は私の家でかくまうことにしました。



家で質問をいろいろして少女の名前やステータスを聞いた

クルス(15)

レベル:32

スキル:ドラゴンズコメット(10)

体力:198

攻撃力:402

防御力:365

スピード:486

知力:324

私的な分析の性格は活発だけど清楚感を持ち合わせているまさに高貴なお嬢様って感じだ。ていうかスピードと攻撃力高すぎだろ...。だが私から見て妹、メナーとゼールから見てお姉ちゃんというかなり言い感じの年齢になっている。その証拠に娘2人はクルスと遊んでいてまさに姉妹という感じがした。

その日の夜もう1個ベットを買って娘2人は先にベット1つので仲良く寝ていた。

「メナーちゃんとゼールちゃんの寝顔とてもかわいいすでね」

「やっぱりそうだよね、そう思うよね!」

その時少しクルスの顔が暗くなった感じがした。

「どうしたの?何かあった?」

私はあえて聞いてみた。

「いや、その...私ずっと国王の城で過ごして来ました。物心ついた頃からずっとそうで、不満はなかったんですけど...そのあんまり甘えてるときがなかったというかなんと言うか...」

「つまり?どういうこと?」

自分の意見を言うのが苦手そうなので言えるようにするためにさせるために、少しだけほんの少しだけ圧をかける。

「ルナさん、いやお姉ちゃん。その...一緒の布団で寝ていい?」

「はい、良くできました。」

私はクルスの頭を撫でた。あ~もうなんてかわいい娘と妹なの!!

一緒の布団に入ったあとはクルスを抱いた。そうするとクルスは安心したような顔になり、すぐに寝た。その後は私もすぐに寝た。

3話 終了




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ