【番外編】親愛なる隣人たちへ【後で消すかもしんない】
おちこんだりもしたけれど
「緊急特別企画!!」
「うわびっくりした」
「悠長なことを言っている場合ではない! 何が起きているんだよォ」
「ちょっと、ちょっと待って遥サン。セリフだけでは何が何だか分からんくなる」
「うむ。もっともだ。【形式変換】!!」
遥 「これでいいだろう」
翼 「嘘だろおい」
遥 「禁じ手だが仕方あるまい」
翼 「なして」
遥 「君がちーーーーーっとも更新しないのが悪い! 今頃ネットの向こうの皆々様もボクたちのことを忘れてしまったのに違いないのだメソメソメソメソ」
翼 「それなんだがなぁ……」
光 「貴方達、何をしているの?」
高志「っわ、なんだここ」
遥 「副会長貴様! お主だけ名前が二文字だから綺麗に収まらんではないか!!」
高志「無茶言うな。なんだこのテキストボックスは」
遥 「翼くんが本編をちっとも更新しないから、本来書けない私が先導して飛び出してきたのだよ。おかげで体裁も何もあったもんじゃない」
高志「無理スンナ」
光 「それで、件の翼は何か言いたげだけれど」
翼 「その」
遥 「なんだい? スランプってやつかい??」
光 「人の話を遮らないの」
翼 「スランプとかではない。そも、俺は目の前で起こっていることを書き起こしているだけだからスランプってのはありえない」
遥 「じゃあなんだって」
翼 「更新者との通信状態が良くない」
遥 「投稿者のキタニシジウとか言う人だな。具合でも悪いのか?」
翼 「本人はいたって健康らしい。でも向こうの、世界……がヤバいらしくて……」
遥 「具体的には?」
翼 「未知の感染症が流行ってて、外出やイベントの制限がされている」
遥 「にわかに信じがたい話ね……」
翼 「マジらしいぞ。世界規模のパンデミックだそうだ」
高志「むしろよく無事だな」
翼 「出かけてないらしい」
光 「可能なのねそれ……」
翼 「マジで一歩も、ってわけではないけど、遠出もしなければ、仕事も在宅にしてもらって出社してないそうな」
遥 「じゃあ特に困っていないように聞こえるけど」
翼 「落ち着かないことには変わらないらしいぞ。行くつもりがなくても、楽しげなイベントが次々と中止になる話を聞かされてたら、気分はよくならないからな」
光 「施策は?」
翼 「元が風邪ウイルスだから、手洗いうがいマスクが有効。あとは、お互いに飛沫が他人にかからないような行動をする。逆に言うとそのくらいしか今のところ対処法が無い」
遥 「地味につらいやつ~」
翼 「そういうことだから、もうちょっと待ってほしいんだと」
高志「安全第一健康優先、だな」
遥 「ネットの向こうの皆々様も、気を付けてほしいのじゃぁ」
翼 「ついでに言伝を預かっている」
高志「なんだ?」
「おうち時間が増えれば、書く時間が増えると思っていた時期が、私にもありました」
一同「やっぱりスランプじゃねえか!!!!!!」
私はげんきです