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リメイク前昔話

作者: 小麦粉粉塵爆発同好会

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

むか~しむかしのことでした。

あるところにおじいさんとおばあさんがおりました。

おじいさんは山へ芝刈りという嘘をつき、街へキャバクラへ。

おばあさんは川へ洗濯と謳い、街へパチンコへ行きました。

そんなある日、おじいさんがキャバクラでついた女性の匂いを川へ落としに行きました。

すると、どんぶらこ~どんぶらこと、大きな大きなモモが流れてきました。

おじいさんは急いでスマホを出し、「大きなモモ、流れてきたww」という動画をyoutubeやTikTok,

Instagram,Twitterなどに挙げたところ、大バズリ。おばあさんは、「食べてみた動画もあげよう!」と言い出しました。ですが、ふと、おじいさんがyoutubeのコメントを見ると「そのもも欲しい!」や、

「そんな桃を一回見てみたい!」などのコメントが寄せられ、おじいさんはヤフオクに大きなモモを出品することにしました。

すると次の日、モモは超高額で売れ、おじいさん、おばあさんの財布は潤いました。

おじいさん、おばあさんはそのお金で養子を一人家に迎えました。そして、養子を、「桃太郎」と名付けました。家族が一人増えるだけで、あっという間におじいさんとおばあさんの財布は干からびてきました。おじいさんたちは、桃太郎がいなければいいのに。そう考えました。そこで、近年悪さをしている極悪非道の集団「オニオニ」に目を付け、桃太郎をそのオニオニの本拠地へ向かわせ、桃太郎を帰らぬ人にしてしまえばいいではないか。そう考えました。そして、桃太郎に鬼退治に行くよう促し、キビ団子を持たせ、オニオニの本拠地、鬼ヶ島へと旅立たせました。おじいさん、おばあさんはいつもの生活に戻り、また遊び惚けました。一か月ほどたったある日。桃太郎が金銀財宝、熊、狼、イノシシをつれてもどってきました。桃太郎は、鬼ヶ島へ行く最中、お腹を空かした熊、狼、イノシシを見て、かわいそうに思い、キビ団子を分けてあげたそうで、その代わり、三匹は服従を誓い、鬼ヶ島へともに行ったらしく、オニオニを壊滅さしてしまいました。おじいさんとおばあさんは最初、慌てていましたが、よく考えたら金銀財宝を持ち帰ってきてくれたのだから、得だと気付きました。おじいさんとおばあさんは毎晩三匹と桃太郎が寝静まった後、財宝をもって質屋に行き、お金に変えました。そしてあるひ、ついに桃太郎は財宝が減っていることに気づきました。おじいさんとおばあさんが優しいと思っている桃太郎は、おじいさんとおばあさんに相談しては、手を煩わしてしまう。そう考え、熊に夜、起きておいてもらい、犯人を突き止めようとしました。その夜も、おじいさんとおばあさんは財宝が置いてある倉庫にいき、財宝をもっていこうとすると、倉庫の前に大きな熊が立っているではありませんか。おじいさんとおばあさんはいそいで肉と銃を持ってきて、肉で熊を移動させ、熊を撃ち殺してしまいました。その音に気付いた桃太郎は、急いで倉庫に向かうと、銃を片手に財宝をあさるおじいさんとおばあさんを見てしまいました。桃太郎は一瞬でおじいさんとおばあさんが犯人だと見抜き、佩刀で斬ってしまおうとしました。ですが、ここまで育ててくれた(一瞬だけど)おじいさんとおばあさんを殺すのは気が引け、「何をしてるの?」と声を掛けました。すると、おじいさんとおばあさんは自分たちが財宝をあさっているところがばれ、殺されると思ったのか、桃太郎に向けて銃を撃ちました。そうして、桃太郎は帰らぬ人となってしまいました。財宝のほんの一部を桃太郎の葬儀代にし、残りはまた、私利私欲に使いましたとさ。


 おしまい。

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

えっさーほーらどっこいせー

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