ももかぐやひめたろう百合
ももかぐやひめたろう
むかしむかしあるところ
おじいさんとおばあさんが
鬼に拉致られました。
そして誰もいなくなりましたとさ。
めでたし。めでたし。
〜〜〜〜〜〜〜〜
そこに月からやって来た
筋骨隆々かぐやひめ
姫「なんだぁ、この村は?」
家はボロボロ
牛は血だらけ
畑の作物は雑に荒らされていて
遠くを見ると
鬼が村人に焼き土下座を強制していて
鬼「ヒャッハー。娘の命がどうなってもいいのかぁ?」シャキン
娘「えーん、えーん」
父「やめてくれー」プルプル
と、村人がジュウジュウ焼ける匂いが漂っています。
かぐや姫は怒りで筋肉を膨張させて
姫「ぬぅぅぅぅぅぅん!」
テーレッテー
鬼へ百烈拳
姫「あたたたたー」
鬼「ぐべっ」
鬼「べぶっ」
鬼「ひでぶ」
ボカァァァァァン
姫「おまえはもうしんでいる」
すると村人が仲間になりたそうに起き上がってきた。
村人「ワンワン。ボクは犬になるワン」U^ェ^U
姫「勝手にしろ」
犬「ワンワン、ワンワン、ワンワンワーン!」U^ェ^U
こうしてかぐや姫は2人パーティーになりましたとさ。
めでたし めでたし
〜〜〜〜〜〜〜〜
姫「この世界には飽きた」
犬「わふ?」
かぐやひめは、ぶっとい指を虚空にぶっ刺して、次元の裂け目をこじ開けました。
犬「え、え、何、どうゆうこと?」
姫「行くぞ」
犬「あ、待って、じゃなくて、ワンワン」
こうしてかぐや姫は鬼退治を放棄して異世界に行きましたとさ。
めでたし。めでたし。
〜〜〜〜〜〜〜〜
姫「宇宙だ」
かぐや姫はある日突然、宇宙から真っ逆さまに地球に墜落しました。
ピンクの着物をヒラヒラさせて大気圏突入したのですが、犬があまりに貧弱すぎて焼け焦げてしまいました。
仕方がないので不死鳥の谷へ向かい、犬を蘇生させることにしました。
姫「聖なる灰を分けて頂きたい。仲間を助けたいのだ」
鳥「生憎、灰を切らしてしまいまして」
姫「そうか……」
鳥「不死鳥が死を恐れて皆、家に引きこもっているのです」
姫「なに、不死鳥なのに死を恐れているのか?」
鳥「さよう。復活には痛みを伴います」
姫「そうか……」
姫は鳥の巣をうろうろしました。
そして1匹、崖から飛び降り続ける鳥を発見しました。
鳥「タイタニィィィック」
ぽひょ
鳥はポヨポヨしてて死ねません
姫「貴様そんなに死にたいか」
鳥「ボクは銭湯民族みたいに死の淵から復活したいんだ」
姫「いいだろう」
がッッッ
姫は鳥を鷲掴みにして、大気圏の上までジョギングし、そして鳥を時速100000km豪速球で大気圏にぶつけました
鳥「」ジュッ
鳥は灰になった後、即座に復活しました。
灰を1ミリグラム回収できました。
鳥「すごい。もう一回!」
姫「よし!」
姫と鳥は今のを1000回繰り返しました。
鳥は筋肉モリモリのプリンセスに成長しました。
鳥「ありがとう姫ー」ギュッ
姫「たやすいことだ」ナデナデ
鳥「えへへへへー❤︎」スリスリ
姫「ふッ……❤︎」ヨシヨシ
こうして姫と鳥は宇宙へ旅立ちましっとさ。
めでたし。めでたし。