人物紹介と用語その4
《こちらの世界の地上の人々》
山内信一郎/シンイチロウ=ヤマウチ
46歳(ただし、見た目は29歳)
メスリル伯爵家の侍従、実は異世界転移してきた中年男。元は議員をしていた。
運は良かった筈なのにことごとく不運な眼に遭う。そして、今回ついに人殺しをしてしまう。
エレノア=アリス=チェリー=ラ=メスリル伯爵令嬢
21歳。
シンイチロウを助けた恩人。理解能力は高い方。今回は、伯爵とケンカした為にクロハの旅行についていき、シンイチロウを巻き込んだ。
クロハ
マナセイン伯爵令嬢。旅行についていく事を望んで城に父親のマナセイン伯爵と共に行く。関西弁らしき喋りをする。兄にリチャード、姉にマーズがいる。
クロード=エルリ=チェリー=ル=マナセイン伯爵
クロハの父親。マナセイン伯爵領が嫌いで、帰りたくなかったが領主代行のアルトの手紙を受けて帰ることを決断した。
オリン=ベアード=ミニスター
ゲームに登場するダンディー執事なのだが、現在はマナセイン伯爵家使用人。シンイチロウの秘書後藤倫太郎とそっくり。
ゴンザレス
マナセイン伯爵家の女性使用人。
シンイチロウ探しを決めたエレノアの護衛として、付き合う事となる。
アルト=グラティエ=ル=マナセイン
クロードの従兄弟で領主代行の男性。小柄で頼りない体格だが、元軍人である。病気がちで年齢的な事もあるのでクロードに助けを求めた。
彼は伯爵家直系男子ではないので、“チェリー”の称号は名前についていない。
トール=ドレリアン
外務省の役人。暴動制圧のためにマナセイン伯爵領に出向いた、そして後処理の為に3ヶ月ほど掛かるので胃が荒れそうだと言っていた。
カマセ=イヌ=オシエ=ル=アクヤク
ウェストカル教司教。ゲームの最初の方のイベントに登場する黒幕なのだが、実情はゲームとかなり離れている。“光輝く奇跡”の“守る者の長”を務めている。
ゲームでは、金の為に領民を扇動した“王の集い”に繋がる重要人物なのだが、どうやら神の復活を望んでいるようで………。
オシエとは司教に与えられる称号である。
少年
名前は不明。“光輝く奇跡”の教祖でもある。女神の愛妾と呼ばれる超能力を使えるレアな人間。レアであるが為に自由を制限されていた。使える超能力は未来予知。
銀髪に極彩色の眼を持っている。
信者達
洗脳されていた。だが、体験入信者と一般信者の間で洗脳の度合いに差があり、前者は暴動に消極的であった。
《元の世界》
後藤倫太郎
山内信一郎の秘書で彼との付き合いは長い。信一郎をここぞという所だけは外さないミラクル人間と評する。主に信一郎のせいで苦労人なようだが、彼には運だけでなく本質を見抜く力がまだ芽吹いていないだけだとフォローもしている。
山内真理
信一郎の娘。後藤からは“あれ”からどうして彼女が生まれたのかと評されている。後藤に信一郎が戻って来なかったら立候補したらと言う。
後藤の大叔父
後藤の話の中に登場。昔、冬神神社でイタズラをしていたのでアマテラスの怒りに触れて神隠しにあった。多分死亡している。
《天上世界》
ミラーナ
こちらの世界の管理者。緑髪の少年の姿をしている、アマテラスの襲撃後の復旧処理で忙しいようでアマテラスの侵入を許してしまう。その事で注意するようにとシンイチロウに忠告した。
ヘンドリック=オンリバーン
ミラーナの眷属。元人間でマルチウス帝国のはるか東のレミゼ王国の貴族をしていた。式神ミツキの呪いで人間姿となっていたのだが、マツキとの戦いで棚からぼた餅状態で生前の姿を取り戻した。だが、まだ魔法に使用制限がかかっており、天上世界にも帰ることは出来ない。
オティアス
ミラーナの友人の管理者。青髪の少年の姿をしている。ミラーナが四半世紀前とは正反対の動きをしている事を心配している。
アマテラス
日本などを治める管理者。シンイチロウを異世界転移させた張本人。今回初めてシンイチロウと対面した。
オティアスによれば、シンイチロウに厄介な呪いをかけたようで………。
マツキ
式神。式神ミツキの姉にあたるらしい。
天上世界の混乱に乗じて地上に潜り込んでいた、大和撫子のような姿の女。
《用語》
マルチウス帝国
メドベージャ大陸の西端に位置している帝国で首都はランディマーク。モデルはヴィクトリア調期のイギリス。大陸暦という太陽暦に似た暦が使われている。余所者に厳しい風潮があるが、小国が併合され続けて今の大帝国が出来たのだという。国教はウェストカル教。だが、土着宗教の神を聖霊として信仰するのは許されている。
“光輝く奇跡”
マナセイン伯爵領に存在するルミナリア正教の残党によって結成された教団。体験入信者を“未成人”、一般信者を“守る者”“戦う者”“癒す者”、幹部を“長”などと階級分けがされている。
ルミナリア正教
北のナクガア王国の国教。
魔法分子
魔法を使うためのエネルギー源で酸素のように人間に必要不可欠なもの。
1つ目は人の強い想いに反応してそこに蓄積するという性質とあまりにその想いが歪んでいると魔法分子そのものの組成が変わって黒魔法など良くない魔法のエネルギー源“黒魔法分子”に変わってしまう性質を持つ。
異世界転移者を蝕む瘴気はこれの仲間らしい。
管理世界の人間が魔法を使えなくなった訳
大昔はどの世界でも魔法を使うことは可能だったが、段々と神に届こうという野心を持つような脅威的存在となった為、神の話し合いで人間がこのまま強くなろうとするなら魔法自体使えないようにする、引き下がったなら魔法を神に近づこうと野心を抱かない範囲内で使えるようにした。この世界や日本などは、引き下がらなかった人間達の世界だという。
その結果、魔法を使えないように退化していった。
女神の愛妾
古代ローマ帝国をモデルとした大帝国の皇族の末裔のうち、超能力を使える人間のこと。普通の人間なら10前後から30近くほどの魔力だが、彼らは100以上の数値である。




